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1999年2月2日

DVDビデオソフト制作の高画質化と作業効率の向上を可能にする
DVDオーサリングシステム 『DVA-1100』発売

DVDオーサリングシステム
エミュレーターコントロールシステム『DVA-MC1100』(左上)
エミュレータユニット『DVA-M1100』(左中)
ビデオエンコーダユニット『DVA-V1100』(左下)

ソニーは、独自のアルゴリズムの採用や、必要情報を入力するだけでエンコーディングが可能なスーパーバイザー(管理)機能の搭載により、DVDビデオソフトウェア制作の高画質化と作業効率の向上を可能にするDVDオーサリング※1システム『DVA-1100』を発売します。

型名 発売時期 価格(税別)
DVDオーサリングシステム『DVA-1100』
※基本システム構成
ビデオエンコーダユニット「DVA-V1100」、オーディオエンコーダインターフェースボード「DVA-A1100」、サブピクチャーエンコーダ/デコーダボード「DVA-P1100」、DVD オーサリング9ピンインターフェースボード「DVA-R1100」、エミュレータユニット「DVA-M1100」、エミュレータコントロールユニット「DVA-MC1100」、オーサリング基本ソフトウェア「DZA-1100」
※オプションソフトウェア
DZA-1110, DZA-1120, DZA-V1100N, DZA-A1100N, DZA-P1100N, DZA-U1100N, DZA-S1100N
99年3月 約2000万円※2

昨今では、DVDのハードウェア、ソフトウェアの急速な普及※3に伴い、DVDオーサリングスタジオの稼働率のアップ、新規参入の動きなどが活発になっており、特に高画質化とオーサリングの生産性向上に対するニーズが高まっています。
今回発売するシステムは、DVD規格で定められたオーディオ/字幕/メニュー※4に関する必要情報を入力するだけで、DVDの容量を最大限に利用したビデオエンコードレートを自動計算するスーパーバイザー(管理)機能と、ソニー独自のアルゴリズムなどを用いた圧縮技術により、高画質エンコーディングを実現します。
また、使い易いメニュー※4オーサリング機能の搭載により、専門知識がなくてもグラフィックユーザーインターフェース(GUI)に沿って操作するだけで、オーサリング作業を行えます。
これらの特長により、DVDビデオソフトウェア制作の高画質化を実現すると共に、従来、専門知識を持ったエンジニアが手作業で行っていたエンコーディング工程にかかる時間の短縮を図り、作業効率の向上も実現しました。
なお、本システムは、1台のパソコンによりすべての操作を行なうシステムから、エンコーディング(ビデオ/オーディオ/サブピクチャー(メニュー※4、字幕など))及び、多重化/データ管理/検証などの各工程を複数のパソコンから同時に作業をするシステムまで、お客様のニーズに合わせた幅広いシステム構築が可能です。
ソニーのDVDオーサリングシステムは、これまで米国ソニーピクチャーズエンタテインメント、ソニーPCLにおいて運用実績を持ち、顧客から画質に対して高い評価を得ています。ソニーは、当社がこれまでに培った画像技術・圧縮技術とソニーピクチャーズエンタテインメント(SPE)がハリウッドビジネスで得たノウハウのもと、高画質を実現しながら使いやすさの追求、作業効率の向上を図った『DVA-1100』を発売することにより、市場のニーズに応えて参ります。

  • ※1DVDビデオオーサリング:作品に必要なビデオ素材/オーディオ素材/サブピクチャー素材(メニュー※4情報、字幕など)を、DVDビデオ規格で定められているDVD容量内に収まるように情報を圧縮し(エンコーディング)、それらを一本化し(多重化)、作品の内容を確認し(エミュレーション)、最終的なマスターディスクを作る作業。
  • ※21台のパソコンによる構成での基本ハードウェア及びベーシックソフトウェアのみの価格。ハードウェアおよびソフトウェアのシステム構成により価格は異なります。
  • ※3DVDハードウェア市場:98年度 国内35万台(前年比約2倍)、全世界230万台(前年比約3倍)、2000年度には全世界で約1000万台を予測。
    DVDソフトウェアタイトル数:国内約1800タイトル、全世界で約4300タイトル。
    (99年2月現在。ソニー調べ)
  • ※4DVD 規格によって定められた方式にのっとって、映像間の流れやストーリー展開を実現する為の機能。

『DVA-1100』の主な特長

  1. 高画質エンコーディング
    ・優れたエンコーディング技術
    独自の高効率圧縮アルゴリズムや、高効率圧縮をおこなうためにシーンの移り変わりを高精度で検出する「自動シーンチェンジ検出」、フィルム素材の場合、テレシネ※5前の24フレーム映像を自動検出する「自動プルダウンパターン検出」等の技術を搭載。
    ・スーパーバイザー(管理)機能
    DVD規格で定められたオーディオ、字幕、メニュー等のオーサリングに関する必要情報を入力すると、その情報に基づき最大平均レートを計算し、DVDビデオ規格の容量内で自動的にビデオ圧縮率の最適値を設定します。
    従来のように専門知識を持ったエンジニアによる手作業なしに、容易に高画質エンコーディングが実現できます。もちろんマニュアルでのエンコーディングも可能ですので、部分修正にも対応します。
    ※5 フィルムをビデオ信号に変換すること。フィルムは24フレーム/秒、ビデオは30フレーム/秒で映像が構成されているので、ビデオ変換する際、不足の6フレームは同じフレームを入れて30フレームにしている
  2. メニュー※4オーサリングも分かり易いGUIに沿って容易に操作が可能
    DVDビデオソフトの制作に必要なメニュー※4オーサリングを、専門知識がなくても、既にインストールされているテンプレートのグラフィックユーザーインターフェース(GUI)に沿って容易に行うことができます。
  3. オペレーションの経済性と作業効率をさらに高める複数のパソコンによるシステム構築が可能
    複数のパソコンによるシステム構築をした場合、ビデオ/オーディオ/テキスト/メニューなどのエンコーディング、及び多重化/管理/検証などの各工程の作業を複数の人が同時に行なえる並列処理を可能とします。1台のパソコンによるシステム構成から、複数のパソコンによるシステム構成まで、お客様のニーズに合わせた幅広いシステム構築が可能です。

