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なぜ「第三者視点」にこだわるのか?Discover Sony立ち上げに見る、ソニーグループの採用スタンス。

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2022年1月にサイト名称を改め、リニューアルしたソニーグループの情報発信メディアDiscover Sony。学生インターンによる制作チームの発足など「第三者視点」での発信にこだわっていますが、そこには、メディア立ち上げからリニューアルを主導した二人(若林さん・平山さん)の経験者入社者としての思いが込められているとのこと。Discover Sony立ち上げの背景や今後の展望について、お話を伺いました。

若林 雄大
ソニーグループ株式会社 採用グループ
新卒で入社した大手SIerを経て、その後、人材関連サービス等を展開するメガベンチャーに入社。主に対クライアント向けの人事関連のソリューション提供業務・新規ソリューション開発に従事。2020年7月にソニーグループ株式会社に入社。現在は、グループ全体の採用力向上に向けた施策の企画推進と、経験者採用組織のマネジメントを担当。
平山 明
ソニーグループ株式会社 採用グループ
人事コンサルティング会社等を経て、人材関連サービス等を展開するメガベンチャーに入社。主に対クライアント向けの人事関連のソリューション提供業務に従事し、大阪、名古屋、東京の各拠点で数名~数十名規模のマネジメントを経験。その後、スタートアップ企業に入社し、物流SaaS/マッチングプラットフォーム事業の人事責任者として、HR領域を統括した。2021年7月にソニーグループ株式会社に入社。
田中 翔 <インタビュアー/ライター>
人と組織のより良い関係をつくる、コミュニケーションデザイナー。主な専門領域は「採用」「組織開発」「地域活性」など。2021年12月より社外アドバイザーとして、Discover Sony編集部の活動に関わっている。

入社してはじめてわかったソニーのカルチャー

田中:お二人とも経験者入社ということで、「外から見たソニー」について聞いてみたいのですが。入社前はソニーに対してどんな印象を持っていましたか?
平山:ビジネス領域はエレクトロニクスが中心で、これまで所属していたような会社と比較すると「堅そう」「The・日系大企業で年功序列」なんだろうな…というのが、外から見ていたときのソニーに対する正直な印象でした。
田中:…よく入社しましたね(笑)
平山:私は前々職時代の同僚でもある若林から誘われてソニーに入社したという経緯ですが、若林から会社について聞けたことが大きかったですね。エレクトロニクス以外にも多様なビジネス領域があること、与えられる裁量の大きさや働き方の自由度の高さなど話を聞くなかでソニーに対するイメージが変わっていきました。

田中:若林さんはどうですか?
若林:だいたい平山と同じような印象でしたが、僕の場合は新卒で入ったのがわりと堅めの日系企業で。2社目が平山と一緒に働いていたメガベンチャーだったのですが、1社目と2社目のギャップがあまりにも大きくて。なので、ソニーは両社の中間くらいなのかなという感覚がありました。
田中:実際に入社されてどうでしたか?
若林:裁量の大きさや自由さは2社目と近かったです。入社して2日目に、採用部のマネジメントとディスカッションする機会があったのですが、「ソニーの採用活動は今後どうしていくんですか?」と聞いてみたんですね。そしたら、「ちょっとそこを一緒に考えてほしいんだよね」と期待も込められたボールが返ってきて。それで外から来た視点を取り入れながらミッションをはじめ、取り組む施策も自分でマネジメントに持ち込んでいきましたが、「こんなに自分で考えて決めていいんだ!」という感覚はありました。
平山:入社年次などは関係なく、大きなボールも平気で渡されますし、そこに自分の意思を込めて提案すれば通るし、あとは任せてもらえる。そういったカルチャーがソニーにはあると実感しています。

世間からのイメージが、Discover Sonyの出発点に

田中:では、お二人が感じた入社前後のギャップが、Discover Sonyの編集方針にも繋がっているのでしょうか?
平山:そうですね。ソニーグループでは「自由闊達*」という言葉を大切にしていますが、具体的にどうなのかは、入社前にはなかなかわからないと思うんですよ。私や若林は入社して知ることができたわけですけど、本来は入社前にそれが伝わってほしい。そうすれば、もっと多くの魅力ある方々に興味を持ってもらえるはずなので。
*1946年に起草されたソニーグループの設立趣意書には、会社設立の目的の1つ目に「真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なる理想工場の建設」と記載されている。ソニーグループ(設立趣意書)
田中:ソニーのカルチャーが採用活動において上手く伝えられていないということに、ご自身の転職活動の経験から問題意識を感じたんですね。

