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第3回 コロナ禍の新入社員配属、受け入れ第3回 コロナ禍の新入社員配属、受け入れ

コロナ禍で例年とは違った対応が求められた新入社員の入社から、配属、その後のフォローまでの取り組みについて、
新入社員、チューター、人事それぞれに話を聞きました。
Sony’s Purpose & Valuesに共感し挑戦心と成長意欲に満ちた新入社員に、
リモート環境でもすぐに活躍してもらうため、研修や入社式のやり方を模索するだけでなく、
コミュニケーションの取り方などにもリアルとは違った工夫が凝らされています。

  • ソニーでは新卒入社の社員一人ひとりに先輩社員がついて、スムーズな社員生活のスタートや実務習得のサポートを行なっています。
  1. コロナ禍における新入社員配属、受け入れ~(株)ソニー・インタラクティブエンタテインメントでの取り組み~
  2. コロナ 禍での職場の新入社員とチューターの取り組み(ソニーグループ(株) 新入社員とチューターの声)

01コロナ禍における新入社員配属、受け入れ
~(株)ソニー・インタラクティブエンタテインメントでの取り組み~

(株)ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)では、2020年4月より、新入社員もテレワークを開始し、本採用の際には辞令交付式もリモートで実施。入社当初から新入社員がユニークな組織風土に触れる取り組みを実施しています。SIE 総務人事部に2020年の新入社員受け入れについて聞きました。

リモート環境でも、新入社員一人ひとりと、横のつながりを意識した配属、受け入れ

- 今年の新入社員の配属、受け入れにおいて、職場理解や横のつながりを形成するためにどのような取り組みを行ったのでしょうか。

原則テレワーク下で、新入社員が入社初日から出社できない事態はまさに想定外でした。しかし、すぐに頭を切り替え、新入社員には電話などで連絡を取りながら「自己紹介資料」の作成をお願いするとともに、IT部門と連携して業務用PCをそれぞれの自宅に配送。翌週には、「自己紹介大会」をMicrosoft Teamsを使用しリモートで開催しました。SIEらしいフレッシュで個性あふれるユニークな自己紹介は、お互いを知るよい機会となりました。いち早く業務用PCを配送していたので、4月半ばにはリモートで「職場配属」を実現できたことも、早期の職場理解につながりました。
また、集合研修が開催できないため、今年はSIEの各部署の業務説明研修をTeams上で開催。リモートの特性を活かし、2週間にわたって毎日少しずつ、各部署の工夫をこらした講義をじっくりと展開できたことで、例年よりも格段に理解度が高まりました。これは、予想外の「テレワーク効果」でした。

- 今年の新入社員本採用辞令交付式も、リモートで開催したそうですね。

はい。3カ月の試用期間を経て本採用に至った2020年度新入社員向けに、本採用辞令交付式を初めてリモートで行いました。
第一部では、SIE社長のジム・ライアンさんと、副社長の小寺 剛さん、そして取締役の武田和彦さんが、それぞれリモートで祝辞を述べました。ライアンさんはロンドンの自宅からのビデオメッセージで、「素晴らしい会社であり、働きやすい職場環境を備えているSIEに入社し、自分のキャリアを築くという選択をされた。皆さんのSIEでのキャリアが、長く成功に満ちたものであることをお祈りしています。ベストを尽くしてください。この状況が落ち着き、次は東京でお会いできることを楽しみにしています」と述べました。
また、小寺さんからは、前例のないリモートワークで社会人人生を開始した新入社員に対して、「リモート環境でも上司や同僚と積極的にやりとりをして、SIEの社員になったという実感を持ってほしい。また、新入社員の皆さんが持っている新しい柔軟な発想や学業で得た知見を生かして、それぞれの配属先でクリエイティビティを発揮してください」という力強いエールを送りました。
その後、辞令交付もリモートで行いました。
また、第二部では、入社から3カ月を振り返りつつ、今後の成長のために新入社員同士でアドバイスを行うグループワークも実施しました。

- 辞令交付はどのように行われたのですか。

総務人事部部長が進行役となり、新入社員一人ひとりに「2020年7月1日をもって本採用とする」旨の辞令を読み上げました。その後、リモートワークへの労いの言葉や本採用後の心構えについてなど、それぞれの上長から預かったメッセージを代読し、それに関する人事から質問、新入社員の受け答えがありました。

- 新入社員の受け入れがリモートで行われることで、難しかった点や配慮した点、今後の展望を教えてください。

リモートでの研修は一人ひとりの反応が把握しづらく、参加者同士の交流も難しかったです。そのため、研修受講時にはカメラオンのお願いをしたり、小グループでの振り返りの時間を頻繁に設定するなど、さまざまな工夫をしました。ただ、同期との交流を深めるためには、直接のコミュニケーションに勝るものはないとも認識しており、今後、感染状況等を見つつ、同期が直接交流できる機会を設けていきたいと思います。

