報道資料
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2019年12月9日
LTE-M(LTE Cat-M1)通信規格に対応し、IoT市場のさらなる普及・拡大に貢献
ソニーは、2018年7月より販売を開始したIoT向けスマートセンシングプロセッサ搭載ボード「SPRESENSE™」(スプレッセンス)の新たなラインナップとして、LTE拡張ボードを商品化し、2019年12月20日に発売します。IoT向け通信規格であるLTE-M(LTE Cat-M1)※1に対応することで、より多くのアプリケーションやシステムの開発を実現し、IoT市場のさらなる普及・拡大に貢献します。
型名 | 発売日 | メーカー希望小売価格 (税抜き) |
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IoT向けスマートセンシングプロセッサ搭載ボード SPRESENSE LTE拡張ボード「CXD5602PWBLM1J」 |
2019年12月20日 | 7,980円 |
現在、拡大しているIoT市場において、低通信コスト※2、低消費電力、広範な通信カバレッジを兼ね備えたLPWA(Low Power Wide Area)のソリューションが求められています。本商品は、当社の関連会社であるAltair Semiconductor製の低消費電力で小型のチップセットALT1250を採用し、LPWAの通信規格の一つであるLTE-Mに対応します。発売中のSPRESENSEのメインボードと組み合わせて使用することで、各種センサーからの情報やカメラからの画像を取り込み、エッジAIが認識処理して圧縮したデータをLTE-M通信網を利用して送信することで、LTE-Mの特長を活かした低通信コスト、低消費電力、広範な通信カバレッジなシステム、アプリケーションの開発が可能となります。
また、従来の拡張ボードと同等の機能である、オーディオ入出力、GPIO、UART等のデジタル入出力、microSDカードスロットを搭載しています。
本商品のソフトウェアならびにハードウェアの技術情報は、専用サイトにて公開します。ソフトウェア開発環境は、「Arduino IDE」、「VSCode」等に対応し、幅広いアプリケーション開発を可能とします。また、本商品はオンラインならびに一部店頭での販売を予定しています。
Altair Semiconductor製チップセットALT1250を採用することでLTE-M(LTE Cat-M1)に対応し、低通信コスト、低消費電力、広範な通信カバレッジを持つシステム、アプリケーションの開発が可能。(Band 1, 8, 18, 19を使用可能)
マイク入力はデジタル最大4ch(排他利用時、アナログ最大2ch)をサポートし、ヘッドホン端子、microSDカードスロット、GPIO、I2C、UART等のインターフェースを搭載。
型名 | LTE拡張ボード「CXD5602PWBLM1J」 |
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サイズ | 45.0mm x 50.0mm |
搭載チップセット | Altair Semiconductor製 LTE Cat-M1/NB-IoT Chipset 「ALT1250」 |
SIMカード | nanoSIM |
RAT | LTE Cat-M1 |
対応バンド | 1,8,18,19 |
オーディオ入出力 | 4ch デジタルマイク入力もしくは 2ch アナログマイク入力, ヘッドホン出力 |
デジタル入出力 | 3.3V もしくは 5V デジタルI/O |
アナログ入力端子 | 2ch (5.0V レンジ) |
その他 | microSDカードスロット |