若林:このメディアの立ち上げにあたって実施したマーケット調査でも、そうした結果が出ていました。求職者の方がどんな情報を求めているか、ソニーがどう見られているかを明らかにするためのものだったのですが…。
田中:ソニーのカルチャーがあまり伝わっていなかった?
若林:ソニーという「社名(知名度)」と「企業規模」の項目は高い水準だったのですが、それ以外の「働き方」や「社風」のようなものはほぼ伝わっていませんでした。「社名を聞いたことがある大きな会社」としか世間に認知されていないことがわかりました。
田中:それはなんとも残念ですね。
平山:でもこれが社内で問題意識を共有するきっかけになり、Discover Sonyというメディアの方向性が定まった出発地点にはなりました。

Discover SonyのTOPページ。ソニーに関わる様々な「人」を通じてソニーのビジネス、テクノロジー、カルチャーをオープンに、がメディアコンセプト。

伝わりづらい情報を、第三者を通じて発信していく

田中:Discover Sonyの情報発信メディアとしてのこだわりについて教えてください。
平山:メインターゲットとしたのは、まだ就職・転職先としてソニーに興味を持っていない人、ソニーで働くことをイメージできていない人など、いわゆる潜在層です。そうした方々に伝えるべきことは「企業のこと」ではなく「ソニーでの働き方」や「ソニーでのキャリア」です。定性的でフワフワしていて伝わりづらい情報だからこそ、「人」を通じて伝えるということにこだわっています。
田中:まさにお二人が入社して経験されたような、外からは見えづらくて、数字や論理では伝えづらい魅力は人に語ってもらおうということですね。
平山:そうです。そしてそれがどんな「人」なのかというと、人事ではない人。つまりソニーの採用活動にとっての「第三者」です。人事以外のソニー社員や外部の人に語ってもらった方が情報の信頼性が高まります。またなによりも、読み手である求職者にとって必要な情報は、私たちよりも読み手に近い人の方が共感しやすく理解できるはずだと考えました。
田中:なるほど。そうした考えから、学生インターン制作チームが生まれたんですね。
平山:企業が求職者に伝えたい情報だけでなく、読み手が本当に知りたい情報を発信することにこだわりたいと思っています。これは企業側にもメリットがあって、「第三者視点」でソニーという企業を見てもらったときに、これまで自分たちでは気づかなかった魅力を発見することもできると思うんです。もちろんその逆で、これまで魅力だと思って打ち出していた情報が、実はそうでもなかった…ということに気づかされることもありますが。

人の体温が感じられる情報を発信していきたい

田中:学生インターン制作チームのメンバー編成はどのように進められたんですか?
平山:まず「第三者視点」によるできるだけフラットな情報発信を期待したので、ソニー製品の大ファン(マニア)やソニーグループの応募者ではない方がよいかなと思っていました。インターン生の募集には100名を超える個性豊かな方々からの応募があり、書類選考や面接を経て、6名のメンバーが参加することになりました。大学2年生から大学院生まで、年齢や住んでいる地域、学んでいることや経験してきたこともバラバラで、個々人の視点によるユニークな情報発信に大いに期待しています。

田中:Discover Sonyは今後、どんなメディアに育っていってほしいですか?
平山:自分たちがそうだったように、ソニーで働くということをまったくイメージしていなかったような人たちに、興味を持ってもらえるきっかけづくりができるといいですね。Discover Sonyの記事を読んでソニーに興味を持って、そして採用につながったという事例が生まれることが、このメディアとしてのゴールだと思っています。
若林:いい感じにまとめられてしまったので、僕は違った切り口からお話しすると…Discover Sonyを通してソニーという企業の手触り感というか、人の温かさみたいなものも伝えられたらいいのかなと思っています。ソニーって、なんかシュッとしたドライなイメージがあると思うんですよね。でも働いている人たちは必ずしもそんなことはなくて、一人ひとり強くて熱い想いを持って働いているわけで。そうしたソニーの体温みたいなものも、情報とともに届けられるといいですね。

<編集部のDiscover ~インタビューを終えて~ >
「インターン生を集めて、採用オウンドメディアの編集チームをつくる」と聞かされたときは、正直驚きました。広告代理店や制作会社が記事制作を請け負うか、自社の社員とプロのライターが記事をつくっていくことが一般的だからです。インターン生による記事制作の過程ではさまざまな困難がありそうですが、それでも「第三者」の視点を生かしたいという思いの強さを感じましたし、こうした取り組みにチャレンジできることこそがソニーらしいカルチャーなのだろうと感じました。 ソニーの人も気づいていないかもしれないソニーの魅力を発見・発信するメディア、Discover Sonyのこれからがたのしみです。


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