02コロナ禍での職場の新入社員とチューターの取り組み
(ソニーグループ(株) 新入社員とチューターの声)

今年度ソニーに入社した新入社員は、新型コロナウイルスの感染拡大により、自宅待機を経てテレワークを開始。新入社員および配属先受け入れ側である職場ともに、異例の対応が必要となりました。そのため人材開発部は、新入社員向けのコミュニティサイトを通じて、会長 兼 社長 CEOの吉田さん、専務で人事、総務担当の安部さんからのメッセージ動画を配信し、e-Learningや課題提出を指示するなど、新入社員とのコミュニケーションを頻繁に実施しました。このような状況下で、新入社員とそのチューターはどのように対応したのか、話を聞きました。

<2020年度新入社員>
ソニーグループ(株)
R&DセンターTokyo Laboratory 08 村田 華蓮
<村田さんのチューター>
ソニーグループ(株)
R&DセンターTokyo Laboratory 08 井上 純輝
<2020年度新入社員>
ソニーグループ(株)
サステナビリティ推進部 CSRグループ
加藤 功将
<加藤さんのチューター>
ソニーグループ(株)
サステナビリティ推進部 CSRグループ
飯村 樹里

待機期間が終わるまでに目指すべきゴールイメージを持って過ごした2カ月間

- 新入社員のお二人にお聞きします。4月、5月は自宅で待機されていたかと思いますが、その間どのように過ごしていましたか。

加藤さん(以下、敬称略): 人材開発部より用意された研修と自ら設定したタスクの2つを主に行って、過ごしていました。
人材開発部で用意された研修として、例えば、ソニーの事業化支援アプリである「StartDash」を活用した事業設計や「グロービス学び放題」を活用したビジネススキルの学習、ニューラルネットワーク設計を通じたDeep Learning研修などがありました。それらすべてが、どのようにゴールイメージにつながっているのか明確だったため、モチベーション維持につながりました。
また、自ら設定したタスクとして、リモート英語学習コンテンツの活用や海外にいる友人の協力を得ながら、英語学習も行っていました。さらに、AIを活用した音楽制作や、プレイステーション®4を使用したゲーム実況動画を作成していました。これらは趣味の一環ではありますが、配属先のCSRグループの業務で必要となる、テクノロジーやエンタテインメント関連の知識・ノウハウにもつながると思っています。

4つの学習テーマとゴールイメージに合った6つの課題 学習テーマ、ゴールイメージ、課題 1、ビジネスマナー/コミュニケーション ・ビジネスパーソンとして「相手視点」でのコミュニケーション態度・動作をとれる ・倫理的な思考表現により、考えを分かりやすくつ伝えられる 2、思考/戦略/フレームワーク ・企業経営やマーケティングの基礎知識をもとに、ソニーの企業価値や経営戦略について、自分なりの理解を持つ 3、外部視点/リベラルアーツ ・外部環境を俯瞰しソニーのポジションや社会的責任を認識する ・有識者の知見や教養にふれ、自分にあった学び方を認知する 4、データリテラシー ・これまでの専門領域によらずテクノロジー×ビジネスの当時者意識を持つ ・データドリブン、ファクトベースの意思決定のため基礎スキルを得る 1、課題図書 人材開発部が選んだ11冊 2、ビジネス基礎e-leaning ビジネスパーソンとして必須の基礎知識を学ぶ 3、SSAP※ スマホアプリStartDashで新ビジネス開発を体験 4、Machine/Deep Leaning ソニーエンジニアによるオンラインセミナー(Teams Live/YouTube) 6、レポート(総括)ソニーで何を実現したいか、そのために何から始めたか4つの学習テーマとゴールイメージに合った6つの課題 学習テーマ、ゴールイメージ、課題 1、ビジネスマナー/コミュニケーション ・ビジネスパーソンとして「相手視点」でのコミュニケーション態度・動作をとれる ・倫理的な思考表現により、考えを分かりやすくつ伝えられる 2、思考/戦略/フレームワーク ・企業経営やマーケティングの基礎知識をもとに、ソニーの企業価値や経営戦略について、自分なりの理解を持つ 3、外部視点/リベラルアーツ ・外部環境を俯瞰しソニーのポジションや社会的責任を認識する ・有識者の知見や教養にふれ、自分にあった学び方を認知する 4、データリテラシー ・これまでの専門領域によらずテクノロジー×ビジネスの当時者意識を持つ ・データドリブン、ファクトベースの意思決定のため基礎スキルを得る 1、課題図書 人材開発部が選んだ11冊 2、ビジネス基礎e-leaning ビジネスパーソンとして必須の基礎知識を学ぶ 3、SSAP※ スマホアプリStartDashで新ビジネス開発を体験 4、Machine/Deep Leaning ソニーエンジニアによるオンラインセミナー(Teams Live/YouTube) 6、レポート(総括)ソニーで何を実現したいか、そのために何から始めたか
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  • SSAP(Sony Startup Acceleration Program)
    ソニーが持っている起業のノウハウや開発環境を、新規事業を創りたいと考える全ての人に提供し、新規事業の立ち上げから販売・拡大までをサポートするプログラム(https://sony-startup-acceleration-program.com/)

