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社員インタビュー

斬新なアイデアを実現してソニーの常識を打ち破り、身近な社会に貢献できます。 ソニーセミコンダクタソリューションズ(株) MIS事業部 MIS設計2部 統括部長 西海 栄一

大学の専攻は通信工学。通信会社に入社し、電子回路設計支援ツールの部署に所属。フィールドエンジニアとして、さまざまな半導体メーカーの顧客を対象に8年ほど、回路設計のコンサルティングに従事。自らも回路設計に携わりたいと思い、2004年にキャリア入社。

ほんのわずかなノイズの影響も出ないよう、回路設計を工夫する。

我々の組織ではモバイル向けイメージセンサーをカメラシステムとして扱うための技術と商品の開発を担っており、私は主にスマートフォン向けイメージセンサーの商品設計を統括しています。イメージセンサーの動作をバケツと水に例えると、数百万個以上並んだバケツ(画素)に水(光)をため、それらのバケツから一滴残らず一秒間に何十回、何百回と取り出すことに似ています。モバイル向けのイメージセンサーはサイズが小さいぶん、バケツも小さくなります。そのため、バケツを空にした後に一滴でも水が残っていると、それがノイズとなって次のコマに影響を及ぼします。その上、スマートフォンでも撮影できるようになったスーパースローを例にあげれば、最大で毎秒約1,000コマの撮影。いかに画素(バケツ)から光(水)をきれいに汲み出し、それを回路で上手に運ぶかが画質に影響します。自分たちが工夫して設計した画素や回路がきれいな画を生み出すのが、イメージセンサー設計の難しくも面白いところです。

こっそり回路を仕込んで、キレイな画を出した。

最近のスマートフォンで撮影した映像は、非常に高画質です。ここから先の画質改善に向けては、極限の技術へのアプローチとなります。キャリア入社される皆さんには私たちが思いつかない斬新なアイデアを実現して、ソニーの常識を打ち破ってほしいと思っています。
私も設計担当だった製品で、新技術の導入に苦労した経験があります。前例のない方法だったために当初、上司を説得することができなかったのです。説明用の資料や試算結果に加え、こっそりと条件に加えた試作品の結果を上司に示すことで、量産品に採用してもらえました。今思えば試されていたような気もします(笑)。このように、反対を押しのけてでも周囲を説得し、チャレンジして成功した技術が当社にはいくつもあります。「アイデアと信念を持ってやり遂げ、結実させる熱意にあふれた技術者」に対して、枠にとらわれない冒険を認めてくれる文化はソニーの魅力のひとつです。

身近なこうしたい、ああしたいを自分たちの手で。

スマートフォンは、常に人の近くにあるモバイルツールです。当社では世界中のユーザーが何をしたいのかをあれこれ考え、メンバーと議論をしながら、イメージセンサーの可能性を広げていくことができます。私自身、子どもが生まれた頃、寝室の薄明かりで寝顔をキレイに撮りたいと、商品の開発に没頭しました。このような思いで開発した商品が世に出て、世界中のユーザーに使ってもらえています。さらに最近ではセンシングに対するニーズも高まっており、新しいフィールドの開拓も推進しています。たとえば今だと大きな装置が必要な測定や診断が、スマートフォンやモバイルガジェットでできてしまう、そんな日も遠くはないかもしれません。
多くの人が想像もしていないような世界を、私たちは自らの手で先駆けて実現し、社会に貢献することができます。それがモバイルイメージセンサーの開発・設計を手がける醍醐味です。

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