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取り組み

すべての人が感動を分かち合える未来を実現するために、
インクルーシブデザインをはじめとした新しい体験価値を創る取り組みを実施しています。

インクルーシブデザインの実践

高齢者の生活におけるアクセシビリティ技術活用の試み
~「ソナーレ・アテリア久我山」でXRキャッチボール体験イベントを実施~

ソニーフィナンシャルグループで介護事業を営むソニー・ライフケアは、Life Focusを事業コンセプトに掲げ、ご利用者がいつまでも、安心してご自身に合った生活を送っていただけるような介護をめざしています。ご入居者の豊かな生活を実現する観点で、ソニーグループとの協業の取り組みも積極的に進めています。その一環として、ソニーグループのインハウスデザインチームであるクリエイティブセンターが、視覚障がいのある方々とともにゼロから開発した「XRキャッチボール」を、ソニー・ライフケアが運営する老人ホームのご入居者に体験いただくイベントが開催されました。

多様なお客さまの声から生まれたTV用新型リモコン

ソニーのテレビには、音声読み上げ機能、字幕、文字の拡大など多くのアクセシビリティ機能が搭載されています。またこの先、すべての人にとって直感的かつ快適なテレビ操作を提供できることを目指しています。そのため、開発のプロセスでは、ユーザー調査やユーザビリティテストを行い、当事者の声に耳を傾けながら進めています。2022年発売のTV用新型リモコン※1も、まさにユーザーの声を直接聞き、一緒になって使い心地を確かめながら完成させました。

  • ※1当該リモコンは国内での取り扱いはありません。
    海外モデルではZ9K,A95K各シリーズ, X95Kシリーズ(欧州のみ)に同梱予定。

共創で進化する新しい街歩き体験

3Dオーディオ技術を使い、不慣れな場所をより快適に移動することを支援し、街歩きを楽しめるアプリであるマイクロソフトのMicrosoft Soundscapeと、耳をふさがず、周囲の音も常に聞くことができるソニーの完全ワイヤレス型ヘッドホン『LinkBuds(リンクバッズ)』のコラボレーションにより実現した新しいライフスタイルの提案。 Microsoft Soundscapeチーム Jarnail Chudge氏とソニーのヘッドホン企画チーム 伊藤 博史氏の一連の共創から感じたこと、学んだこと、そしてふたりの考えるインクルーシブデザイン※1について聞きました。※2

  • ※1インクルーシブデザインとは、障がいのある方をはじめとした多様なユーザーを包含し、お互いを理解しながら一緒にデザインする手法。
  • ※2本記事は、2022年2月に発表したLinkBudsとSoundscapeの連携を振り返った二人のキーマンの対談記事です。

インクルーシブデザインを通して「みんなの笑顔」の実現へ

すべての人が感動を分かち合える未来に向け、さまざまなアプローチを試みるプロジェクトの一環として、ソニーグループのインハウスのデザインチームであるクリエイティブセンターが、視覚障がいのある人たちとともにゼロから開発したのが、XRキャッチボールという遊び。一体それはどんなものなのか? その遊びを生みだすまでのプロセスは、チームに何をもたらしたのか? このプロジェクトに参画した中川テルヒロさん、白井崇陽さん、そしてソニーグループ クリエイティブセンターの反畑一平さんに話を聞きました。

ソニーのLinkBudsとMicrosoftのSoundscapeが連携し、街歩きをより豊かな体験に

立体音響を使って移動を支援し、街歩きを楽しくできるアプリMicrosoft Soundscapeと、周囲の音も常に聞くことができるソニーの完全ワイヤレス型ヘッドホン LinkBuds(リンクバッズ)とのコラボレーションによる音声ナビゲーションで、自然な街歩きを体験できます。

視覚障がいのある方にLinkBudsとSoundscapeを組み合わせて実際に使ってもらったところ、生活を豊かにできるといった、非常にポジティブな声をいただいています。初めて訪れる土地だけではなく、慣れ親しんだ場所での新しい発見が、街歩きをより豊かなものに変えて世界を広げます。

