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アメリカ 児嶋 環 映像信号処理・コンピュータービジョン Sony Electronics inc. US Research Center 赴任期間:2014年4月~現在

現在の仕事を教えてください。

研究所のメンバーと広大な公園にてBBQ。親睦を深めるひとときです。 研究所のメンバーと広大な公園にて
BBQ。親睦を深めるひとときです。

リサーチエンジニアとしてシリコンバレーに立地する研究所にてコンピュータビジョン・機械学習に関する研究開発を行っています。コア技術開発を行い、日本側からビデオエンコーダやデジタルカメラ、スマートフォン、プレイステーション®等多岐に渡り技術応用が出来るように努めています。
周りには有名なIT企業や大学があり、産学連携を通じた世界最先端技術の導入、独自技術の開発を行っています。私の所属するチームは現在私の上司を含め4人。中国人の他イラン人が在籍しています。他には4つ程グループがありますが、アジア、イラン、ロシア系と多様な人種構成となっており、各グループに日本人赴任者が1人程度所属しています。

海外赴任をするまでの経緯について教えてください。

入社時はソフトウェア設計をしており、初めてのアメリカはオレゴンにある相手先企業の施設でデバッグをするためだったのですが、その頃から一度はアメリカで働きたいと思っていました。2003年頃から研究職へキャリアを移していくとともに、何度か出張で来ることはあったのですが、なかなか赴任の機会はなく、社内の公募留学制度に応募して2009年にスタンフォード大学に1年間滞在させて頂きました。その後、研究を続ける中で自然と赴任の話へとつながりました。

実際に赴任してみてイメージどおりでしたか?ギャップはありましたか?

2009年の留学時に1年間滞在した地域という事もあり、今回の立ちあげは非常に手早く行えました。フロアに日本人の赴任者が数名居ることも非常に助かります。ただ最近シリコンバレー、サンフランシスコの家賃がIT企業の隆盛と共に非常に高騰していて、値ごろな借家を借りるのに大変苦労しました(笑)。職場環境は日本と違ってかなり静かなことに最初は戸惑いました。意思疎通の取り方も非常に細かく、日本的な「空気読む」ではなく明確に確認しながら進めることになります。これはお互いのバックグラウンドが違う人達が集まるからこそ。意思疎通には重要なことなのだと思います。

海外で仕事をすることのやりがいを教えてください。

ヨセミテ国立公園にて。大自然もアメリカの魅力です。 ヨセミテ国立公園にて。大自然もアメ
リカの魅力です。

日本の常識が世界で通じないことも多いため、何度も確認しないと見落としやミスコミュニケーションを生んでしまいますが、日本だけでは見えなかった世界や最先端の技術開発に触れながら研究に専念できます。
逆に日本の方があれこれ細かいことを考え過ぎで前に進みにくい体質になってないか?と思うことも増えてきます。その体質に風穴を開ける事も重要な役割の一つになるのではないでしょうか。特にシリコンバレーのIT企業におけるスピードはすさまじいものがあります。そのスピード感に負けないようにソニーが輝くにはどうすれば良いか、赴任を通じて成し遂げたいですね。

プライベートはどのように過ごしていますか?

ネクターを置いておくと庭によくハチドリがやってきます。 ネクターを置いておくと庭によくハチ
ドリがやってきます。

留学時は0歳児だった子どもが小学校にあがり、前回とはまた違ったアメリカの文化を楽しむことができています。ハロウィンのイベントの飾り付けを手伝ったり、遠足の引率を手伝ったり、ボランティア活動にも多く関わっています。
さほど忙しくなければ19時半頃には帰宅し、家族と食事を取り、その後またリモートで仕事をする事もこちらの文化では当たり前の事で、残業を続けているよりもメリハリが付きます。
赴任者も多いので合同でキャンプに行ったりして遊ぶこともあります。運動不足になりがちなのでよく30km程自転車で走ったりもしていました。

海外で活躍することを目指している学生にメッセージをお願いします。

いくら英語が話せても、バックグラウンドが違う相手とどう共通意識を持ち、課題に向かうかが重要なファクターになると思います。日本からの赴任者は基本的に帰任を前提として働いていますが、現地採用者はアメリカで成功する夢を持って海外からチャレンジして来ている人も非常に多くいます。
また、シリコンバレーは非常に人材競争の激しいところでもあります。その中でどう他社に勝てる技術を生み出せるか、そのためのチームをどう一体化して最大の成果を出せるかが重要だと思います。また、自分の中でコア・コンピタンスになるものをちゃんと確立できるようにして専門性と多様性をバランス良く自己啓発していってください。

Q.1日で使う言語の割合を教えて下さい。
(会話・電話・メール含む)
A. 本社とのやりとりは日本語が多いですが、それ以外は英語です。周りからは中国語もよく聞こえてきます。妻は中国人で子どもの会話に中国語が混ざります。

英語 75% 日本語 20% 中国語 5%

Q.赴任する前までに海外で生活していた国と
期間の割合を教えてください。
A. 小学校6年生から2年間イギリスに、社会人になってからは社内留学制度で1年間アメリカで生活しました。

日本 92% アメリカ 4% イギリス 4%

ソフトウェア・信号/情報処理

※ 所属は取材当時のものです。

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