

ソニー (創業当時:東京通信工業) の創業者である井深大は、会社の設立目的の第一に「真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき自由豁達にして愉快なる理想工場の建設」を掲げた設立趣意書を起草しました。この終戦直後 (1946年) に書かれた設立趣意書には、「日本再建、文化向上に対する技術面、生産面よりの活発なる活動」、「国民生活に応用価値を有する優秀なるものの迅速なる製品、商品化」、さらに「国民科学知識の実際的啓発」も会社設立の目的として言及され、社会や社員に対して価値ある存在の会社となることを、井深は目指していました。
ソニーは、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」というPurpose (存在意義) と、「人に近づく」という経営の方向性のもと、「人」を軸に多様な事業を展開し、この多様性を強みとした持続的な価値創造と長期視点での企業価値の向上を目指しています。
人々が感動で繋がるためには、私たちが安心して暮らせる社会や健全な地球環境があることが前提であり、ソニーは、その事業活動が株主、顧客、社員、調達先、ビジネスパートナー、地域社会、その他機関などのソニーグループのステークホルダーや地球環境に与える影響に十分配慮して行動するとともに、対話を通じてステークホルダーとの信頼を築くよう努めます。
そして、イノベーションと健全な事業活動を通じて、企業価値の向上を追求し、持続可能な社会の発展に貢献することを目指します。
Sony's Sustainability Vision
PEOPLE
一人ひとりの多様な価値観を
大切にし人々の心を豊かにする
SOCIETY
誰もが安心して暮らせる
社会づくりへ貢献する
EARTH
生命の基盤である
地球環境を守る
多岐にわたるサステナビリティ課題に対し、グループ全体で目指す方向を明確にするため、「感動に満ちた世界を創り、次世代へつなぐ」という"Sony's Sustainability Vision"を掲げています。サステナビリティの活動を通じても感動を生み出し、感動あふれる未来にするために私たちが行動していく必要がある、という思いを込めました。また、人、社会、地球の3つの視点で活動の方向性を定義しています。ソニーは、人々が感動で響き合えるよう、一人ひとりの多様な価値観を大切にし、人々の心を豊かにします。また、感動が広がるように、健康で公正かつ公平な生活を送ることができる、誰もが安心して暮らせる社会づくりへ貢献していきます。そして、感動が続いていくように、生命の基盤である地球環境を守っていきます。
創業者の理念は企業文化として根付き、"Sony's Sustainability Vision"に引き継がれています。