報道資料
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2011年6月21日
ソニー株式会社は、旧大崎西テクノロジーセンター(東京都品川区大崎)跡地に完成した新オフィスビル「ソニーシティ大崎」に、7月より入居を開始します。
「ソニーシティ大崎」には、ソニー株式会社を中心としたグループ社員約5,000名の入居を予定しており、コンスーマープロダクツ&サービスグループ ホームエンタテインメント事業本部、共通ソフトウェアプラットフォーム ソフトウェア設計本部・ソフトウェア設計技術センターの一部、および研究開発プラットフォーム 技術開発本部が7月より順次入居します。テレビ・ビデオ・ホームオーディオ事業を担うホームエンタテインメント事業本部の全部門が一ヶ所に集結することにより、更に連携を強めて、商品力強化に努めます。
また、「ソニーシティ大崎」のビル壁面に採用した「気化冷却外装“バイオスキン”」システムは、水が気化する際に周囲の熱を奪う性質を利用して外部の空気を冷却することで、ビル内部の空調負荷を軽減するとともに、都心のヒートアイランド現象に対して建物自体が効果を発揮する世界初の試みです。加えて、大容量の蓄電池(NAS電池:ナトリウム・硫黄電池)により、夜間に貯めたエネルギーを空調やその他の設備に活用することで、昼間に使用する電力の約1/3を抑制することができます。これらの最先端の設備により、ビルの環境負荷を低減してまいります。
さらに、設計段階から障がいのある社員の意見や特例子会社のソニー・太陽株式会社*1のアドバイスを取り入れ、従来の自社ビルよりも更にユニバーサルデザインを追求し、誰もが働きやすいオフィスを実現しています。
「ソニーシティ大崎」の竣工・入居により、都心におけるソニーグループのオフィスの集約をさらに加速し、ファシリティコストを低減するとともに、より一層の業務効率の向上を実現します。
<新オフィスビルの概要>