SONY

あらゆるシーンで、ブラビア®とサステナブルな体験を

時代と共にニーズが高まりつづける、テレビ画面の大型化。それに伴い、資源消費や電力消費も増加し続けています。そんな中、ソニーのテレビでは、資源消費量を抑えるために環境に配慮した材料の積極的な採用をはじめ、視聴中の電力消費量を削減するテクノロジーに至るまで、あらゆる場面において、サステナビリティの実現に徹底して取り組んでいます。

環境配慮と高画質を両立させたイノベーション

エネルギー消費量や非再生可能資源の使用量を抑えることで、環境負荷の削減に貢献しながら、
高画質による最高の視聴体験と佇まいが美しい上質なデザインの提供を両立するイノベーションを、ブラビア®は実現しています。

環境に配慮しながら、作る、運ぶ、使う。

独自の技術を結集し、サステナビリティの実現へ

バージンプラスチックの削減から輸送効率の改善や使用時の消費電力の向上に至るまで、
製品のライフサイクルにおけるさまざまな側面で、環境負荷の低減に取り組んでいます。

作る

バージンプラスチック使用量のさらなる削減へ

高いリサイクル率と製品クオリティーの両立

材料の開発から外観デザインに至る、製品設計のあらゆる面を見直すことで、質の高い仕上がりを保ちつつ、再生材使用率を大幅に高めることに成功しました。特に有機ELテレビでは、ソニーが独自開発した再生プラスチックのSORPLAS™をテレビで最も面積の大きい背面カバーに採用
これにより、バージンプラスチックの使用量を従来比で最大約60%削減しました。

裏面向きの商品画像とSORPLASペレット
変わらない美しい外観を、再生材で実現

再生プラスチック素材で製品外観部品に必要な品質を実現することは、簡単ではないとされてきました。
しかし、ブラビア®で採用しているSORPLAS™は、回収する原材料の品質管理、製造時の材料の配合調整、さらに、SORPLAS™独自の添加剤を用いることにより、外観への使用が可能となり、再生プラスチックでありながらブラビア®としてふさわしい美しい仕上がりを実現しました。

実行中の耐久性テストの画像
より長くお使いいただくための耐久性

通常、テレビなどの家電製品に用いられるプラスチック材料は、強度と難燃性を高めるための添加剤を含みます。SORPLAS™専用に開発された独自添加剤は一般的なプラスチックに比べて少ない量で同等の性能を発揮。これにより、TVの長期使用に耐えうる性能を維持しながら、環境配慮を両立しています。

優れたリサイクル性で、循環型社会の実現へ

SORPLAS™は、複数回のリサイクルでも劣化を抑えられることを技術的に検証しています。このため、再度リサイクルして使用することが可能になれば、将来ごみの量を減らすことにもつながり、循環型社会へ貢献することが期待されています。

製造技術で、軽量化を実現

エアアシスト成形

エアアシスト成形では、プラスチック部品の強度と美しさに加えて、重量を軽減することができます。この成形法を用いることで製品の軽量化につながり、結果として梱包材を薄くすることも可能になり、プラスチック使用量の削減を実現します。また、空気の力でプラスチックを圧縮して押し出すことで圧力を均一化できるので、パーツの反りや材料の無駄を抑止できます。

[1] 通常の成形で発生した圧力ムラによる凹み [2] エアアシスト成形により凹みがない
[3] 前面 [4] 裏面 [5] プラスチックを過剰充填する代わりに空気の圧力で裏面から圧力をかけて、圧力ムラをなくしている。

運ぶ

輸送もサステナブルに
2018年モデルと比較して軽量化とパッケージ構造の改善を示す図
パッケージでもプラスチック使用量を削減

従来のパッケージでは製品の上下左右に緩衝材が配置されていましたが、長年にわたるシミュレーションの繰り返しや蓄積した物流のノウハウによって、製品保護と梱包材使用量の削減を両立できる最適な形態を導き出しました。十分な保護強度を実現しながら、プラスチック使用量を約35%低減しました

小型・軽量化したパッケージで、CO2排出量を減らす

製品を保護するパッケージを小型・軽量化するための見直しをはかり、サイズを15%、総重量を10%削減しました。これにより、パレット1つあたりに積載できる台数が約1.3倍にアップし、製品1台あたりのCO2排出量を約15%削減することに成功しました

輸送時におけるCO2排出を削減している図
新旧の製品パッケージを比較した画像
インク使用量を抑え、パッケージでも環境に配慮

パッケージに印字される製品情報も、従来に比べて必要最小限に抑え、インクの使用量を約90%削減。パッケージのデザインを損なうことなく、環境への負担を低減する配慮をしています。

使う

消費電力の抑制と高品質な映像美の両立
画面の明るさが環境に応じて調整されていることを示す画像
使用環境に応じて画面の明るさを自動コントロール。映像と消費電力を同時に最適化

ブラビアに内蔵されたセンサーで周囲の明るさを検出し、画面の明るさを最適化。同時に余分な電力消費量を低減することができます。

[1] 暗い環境で視聴している場合 [2] 明るい環境で視聴している場合

人の動きを感知する自動センシング機能を表すイメージ
人の動きを感知する自動センシング機能

専用アクセサリーであるBRAVIA CAM(ブラビアカム)を取り付けることで、カメラが人の動きを自動検知。
テレビの前に人がいないときは自動でTV画面の明るさを下げ、最低限の電力消費量に抑えます。

簡単設定で明るさを調整し、消費電力を削減
簡単設定で明るさを調整し、消費電力を削減

メニュー画面から省電力設定が簡単に選択可能です。これにより、ディスプレイ輝度と消費電力のバランスをお好みに設定できます。

[1] Off  [2] High

映像のシーンに応じて画面内の明るさをコントロールする独自機能を表すイメージ
映像のシーンに応じて画面内の明るさをコントロールする独自機能を搭載

独自の信号処理により画面内のシーンごとに明るさを最適化することで、よりメリハリのあるリアルな映像を実現しています。

[1] 暗部 [2] 中間 [3] 明部

環境に配慮したプラスチックの使用を拡大して

友永 周介

ソニー株式会社
ホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ事業本部
TV事業部 商品設計第1部門 商品設計2部

友永 周介のポートレイト

TV事業部では2010年以降、高い再生材利用率のSORPLAS™を積極的に採用し、環境負荷低減に配慮した設計を行っています。

TVはそのサイズ、出荷台数から環境負荷が大きいプロダクツであり昨今の大型化トレンドによって一層の環境負荷が想定されています。
そこで、プラスチック使用量の少ない内部部品だけでなく、使用量の多い外観部品にSORPLAS™を使用することで逆に大型化と環境負荷低減を両立できないかと考え、2018年からグループ会社と材料開発を進めてきました。

SORPLAS™の外観への使用には高い設計ノウハウが必要で当初はとても形にできないレベルでしたが、 何度ものトライ・レシピ改善を繰り返し、最も面積の大きいリアカバーに採用できるグレードの開発に辿り着きました。

2021年のBRAVIA XR™モデルの一部から採用開始し、過去モデル比較でバージンプラスチック使用量半減を実現しています。
SORPLAS™だけでなく全生産拠点で再生材の導入も進めており、ブラビア®は今後一層全世界で環境負荷低減に貢献していきます。

テレビ ブラビア®

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Footnotes