LinkBudsは、ソニーの完全ワイヤレス型ヘッドホンです。新開発のリングドライバーユニットにより、周囲の音を自然に聞きながら音楽を楽しんだりゲームをしたりすることが可能です。また、LinkBuds内蔵のコンパス/ジャイロセンサーでユーザーの頭の向きを認識するヘッドトラッキング機能を搭載しています。これにより、Soundscapeからの建物名などの音声読み上げや目的地からの音声ビーコンをそれらのある方向から聞くことができ、直感的に周囲の情報を知ることができます。

LinkBudsとSoundscapeの組み合わせにより、スマートフォンは手に持たず、音声ナビゲーションと周囲の音の両方を聞きながら、自然な街歩きができます。

  • 本製品とSoundscapeアプリを連携して使用される場合も、引き続き周囲の環境に十分注意をしてご使用ください。
    Microsoft Soundscape は、疾病の診断、治療、予防のために設計、意図、または利用可能とされたものではなく、移動の補助や医療機器として使用するために設計、意図、または利用可能とされたものでもありません。また、専門的な医療上の助言、診断、治療、または判断に代わるものとして設計、意図されたものではありませんので、専門的な医療上の助言、診断、治療、または判断に置き換えたり、それらに代わるものとして使用されるべきものではありません。

お客様の声を製品に活かす取り組み

ソニーグループでは、障がいのある方を含めより多くのお客様に製品・サービスをお使いいただけるよう、企画、開発過程において障がい当事者へのインタビューやユーザビリティテストなどを実施し、その結果を製品・サービスに反映するなどの活動をしています。

視覚障がい当事者との体験会を開催

テレビでは、アクセシビリティを向上させるため、障がいがある方に実際に製品を体験いただく場を毎年設けています。2020年はオンラインで、視覚に障がいがあるお客様との体験会を開催しました。
テレビに搭載されている音声操作や読み上げの機能とともに、アクセシビリティに関する情報の入手しやすさなど広くご意見を伺い、アクセシビリティを向上させるための検討を一緒に行いました。

体験会の様子
障がい当事者団体との連携

ソニーグループでは、ソニー製品・サービスのさらなる使いやすさを目指し、障がい当事者団体と定期的に対話する機会を設けています。ソニー・ノースアメリカやソニーヨーロッパでは、視覚障がい・聴覚障がいの各団体と連携し、製品改善のためのユーザビリティテストの実施や、視覚障がいのある方向けに点字や音声ガイドをつけた製品展示台を当事者とともに試作するなど、障がい当事者の声を取り込む活動を積極的に行っています。

SXSWでのインクルーシブデザインへの取り組み

2019年3月にテキサス州オースティンで開催された世界最大規模のクリエイティブ・ビジネス・フェスティバル「SXSW(サウス バイ サウスウエスト)」に、「インクルーシブデザイン」への取り組みとして「CAVE without a LIGHT」を出展しました。

技術の力で「障がい」をなくす -義足の開発への取り組み-

ソニーコンピュータサイエンス研究所(Sony CSL)の研究者である遠藤謙は義足をテーマに3つの研究に取り組んでいます。1つ目は、足首部や膝部にモーターを搭載して人間の歩行により近い状態を再現する「ロボット義足」、2つ目は、途上国に圧倒的に多い下肢障がい者に義足を届けるため、自身もインドに赴き安価な製品の現地開発をめざす「途上国向け義足」、3つ目は、アスリートをサポートする「競技用義足」です。
陸上競技の短距離種目で、競技用義足を付けた選手が障がいのない選手と互角かそれ以上に速く走る、この取り組みは障がい者スポーツの評価を一新するかもしれません。身体的な障がいをテクノロジーで補い、さらには障がいの有無に関わらず自分の力以上に能力を高められる装置がこの研究から生まれる。そうすれば、技術の力で、障がいのあるなしの境がほとんどなくなるかもしれない、そんなビジョンを持ち遠藤は日々研究を続けています。

