報道資料
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2019年4月15日
放課後ワークショップ開催団体の募集や日本財団とのパートナーシップ締結によるプログラム拡充
ソニー株式会社(以下、ソニー)は、教育格差縮小に向けた取り組みとして昨年開始した「感動体験プログラム」の展開を加速します。2019年度は、ワークショップのコンテンツを拡充するとともに、昨年度の3倍以上となる約50カ所でプログラムを実施します。小学校の放課後でのワークショップの開催団体募集に加え、日本財団との新たなパートナーシップのもと、同財団が運営する子どものための「第三の居場所」でのプログラム実施や、子ども食堂、地方・離島の小学校でのプログラム展開の強化など、さらに多くの子どもたちに感動体験を届けていきます。
国内において近年、貧困や家庭環境、地域の違いなどを理由とした子どもの「教育格差」の広がりが社会課題の一つとなっており、基礎学力を身につける学習機会だけでなく、創造性や好奇心を育む体験機会の差も生じています。ソニーは、この社会課題の解決に向けて、2018年9月より「感動体験プログラム」を開始し、NPOなどの外部団体とのパートナーシップのもと、STEAM※1分野に関連したワークショップを実施してきました。2019年度は、さらに多くの子どもたちに多様な感動体験の機会を届けるため、プログラムの実施場所の拡大、コンテンツの拡充、パートナーシップの強化を進めます。
特定非営利活動法人「放課後NPOアフタースクール」と連携して取り組む小学校の放課後でのワークショップの2019年度の開催団体の募集を本日より開始しました(以下参照)。関東・関西の学童保育、放課後子ども教室など、年間25カ所での開催を予定しています。
コンテンツとしては、IoTプログラミングキット「MESH™(メッシュ)」を使ったワークショップ、大型VR空間「Warp Square(ワープスクエア)」※2の映像と音を通して世界を巡り異文化体験するワークショップ、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントのノウハウを活かしたアニメ制作ワークショップやミュージカル体験のほか、ソニー生命保険株式会社が提供するライフプランニング体験も新たに加え、ソニーグループの多様なアセットを活用したワークショップを提供していきます。
ソニーは2019年度から新たに日本財団とパートナーシップを締結し、同財団が子どもの貧困対策の一環として運営する子どものための「第三の居場所※3」において「感動体験プログラム」を実施します。プログラムを通じて、経済的な理由で体験機会が十分ではない子どもたちに感動体験を提供するとともに、ワークショップ実施後の子どもたちの変化などの分析にも取り組んでいきます。
地域の子どもたちのサポート拠点として広がっている子ども食堂においては、2019年度は「感動体験プログラム」の開催場所を増やし、「MESH™」を使ったプログラミング体験ワークショップや科学実験ショーなどを実施します。
地方や離島の小学校を対象に実施する遠隔授業においては、2019年度も一般社団法人「プロフェッショナルをすべての学校に」の協力のもと、小規模校を中心に募集を行います(以下参照)。オンラインでソニーのオフィスとつなぎ、「MESH™」を活用した授業を提供します。
長年にわたり「For the Next Generation」をスローガンとして、次世代を担う子どもたちの教育支援にグループ全体で取り組んできたソニーは、その活動をさらに強化し、SDGs(持続可能な開発目標)の「目標4.質の高い教育をみんなに」に貢献していきます。