DVA-1100 システムの各コア商品の主な仕様

1. DVA-V1100 DVDビデオエンコーダユニット

基本性能

圧縮方法 MPEG2 MP@ML
最大ビットレート 9.8 Mbps
フレームレート 25/29.97 Hz
解像度 525/60: 720x480
625/50: 720x576

一般仕様

電源電圧 AC 100〜240V ±10% 50/60 Hz
消費電流 2〜1 A
重量 14.5 kg
最大外形寸法 482 x 147 x 475 mm (幅x高さx奥行き)

入出力端子

映像入力(Video In) SDI Video
REF Video
Composite
Component
BNC x 1
BNC x 1
BNC x 1
BNC x 3
映像出力(Video Out) SDI Video BNC x 1
SCSI 端子 SCSIハーフピッチ 50 ピン x1
システム制御 RS-232C D-sub 9pin メス x 1
10Base-T RJ-45 モジュラージャック x1
Time Code In XLR 3pin メス x1

2. DVA-A1100 DVDオーディオエンコーダインターフェースボード

基本性能

LPCM オーディオ サンプリング周波数 48KHz
サンプルビット長 16, 20, 24ビット
対応オーディオ信号 AC-3
MPEG Audio

一般仕様

対応バススロット PCI ローカルバス
ボードサイズ フルサイズ

入出力(付属変換ケーブル利用)

デジタルオーディオ入力 AES/EBU XLR x 2
デジタルオーディオ出力 AES/EBU XLR x 2
タイムコード入力 SMPTE/EBU XLR
タイムコード出力 SMPTE/EBU XLR

3. DVA-P1100 DVD サブピクチャーエンコーダ/デコーダボード

a. エンコーダ基板部

一般仕様

対応バススロット ISAバス
最大外形寸法 AC-3
142 x 352 x 23 mm(幅x奥行きx高さ)
重量 252 g
動作温度 +5〜35℃
動作電圧 +5V±5%(PC の ISA バスより供給)
-5V±5%(PC の ISA バスより供給)
消費電力 5W

入出力端子

映像入力(Video In) SDI Video BNC x 1
タイムコード入力 SMPTE/EBU BNC x 1
タイムコード出力 SMPTE/EBU BNC x 1

内部接続端子

ISA カードエッジコネクター
コネクタヘッダ 26P (付属ケーブルでデコーダ基板に接続)

b. デコーダ基板部

一般仕様

対応バススロット ISAバス
最大外形寸法 142 x 352 x 23 mm(幅x奥行きx高さ)
重量 300g
消費電力 3.5W

入出力端子

映像入力(Video In) SDI Video BNC x 1
映像出力(Video Out) SDI Video BNC x 1

内部接続端子

ISA カードエッジコネクター
コネクタヘッダ 26P (付属ケーブルでエンコーダ基板に接続)

4. DVA-R1100 DVD オーサリング9ピン インターフェースボード

一般仕様

対応バススロット PCI ローカルバス
ボードサイズ ショートサイズ
消費電流 0.2 A(TYP)

入出力端子

コントロール端子 RS-422 (付属 9Pin Remote ケーブル)

5. DVA-M1100 DVD エミュレータユニット

基本性能

再生システム DVD Video
再生TV信号方式 NTSC, PAL

一般仕様

電源電圧 AC 100V 50/60 Hz
消費電力 28W 以下
重量 7.0kg
最大外形寸法 430 x 111 x 395 mm (幅x高さx奥行き)

入出力端子

アナログ音声出力 ライン(1,2) ピンジャック
デジタル音声出力 Digital Optical 光出力コネクター
Digital Coaxial ピンジャック
映像出力 Composite ピンジャック
Component ピンジャック
S-Video 4 ピンミニ DIN
S-Link ミニジャック
CSync Out ピンジャック
DVA-MC1100接続 D-sub 9pinメス(DVA-MC1100 付属接続コード)

6. DVA-MC1100 DVD エミュレータコントロールユニット

一般仕様

電源電圧 AC 100〜240V 50/60 Hz
消費電力 0.5W 以下
重量 3.5kg
最大外形寸法 424 x 52 x 308 mm (幅x高さx奥行き)

入出力端子

SCSI 50pin 高密度
DVA-M1100接続 D-sub 9pinメス(DVA-MC1100 付属接続コード)
  • お客様からのお問い合わせ先:
    ソニーマーケティング(株) 情報システム営業本部
    TEL:0462-30-5932