推進活動

ロービジョン者への支援の輪を拡げるプロジェクト「With My Eyes」に参画

「With My Eyes」は、ロービジョン者の「見えづらい」を「見える」に変えるプロジェクトです。ロービジョン者人口は、世界で2.5億人※1、日本国内では145万人※2と推定されています。ソニーは、あらゆるクリエイターの創作意欲に寄り添い、支援することを目指しており、ロービジョンの方々がイメージング技術を活用してクリエイティビティを発揮する機会を広げる本プロジェクトにも深く賛同し、参画しています。QD レーザのカメラ用レーザ網膜投影デバイス 「RETISSA®※3 SUPER CAPTURE」 をソニーのカメラに装着し、ロービジョンの方々もご自身の目で動画や静止画を撮影いただけます。
本プロジェクト第3弾では、ロービジョンのパラリンピック水泳選手が旅しながらカメラを通して海を見るのを楽しみ、海の大きさや海中の色鮮やかな世界を目にし、「見る」ということに思いを馳せました。

  • ※1WHO(世界保健機関)によるGLOBAL DATA ON VISUAL IMPAIRMENTS 2010より
  • ※2日本眼科医会研究班報告2006~2008より
  • ※3RETISSAは株式会社QDレーザの登録商標または商標です

盲導犬(アイメイト)の育成を通じて、視覚障がい者の社会参加をサポート

ソニー生命保険株式会社では社会貢献活動を社員に推奨しており、その一つとして1997年度より毎年「視覚障がい者の社会参加支援」を目的とした、アイメイトチャリティグッズの斡旋販売と「アイメイト募金」を行っています。
斡旋販売では仕入価格を除く金額をすべて寄付しております。募金活動は1 年間に社員から寄せられた募金額に会社が同額を支援する「マッチングギフト方式」を行っており、その募金をアイメイトの育成を行う公益財団法人 アイメイト協会※1に贈呈しています。
2020年度は全社員からの募金が約705万円集まり、会社の特別寄付金とあわせて1,410万円の寄付金を贈呈しました。活動開始以来、ソニー生命保険株式会社からの盲導犬育成事業に対する寄付金総額は約2億8588万円となりました。一人でも多くの視覚障がい者の方が社会に参加できるよう、今後もアイメイトの育成をサポートしていきます。

  • ※1アイメイト(盲導犬)育成、視覚障害者の歩行指導等を通じた視覚障害者の自立支援を行う公益法人。東京都練馬区を拠点に、全国の視覚障害者にアイメイト歩行を指導。卒業数は延べ1,408組にのぼる。(2021年5月31日現在、使用者とアイメイトのペアを1組とする)

ソニー製品・サービスのアクセシビリティ品質を向上させるための社内の取り組み

ソニーグループは、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」というPurpose(存在意義)の実現に向けて、制約のない世界を目指し、アクセシビリティを高める取り組みを全社で進めています。
アクセシビリティ、インクルーシブデザインをグループ横断で推進するチームが中心となって、ビジネス部門のアクセシビリティを推進する責任者と連携しています。グローバルで統一した達成基準と体制を定め、それらに基づき持続的な改善に取り組んでいます。社員研修や全社に向けた講演会、アクセシビリティの向上を目的とした調査や評価ツールの策定、インクルーシブデザインの導入など、ソニーグループのアクセシビリティ関連活動を包括的にサポートしています。
活動の進捗や改善計画については、ソニーグループ株式会社執行役のもと、ビジネス部門の責任者が集まる全体会議において定期的に確認しています。

アクセシビリティに関する社員グループ(Employee Resource Group)の活動

ソニーには、アクセシビリティの向上を目指して活動する社員グループがあり、社員が主体的に活動しています。
ソニー・ノースオブアメリカやソニー・インタラクティブエンタテインメントでは、社員ネットワークが主体となり、障がいのある社員へのサポートや、社内のアクセシビリティ意識向上のために定期的な情報発信を行っています。障がいのある社員の声を活かすことで製品・サービスのアクセシビリティを向上させています。

アクセシビリティ向上のための標準化活動

ソニーでは業界全体のアクセシビリティ向上を牽引するため、標準化活動にも積極的に取り組んでいます。
ソニーヨーロッパのウルリケ・ハルトリッヒは、国際標準化機関のIEC所轄の委員会であるSyC AAL(System Committee Active Assisted Living)の議長を務め、高齢化が加速する社会状況を背景に自立生活支援のための規格づくりを進めています。また、2019年11月には、映像・音声・マルチメディアの新技術の標準化の最前線に立つ委員会であるIEC TC100の議長にも就任し、システム全体の標準化に取り組んでいます。

