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ドバイ 川端 慧己 ビジネスマネジメント&ファイナンス Sony Mobile Communications Inc. Middle East and Africa
Business Management&Pricing
 赴任期間:2016年〜現在

現在の仕事を教えてください。

社内ミーティングの合間にチームメンバーと一息

ソニーのスマートフォン XPERIAの中近東・アフリカ地域の販売を統括する拠点にて、Business Managerとして、主に経営企画・管理業務に従事しています。具体的には各マーケットの損益管理・分析、サプライチェーンマネジメント、価格戦略の立案、与信管理を通じたキャッシュフローマネジメントなど中近東・アフリカ地域のビジネスを最適化するために、地域・各国のビジネス責任者の意思決定をサポートする役割を担っています。
一緒に働いているメンバーはヨルダン・レバノンなど中近東系、イギリス・フランスなどのヨーロッパ系、インド・パキスタンなどのアジア系と様々です。オフィスで聞こえる言葉も英語・アラビア語・フランス語・ヒンディー語と多岐にわたり、まさに人種のるつぼで働いていると日々実感しています。

海外赴任をするまでの経緯について教えてください。

入社時から海外赴任を希望していましたが、それよりもソニーの中でできるだけ小さな組織で、ビジネスの全体感を掴みながら働ける場所を志向してキャリアを考えてきた気がします。ソニーモバイルは全体で見れば大企業ですが、ことドバイの拠点に目を向けると全員の顔が見える組織です。赴任前は日本の医療業界向けITサービスの事業立上げに携わり、少ない人数で総力戦で事業に当たっていました。当時は日本の医師・薬剤師の先生方と会話していたのが、いまはアラブ系のお客様と、例えば、クウェートのスマートフォン市場について語る。一見脈略のないキャリアのように思えますが、結果的に自分の担当領域にとどまらず、ビジネスの全体感を捉えながら仕事に取り組むこと、小さな組織の中で自分の責任、影響範囲を広げることの重要性に気付くことができました。

オフの日にオフィスのメンバーと一緒にフットサル

実際に赴任してみてイメージどおりでしたか?ギャップはありましたか?

中学・高校の頃に海外にいたので、生活面の立ち上げはスムーズにいくだろうと高を括っていまいしたが、最初は苦労しました。日本だと当たり前に約束通り対応してもらえることが、海外だとそうはいかないのはドバイに限らずどこでもそうだろうと思います。
例えば、家の契約の際に大家が土壇場になって「やっぱり他に貸すわ。」と言われ、家探しをやり直さないといけなかったり……。こういう環境においては、受身で相手の対応を待っていると結果が伴わないケースが多いので、日本にいたころに比べて、相手にしてほしいことをはっきり主張するようになったと思います。これは仕事にも通ずることで、日本で通用していた「阿吽の呼吸」や「その場の空気感」のような曖昧なものに頼らず、相手に求める対応はしっかり伝える必要があると学ぶことができたのは大きいですね。

海外で仕事をすることのやりがいを教えてください。

やりがいを一番大きく感じられる要素は、何よりも現場の近さだと思います。
海外を含むビジネス全体をプラン・コントロールしようとする際に、東京の本社から見える情報量は非常に限られています。
一方、現地に赴任すると、最前線の営業マンの顧客と接する際の考え方や店頭に立っている販売員からの日々のフィードバックなど、得られる情報の鮮度が高く、正確で、そこから得られるヒントと導き出される結論には説得力があり、日本にいた頃とは決定的な違いがあると感じています。
顧客・消費者の近くだからこそ得られる経験をソニー全体に還元していくことで、ソニーが一層クールな会社になるような一役を担えればと思っています。

プライベートはどのように過ごしていますか?

ドバイでは夏(4-10月)と冬(11-3月)で決定的に過ごし方が変わります。
夏場のドバイはピークで50℃の気温に達するため、この期間はできるだけ機会を見つけて旅行に出かけ、痺れる暑さから文字通り避暑します。
幸いドバイは中近東のハブとして多数の航空便が出ているので、中近東内はもちろんヨーロッパ・アジア・アフリカなどどこでもひとっ飛びです。
冬場は気温20℃程度で湿度も低く、非常に過ごしやすいのでドバイに世界中から最先端のものが集まります。
アート・ファッション・音楽関連のフェスや、未来を見据えた科学技術系のカンファレンスなどなんでもござれです。
年末は毎年大物アーティストが車で1時間離れたアブダビまでカウントダウンライブをしにきます。昨年末はこのライブで年を越しました。

海外で活躍することを目指している学生にメッセージをお願いします。

日本にいたころは、漠然とした閉塞感のようなものを感じていました。相対的に世界経済における日本のプレゼンスが下がっているという側面では事実なのかもしれませんが、海外で現地のスタッフなどと話していると節々に日本に対する尊敬の念を感じる機会があります、文化的にも経済的にも。
そんな中、日本にいる人たちが閉塞感を感じているのは悔しい。この状況を変えて日本をもっと盛り上げたいと感じています。
若い世代の我々がどんどん世界に出て活躍することで、日本人がもっと自信を持てるような状況を創り出せると思います。
ぜひ学生のみなさんにも一緒にチャレンジしてもらいたいです。

Q.1日で使う言語の割合を教えて下さい。
(会話・電話・メール含む)
A. 他の日本人赴任者間との会話以外は、基本すべて英語です。アラビア語はできるにこしたことはないですが、あの文字の読解にチャレンジすることを思うと……難しいですね。笑

Q.赴任する前までに海外で生活していた国と
期間の割合を教えてください。
A. 中学・高校の4年間をアメリカで過ごしました。大学院生のころにも半年間ほどスウェーデンに交換留学しています。

ビジネスマネジメント&ファイナンス

※ 所属は取材当時のものです。

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