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ベルギー 鈴木 麗菜 ハードウェア Sony Europe Limited 赴任期間:2015年 12月~現在

現在の仕事を教えてください。

ソニーが参画しているInteruniversity Microelectronics Centre(以下imec)というベルギーの研究機関で研究に従事しています。imecは様々な企業や大学が参画するコンソーシアム型の研究機関で、70カ国以上から研究者が集まっています。私はimecに在籍する研究者や他社からの赴任者、インターンの学生と共に新材料を用いた先端半導体デバイス研究開発を行っています。
また、imecには私以外にもソニーからの赴任者が在籍しており、個々でテーマを持ち開発に取り組んでいます。それぞれ所属部署やバックグラウンドが異なるため、日本では仕事で関わることが少ない人とも様々な技術に関するディスカッションができるなど、この環境ならではの繋がりを活かして日々の研究に取り組んでいます。

海外赴任をするまでの経緯について教えてください。

新卒でソニーに入社後、イメージセンサーの開発に携わっていました。入社3年目で人材育成研修に参加した際に、10年後のキャリアを考える機会があり、それをきっかけに赴任を考え始めました。研修を通して、深い専門性を身に付けることで会社への貢献と自身の成長が期待でき、また入社前から持っていた海外赴任への興味がマッチングしたため、自らimecへの赴任を希望しました。
上司をはじめとする周囲の方々の協力を得ながら赴任時の研究テーマを立案し、役員の前でプレゼンを行い、赴任の承認を得ることが出来ました。周囲のフォローや若手にチャンスをくれる職場風土が後押ししてくれたと思います。

実際に赴任してみてイメージどおりでしたか?ギャップはありましたか?

生活面では、ベルギーの公用語がフランス語・オランダ語であるため、書面関係や標識が読めなかったり、多少なりとも苦労はあります。私は日本にいる時ペーパードライバーだったので、最初は車の運転にも苦労しました。ですが困ったことが起きても周囲に気軽に相談でき、特に日本人赴任者同士がサポートしあっているので、想像以上の苦労はなかったように思います。
業務面では、語学的なハンデによる業務効率の低下や仕事の進め方の難しさのほか、慣習の違いによって想定以上に立ち上げに時間を要すなど、ストレスを感じることもありますが、違いを受け入れながらも、主体的に一歩一歩着実に進めるように心掛けています。ソニーからの赴任者やimecの中で協力してくれる人がいることも助けになっています。

海外で仕事をすることのやりがいを教えてください。

ミーティングの様子。

半導体の技術開発は世界規模で日進月歩に進んでいます。それを実際に肌で感じ、自分のものにできる環境がここにはあります。
私はimecの研究者との協業を通じて自身の研究を世界レベルにまで押し上げ、同時に、担当領域に拘らず技術を積極的に吸収し、将来のソニー製品がつくる世界をデバイス面から変えていきたいと思っています。
そのために技術知識や語学力はもとより、本質的な国際感覚を養うため、imecという多様性のある環境を最大限活用し日々の業務に奮闘しています。

プライベートはどのように過ごしていますか?

ソニーからの赴任者とベルギービール
で乾杯。

元々旅行が好きなこともあり、休暇を利用してベルギー国内やヨーロッパを旅行することが多いです。ベルギーは比較的ヨーロッパ各国へアクセスしやすいので、土日を利用して近隣諸国へ出かけることも可能です。ひとくちにヨーロッパといっても国や地域ごとに文化や趣きが違っているので、様々な場所を訪れるのが楽しみになっています。私は赴任してから1年の間で14カ国を旅行しました。
普段の生活では、職場のカフェテリアの営業時間が限られているため、日本にいる時より自炊の機会が増えました。またベルギーではスポーツジムが多く、私も仕事終わりや週末にジムで身体を動かしています。

海外で活躍することを目指している学生にメッセージをお願いします。

小便小僧と。行くたびに服
装が変わってます。

赴任してから、私が学生時代に書いた論文を読んだことがあるよ、と言ってくれる人が何人かいました。自分が残した研究成果が世界に繋がっていると実感でき、何より学生の時の頑張りが今の環境に活かされていると感じた場面でした。
海外で研究者として活躍したい方にとって、学生のうちに国際学会や論文など形ある成果を残すことは大きな一歩になると思います。具体的な成果目標を立てて、学生生活を楽しみながら頑張ってください。

英語 70% 日本語 30%

Q.1日で使う言語の割合を教えて下さい。
(会話・電話・メール含む)
A. 日本の出向元の部署との電話会議・メール、日本人赴任者同士でのやりとりは日本語。それ以外は英語です。

日本 100%

Q.赴任する前までに海外で生活していた国と
期間の割合を教えてください。
A. 初めての海外生活です。

半導体・デバイス・材料

※ 所属は取材当時のものです。

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