報道資料
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1998年8月21日
Digital Reality Creation技術や大口径投射レンズの採用により
高画質を実現した50型LCDプロジェクションテレビなど2機種発売
LCDプロジェクションテレビ"WEGA(べガ)スクリーン"『KL-50HDF8』
ソニーは、高精細ポリシリコンTFT液晶パネルを3枚搭載し、154万ドットの高精細映像を再現する50型ワイド画面(16:9)LCDプロジェクションテレビ"WEGA(べガ)スクリーン"『KL-50HDF8』を発売します。
本機は、標準テレビ信号を高画質映像で楽しめるDigital Reality Creation(デジタル・リアリティー・クリエーション)技術や、新設計の大口径多群投射レンズ(口径:最大90mm、10群11枚)の採用により、50型の大画面スクリーンに高解像度・高輝度・高コントラストな映像を再現します。
併せて、"WEGA(べガ)スクリーン"シリーズの43型『KL-43HDF8』を発売いたします。
今回発売する『KL-50HDF8』『KL-43HDF8』は、"Digital Reality Creation(デジタル・リアリティー・クリエーション)"を搭載。標準TV信号(NTSC信号)の映像から、垂直、水平の両方向ともに密度2倍(計4倍)のリアル4倍密画像*を創造します。さらに、搭載する光学ユニットは、PSインテグレーターやマルチレンズアレイの最適化などにより光の利用率を上げ、画面の輝度を向上しています。
また、MUSEデコーダーを内蔵することで、ハイビジョン放送を手軽に大画面、高画質でお楽しみいただけます※。加えて、内蔵スピーカーには、中/高音用にダブルコーンタイプを、低音用にはラバーエッジタイプを新採用することで音質の向上を図っています。
- ※Digital Reality Creation技術による映像およびハイビジョン映像は、ブラウン管方式での表示方法とは異なり偶数/奇数フィールドを同じ走査線に表示する方式を採用しています。
主な特長
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ソニー製高精細ポリシリコンTFT液晶パネルを採用
ポリシリコンTFTは、ドットピッチがアモルファスシリコンに比べて狭く、パネルの小型化や高精細化・開口率アップに適しています。ソニーの超薄膜ポリシリコンTFT技術を採用した、35型(アスペクト比16:9)ポリシリコン液晶パネル(480×1068.5ドット)を3枚搭載することにより、154万ドットの高精細を実現。また、開口率も55%と高く高輝度化を可能にしています。
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"Digital Reality Creation(デジタル・リアリティー・クリエーション)"技術の採用
従来型の線形補間方式とは全く異なり、"Reality(被写体の持つ質感)をCreation(創造)する"という独自の発想により、通常のテレビ放送、ビデオ、DVDなどのNTSC映像から、リアルな高画質映像を創造します。 この技術は、独自のデジタル信号処理アルゴリズムにより、NTSC信号の画像から、垂直方向/水平方向ともに2倍のより高精細なリアル4倍密画像を創造します。従来型の倍速処理では、NTSC信号の走査線のすき間を埋める「線形補間方式」をとっているため、全体的に画がボケたり、動画部分の輪郭がギザギザになるといったことがありました。"Digital Reality Creation"は、NTSC信号から高精細信号へ直接マッピング処理を行い、信号の創造を行なうため、映像のリアル感が大幅に向上します。
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新設計 大口径多群投射レンズ(KL-50HDF8のみ)
最大径90mm、10群11枚構成の新設計投射レンズを搭載。大画面に細部まで、シャープで鮮明な映像を再現します。
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高輝度を実現する光学ユニット搭載
PSインテグレーターの採用やマルチレンズアレイの最適化により、光の利用率を高めています。これにより従来と同じ光源(100Wランプ)を用いながら、画面の輝度を向上しています。
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高コントラストを実現する"スーパーブラック・スクリーン"
スクリーンのブラックストライプの割合を上げることで、外光入射の影響に強く、黒の引き締まった画像を実現しています。
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第4世代MUSEデコーダー 搭載
第4世代MUSEデコーダーを搭載し、ハイビジョン番組を高画質でお楽しみいただけます。
(1)「静止画ノイズリダクション」の改善により、ノイズや残像を低減。
(2)「2次元エンハンサー」の精度向上により、静止画/動画ともに鮮鋭度アップ。
(3)動画の「色補間フィルター」特性改善による色にじみの低減。
(4)高集積化により基板面積を従来の約1/3に縮小。MUSEデコーダー部の消費電力を従来の約1/2に低減。
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多様化するAV機器の接続に対応する豊富な入力端子を装備
・DVDのコンポーネントビデオ信号に対応したHD/DVD入力2系統装備
・ビデオデッキやデジタルCS放送の入力にビデオ入力を4系統装備
・ハイビジョンのMUSE入力を2系統装備
・前面に家庭用ゲーム機プレイステーション専用RGB入力端子"AVマルチ入力"装備
・ハンディーカム等を手軽に接続できる前面ビデオ入力端子装備
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ベースバンド方式「M-Nコンバーター」内蔵
従来方式のM-Nコンバーターは、4フィールドに分割されて送られてくるMUSE伝送の1フィールド分の圧縮信号をそのままNTSC信号に変換していました。新方式では、MUSE伝送の圧縮信号をMUSEデコーダーで合成し、ハイビジョンのベースバンド信号に変換した後にNTSC信号へ変換します。このため、一般のビデオ(VHS等)でハイビジョン番組を録画する場合など、より高画質で録画することが可能です。
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コンパクトなデザインと軽量化の実現
1.35型の小型液晶パネルを採用し、光学系の大幅なコンパクト化が可能になりました。これにより、43型では奥行き43cm(当社20型テレビ並)、質量34kg、50型では奥行き49.5cm(当社28型テレビ並、台座除く)、質量42kgを実現しました。
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低消費電力を実現し、交換の利便性を追及したランプユニットの採用
光源にHID(高輝度放電:High Intensity Discharge)ランプ(100W)を採用し、セットとしての消費電力を190W(待機時:1W)に抑えました。
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新3Dスピーカーシステム
ミッド/ハイレンジのスピーカーを左右に、ウーファースピーカーを1個搭載する3Dスピーカーシステムを塔載。リアルな中高音と豊かな低音再生を実現します。
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画面への写り込みを軽減するAR(Anti-Reflection)コーティングを採用
画面への写り込みを軽減させる新開発の低反射コーティングを採用しています。
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新三次元Y/C分離回路"ディテールエクストラクター"搭載
現行テレビ放送やビデオ入力信号の色にじみやチラツキをさらに低減します。
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各サイズの映像に最適な画面モードを自動選択する"オートワイド機能"
(1)ワイドクリアビジョン放送を受信すると素早く画面を「ズーム」モードへ切り換える識別回路内蔵。
(2)4:3の映像は「ワイドズーム」、ビスタサイズの映像は「ズーム」、シネマスコープサイズのソフトは「字幕入」の最適な画面モードを自動的に選択します。
(3) ワイドモード対応のカムコーダーで撮影する際に同時記録されるワイド映像(ワイドシネマ映像)では、「ズーム」モードに切り換えて16:9の横縦比で画面いっぱいに再生することができます。
主な仕様