声を聞く

株主総会におけるアクセシビリティ向上の取り組み

2021年の株主総会は、来場とライブ中継の両方に対応する形で開催しました
会場では例年どおり、車いす利用席を用意し、英語への同時通訳や、視覚や聴覚に障がいのある株主の皆様への情報保障を行いました。オンラインによるライブ中継においても、聴覚に障がいのある方へは会場の要約筆記をオンラインで配信、視覚に障がいのある方へはスクリーンに映し出される内容の説明を音声でお伝えする音声ガイドを用意しました。

  • 新型コロナウイルス感染予防対策のため、株主の皆様へは事前の議決権行使を推奨し、会場への来場は控えていただく旨をご案内しています。
要約筆記の様子

手話・筆談サービスの提供

ソニー生命保険やソニー損害保険では、耳や言葉が不自由なお客様もスムーズにお問合せいただけるように、手話・筆談サービスを提供しています。テレビ電話を使い、手話・筆談サービスオペレーターと手話または筆談でお話いただくことが可能です。

手話・筆談を使ったお問い合わせの流れ

音声による情報提供サービス

「聞くカタログCD版」多彩なお客様への情報提供

一般のカタログや取扱説明書の他、音声での情報提供を希望される方に向けて、「聞くカタログCD版」を提供しています。
「聞くカタログCD版」は年に1回発行、新商品の主な機能を音声でご案内し、同じ内容をWebでも公開しています。
(ソニーマーケティング(株):制作、日本点字図書館:協力)

聞くカタログ

選べる5つのお問い合わせ

お客様のご都合にあわせて、LINE、チャット、メール、コミュニティ、電話などから製品のお問い合わせ方法をお選びいただけます。特にLINEやチャットなど文字を使ったお問い合わせは周囲の環境を選ばず、問い合わせ中にお客様ご自身でメモを取らなくてもよいので便利にお使いいただけます。
また、よくあるお問い合わせ(Q&A)には、お客様から多く寄せられているご質問を掲載しています。お問い合わせいただく前にご確認いただけます。

ウェブアクセシビリティ

ソニーグループのウェブサイトでは、障がいのある方や高齢者も含むさまざまな方にご利用いただけるように、アクセシビリティの確保および維持・向上に取り組んでいます。

ソニーグループウェブアクセシビリティポリシーについて

ソニーグループでは、全世界のソニーグループを対象とした「ソニーグループウェブサイトアクセシビリティガイドライン」の初版を2007年に発行し、ウェブアクセシビリティ対応に本格的に取り組みはじめました。
2020年10月にはWCAG2.1のシングルAに準拠したポリシーへと改訂し、ソニーグループ全体でウェブアクセシビリティの対応を段階的に進めています。

  • World Wide Web Consortium(W3C)が Web Accessibility Initiative(WAI)の下で開発した、Webページのアクセシビリティに関するガイドライン。現在国際的に広く使用されている。

ソニーグループポータルサイトの取り組み
(本ウェブサイト https://www.sony.com/ja/配下)

シングルAよりさらに高い基準であるダブルAの対応を目指して取り組んでいます。

アクセシビリティ・ユーザビリティを考慮したソニー生命保険(株)公式サイト

ソニー生命保険株式会社は『すべての方にとって利便性が高く、そして魅力的なコンテンツを提供するウェブサイト』を目指し、2019年11月に公式サイトをリニューアルしました。以下をはじめとしたおよそ24に渡るアクセシビリティ項目に対応できるよう、設計を行っています。

  • 「コントラスト比の確保による読みやすさ」や「見出しのマークアップ」(視覚特性を持つ方向け)
  • 「フォーカスの可視化」や「導線設計・デザイン」(マウス操作が不可の方向け)
  • 「手話・筆談サービスのご案内」や「画像の代替テキスト提供」(聴覚特性を持つ方向け)
  • WAI-ARIAの活用
  • さまざまな Web コンテンツをよりアクセシブルにするための技術仕様

なお、これらの対応が評価され、2020年11月、公益社団法人日本アドバタイザーズ協会 Web広告研究会が主催する「第8回 Web グランプリ」にて、本サイトが企業グランプリ部門「アクセシビリティ賞」優秀賞を受賞しています。

公式サイト画面キャプチャ