報道資料
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1999年11月10日
ソニー株式会社
米国サン・マイクロシステムズ社
ソニー株式会社と米国サン・マイクロシステムズ社 (本社:米国カリフォルニア州)は、デジタルネットワーク時代において、家電やAV機器を結ぶ家庭用デジタル機器ネットワークの実現と、それらの機器を通して、インターネット上のコンテンツやサービスを直接受けとることができる家庭用デジタル機器の基盤となる技術に関して、共同開発することに合意しました。
両社は、共同開発の第一段階として、セットトップ・ボックスやデジタルテレビなどの家庭用次世代デジタル機器に搭載され、ネットワーク・サーバーとの接続を可能にする、ホームゲートウェイ・ソフトウェアの開発を行ないます。開発の基盤となる技術としては、HAViやi.LINKおよびサンのJini、Java、Java Embedded Server、Sun Management Centerなどを想定しています。
これらの技術を組み合わせることにより、ネットワークサーバーと家庭内のデジタル機器との接続が可能となり、デジタル・コンテンツの配信だけでなく、機器そのものへのアフター・サービスをネットワークを介して受けることができるようになります。
今回の技術提携により、ソニーはグラフィック・メニュー方式の操作でオンライン・カスタマー・サポートに簡単にアクセスできる次世代AV機器や、インターネット上のコンテンツ・サービスに簡単にアクセスする機能を付加したステレオやテレビといった家庭用デジタル機器の開発が可能となります。
またサン・マイクロシステムズは、このようなデジタルAV機器の開発が、インターネット上のインタラクティブなコンテンツやサービス用のアプリケーションを開発している数多くのJavaプログラマーに新たなビジネス・チャンスを提供すると考えています。
出井伸之 ソニー株式会社代表取締役社長&CEOは下記のように述べています。
「到来しつつあるネットワーク時代に向けて我々は、デジタルAV機器とコンピューター、そしてインターネットの相互関係を新しく定義し構築していく必要があると考えています。今回のサンとの提携は、インターネット上のインタラクティブなデジタル・コンテンツの開発を一層促すとともに、ユーザの利益とユーザへのより品質の高いサービス提供を可能にするものです。」
また、スコット・マクニーリ 米国サン・マイクロシステムズ社会長兼CEOは下記のように述べています。
「本日発表されたソニーとの提携によって、インターネットでつながれた様々な家庭用電子機器が従来想像もし得なかった新しい可能性を示すこととなるでしょう。そしてソニーはサンの技術を結集した.com(ドットコム)ソリューションを適合させることによって、シンプルで馴染み易いホーム・コンピューティング・システムを確立させるとともに、それを基盤とする全く新しい、ネット・エコノミーに対応したコンテンツ・ビジネスの可能性を生み出すでしょう。」
なお、今回の提携は、両社間で既に進められているHAViとJiniホーム・アーキテクチャーの相互連結に関する実験をさらに幅広いものにします。また両者のエンジニア・チームは、ホーム・ゲートウェイ・ソフトウェアを搭載するプロトタイプ制作の基礎研究を開始しました。