報道資料
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1999年8月26日
ソニーは、ポリゴン(多角形)モデルのデータ量を従来よりも高品質で、かつ高速に削減し、家庭用ゲーム機やパソコン用の3Dゲームソフト開発を高速化・省力化できる、ポリゴンリダクション・プラグインツール"PolygonEater(R) P2"を発売します。
| 型 名 | 発売日 | 標準価格(税別) |
|---|---|---|
| ポリゴンリダクション・プラグインツール "PolygonEater(R) P2" 『PE-EATER MAX』 |
9月13日 | 46,000円 |
近年、家庭用ゲーム機の画像表現能力が飛躍的に向上したことに伴い、3D技術を用いたゲームソフト(以下3Dゲーム)が多数開発されています。こうした3Dゲームに登場するキャラクターや背景など(以下3Dオブジェクト)は、ポリゴンと呼ばれる多角形の集合体として表現されており、よりリアルな表現を行うためには、非常に多くのポリゴンが必要となります。しかし、多数のポリゴンを使えば画像の品質は向上するものの描画に時間がかかり、結果として動きがぎこちなくなることがあります。そこでゲームなどでは必要に応じて3Dオブジェクトのポリゴン数を削減しなければなりません。たとえば、ある3Dオブジェクトが画面の手前にあるときは多くのポリゴンを用いた細やかな表現を持つモデル、比較的目立たない部分にあるときはポリゴン数を減らしたモデルを用いるなど、異なるデータ量(精細度)を持ったモデルを作成しています。従来、この作業は手作業で行われることが多く、3Dゲームソフト開発者にとって大きな負担となっています。
今回発売する"PolygonEater(R) P2"は、こうしたポリゴン数の削減(ポリゴンリダクション)を自動的に、高速に行うポリゴンリダクション・プラグインツールです。高速な処理を実現しながらも、従来にないポリゴンリダクション品質を実現しています。
PolygonEaterはソニー株式会社の登録商標です。
3D Studio MAX(R)、3D Studio VIZ(R)は米国Autodesk社の米国および他の国における登録商標です。
1. 独自のアルゴリズムにより、高速で高品質な削減を実現
ソニー独自の「Hierarchical Optimal Reduction by Iteration」(繰り返し処理に基づく、階層的最適圧縮技法)アルゴリズムにより、高品質でかつ高速な削減を実現。任意のポリゴン数や比率を設定すると、削減対象となる3Dオブジェクトの全体的な形状と特徴を残しながら、自動的にデータ量を削減することができます。また、削減処理が速いため、瞬時に結果を確認することができます。これにより、従来のように異なるデータ量(精細度)を持ったモデルを別々に作る必要がなくなります。
2. 簡単なGUIで操作可能
ポリゴン数や比率の設定は、GUI(Graphic User Interface)を利用して簡単に行うことができます。また、3Dオブジェクトの一部のポリゴン数を削減する事も可能で、任意の場所について「細かく」「粗く」といった指定ができます。
3. 各種3D CGソフトに対応
今回発売する3D Studio MAX(R)対応プラグインツールのほか、LightWave 3DTM対応プラグインツール(既に98年4月より株式会社ディ・ストームより発売中)、SOFTIMAGE(R)|3D対応プラグインツール(準備中)といった各種3D CGソフト用プラグインを取り揃え、さまざまな3D CGソフトに対応してまいります。
LightWave 3DTMは米国NetTek社の登録商標です。
SOFTIMAGE(R)は米国Avid Technology, Inc.の登録商標です。
発売元:株式会社TOO、ニチメングラフィックス株式会社