村田さん(以下、敬称略): 私は、これまでできていなかったことをゆっくり消化する期間にしようと思い、積んであった本を読んだり、映画を見たりしていました。また、コロナ禍で特別に無償提供されているコンテンツも多々あったので、専門外の技術や語学学習にもチャレンジしました。ここまで自由に過ごせる時間があったのは久しぶりでしたが、アイデアや発想の幅が広がって自分を見つめ直すきっかけにもなり、社会人になる前のよい準備期間になったと感じています。

- 自宅待機の期間、どのように感じていたか、教えてください。

村田: 自宅待機が始まった当初は、周りの同期や先輩方の様子が見えないため、さまざまな面において遅れを取っているのではないか?と不安になることも多々ありました。そんな中、私の部署ではチューターの方々が中心となり、部署のメンバーとコミュニケーションを取る機会を定期的に設けてくれました。仕事や部署の雰囲気を垣間見ることで不安が軽減されたと同時に、ソニー社員としての自覚を持つことができ、スムーズにテレワークを開始できたと思います。

加藤: 例年とは異なる形での入社となったため、スタートから出遅れないように何をすべきか、これからどうなるのか、社内のコミュニケーションにハードルはないか、といった不安がありました。しかし、配属先職場や、人事の皆さんが手厚くサポートしてくれました。
人事からは、自宅待機期間の始めに、ソニーで何を実現したいかを考え、そのために目標を設定して行動するようにアドバイスがありました。そのおかげで、就職活動時の志望動機に沿って目標を持ち、行動計画を立てられたため、今すべきことが明確になり不安も減りました。また、所属部署に関するプレスリリースやニュースの内容に関して配属先にメールで質問をした時にも、迅速かつ具体的な回答をいただけて、とてもありがたかったです。

- チューターのお二人にお聞きします。前例のない状況下で、どのようなことを心掛けて新入社員のサポートを行っていましたか。

井上さん: 特に心掛けていたのは、コミュニケーションを"密に"取ることですね。私が昨年入社だったこともあり、1年目の社員にとって、職場の方々との何気ない"密な"コミュニケーションがいかに重要かを、充分に認識していました。
そこで、内容・頻度ともに"密な"コミュニケーションを実現するべく、Teamsを活用して部全体での歓迎会を実施。また、週3回の朝会や、週2回のランチ会など、職場の方々と気軽に交流できる会も企画しました。さらには、同期を中心に、R&Dセンター1年目・2年目社員限定のTeams立ち上げも行いました。そのため、むしろ例年よりも多くの方々と交流できているのではないかと思います。リモートでいかに"密な"会話を生み出すかということは、ニュー・ノーマルの働き方における重要課題の1つだと身をもって感じました。

部内メンバーとのランチMTG
4月から週3回実施しているチューターとの朝会

飯村さん: 今年の新入社員の皆さんは例年とは大きく異なり、入社式がキャンセルとなり、職場配属前の集合研修をリモートで実施するなど、職場配属直後からテレワークで業務を行っています。通常であれば、当たり前のように毎日顔を合わせて、職場のメンバーとの人間関係の構築や職場環境に慣れてもらいますが、今年はそのようにはできません。職場では、リモートの環境下だからこそ、より積極的に新入社員の皆さんとのコミュニケーションを行うよう心掛けており、チューターとの日々のコミュニケーションに加えて、上長や所属長との定例、また職場のチームメンバーと気軽に話せるようリモートで雑談をする時間を設け、日常的な対話を欠かさないようにしています。また、本社コーポレート業務に配属された新入社員のネットワークづくりや、業務への理解を深めていただくことを目的に、チューター同士で協力して、合同で本社コーポレート業務にあたる部署の業務レクを企画し、7月末までに全十数回のレクチャーを実施しました。

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