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1999年8月31日

CD/DVD再生用の1チップ2波長レーザーダイオード 商品化

CD/DVD再生用レーザーダイオード『SLD616RL』

ソニーは、CD/DVD再生用の1チップ2波長半導体レーザーダイオードを10月よりサンプル出荷、12月より量産開始します。本レーザーダイオードは、6月に株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントと共同で開発発表した半導体レーザーチップを、直径5.6mmサイズの業界標準パッケージに搭載したものです。
従来CDとDVDを再生するためにはそれぞれ個別のレーザーデバイスが必要でしたが、本レーザーダイオードの採用により、現在10点前後必要としている2波長光ピックアップの部品点数を約半分に削減することが可能となります。またシンプルな構造を実現することから信頼性向上にも大きく貢献し、量産性に優れた2波長光ピックアップが可能となります。

型名 サンプル出荷時期 サンプル価格
CD/DVD再生用レーザーダイオード
『SLD616RL』
99年10月 5,000円

主な特長

1)1チップ2波長発振レーザーを搭載

ソニー独自のMOCVD※技術およびプロセス技術を用いて、1チップに780nm帯(CD用)と650nm帯(DVD用)の2種類の発振波長出力が可能なレーザー構造を実現しました。
このレーザーチップを搭載することで、現在10点前後必要としている2波長光ピックアップの部品点数を約半分に削減することが可能です。このレーザーチップは、2つのレーザー発光位置が半導体ウエハプロセスで決定されるため、発光点位置精度が高く安定した光ピックアップの特性を得ることが可能となります。

  • MOCVD: Metal Organic Chemical Vapor Deposition

2)高周波重畳回路不要、70℃動作

CD用、DVD用の両波長帯共に高周波重畳回路不要で低ノイズ動作を達成し、70℃の高温での動作を実現しました。

3)業界標準サイズ直径5.6mmのパッケージを採用

主な仕様

CD DVD
最大定格
光出力 5mW 7mW
逆方向電圧 VRLD 2V、PD 20V
動作温度 -10 〜 +70℃
保存温度 -40 〜 +85℃
電気的/光学的特性
発振開始電流 55mA
動作電流 60mA 65mA
発振波長 780nm 655nm
放射角(接続に垂直) 35° 35°
放射角(接続に水平) 15° 10°
微分効率 0.4mW/mA 0.7mW/mA
  • 担当カンパニー:コアテクノロジー&ネットワークカンパニー
※お客様からのお問い合わせ先:
ソニー(株)コアテクノロジー&ネットワークカンパニー
セミコンダクタカンパニー 半導体戦略室
TEL 03-5435-3616