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報道資料
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1999年11月15日

IBMとソニー 電子音楽配信における両社の協力の成果を発表

IBMの「EMMS」とソニーの「OpenMG」技術が相互接続を実現

IBMとソニーは、両社の持つ電子音楽配信サービスの実現に必要な音楽著作権保護技術の相互接続に関する協力をさらに進めることで合意しました。

両社は、本年4月15日、音楽著作権保護技術「OpenMG」や「MagicGate」を搭載したソニーのオーディオ機器が、IBMが開発したデジタル音楽コンテンツをダウンロード・販売するための"e-ビジネス"ソリューション「EMMS」による著作権保護を受けた音楽コンテンツを利用できるよう協力を行う旨の発表を行いました。
この協力に基づく第一の成果は、「OpenMG」対応ソフトウエアを付属するソニーのポータブルオーディオ機器「メモリースティック ウォークマン(NW-MS7)」や「バイオ ミュージック クリップ(MC-P10)」に反映されます。まもなく発売されるこれらの新製品は、「EMMS」を利用して加工・販売・ダウンロードされた音楽コンテンツを再生することができるようになります。
「EMMS」及び「OpenMG」、「ソニーのポータブルオーディオ機器」が連携することにより、音楽の著作権者は、包括的で安全なシステムの下に著作権の保護と管理を行うことができ、かつ、利用者は、音楽の新しい楽しみ方を実感する事ができます。

また、IBMは、ソニーが開発した音楽圧縮技術「ATRAC3」をサポートする予定があることも発表しました。「ATRAC3」は、「メモリースティック ウォークマン」や「バイオ ミュージック クリップ」で採用されている圧縮方式です。「EMMS」を採用する音楽レーベルは、これらの機器で再生するのに最も適した音楽圧縮方式として「ATRAC3」を利用することができます。

これら両社の取り組みの成果は、IBMとソニーが参加しているNTT移動通信網株式会社(NTTドコモ)のPHSを利用した電子音楽配信サービス実験においても発揮されます。この実験では、PHS 64Kbpsデータ通信を利用して音楽コンテンツが配信され、ユーザーはソニーの「メモリースティック」を使ったポータブルオーディオ機器などに音楽を記録して再生することができるようになります。この実験は、2000年上期から開始される予定です。

  • Rick Selvage(General Manager, IBM Global Media and Entertainment Industry)のコメント
    『IBMとソニーは、デジタル革命の中で、音楽業界の発展を促す製品群を開発するとともに、お客様に音楽を楽しむ機会を大きく広げるために協力を続けてきました。我々の技術を研究所から実社会に送り出していく中で、アーティストや音楽レーベル等の権利を保護し、かつ、お客様に音楽を楽しむ新しい手段を提供することにより、ソニーとの協力関係を通してデジタル音楽市場における新機軸を打ち出してまいります。』
  • 安藤 国威(ソニー(株)パーソナルITネットワークカンパニー、プレジデント&COO)のコメント
    『ソニーは、常に新しいAVエンターテイメントをお客様や業界に提案してきました。今回、IBMの優れたセキュリティ技術やネットワークシステム構築技術と、ソニーのコンスーマーAV/IT技術や商品力を組み合わせることで、両社はネットワーク時代に相応しい新しい電子音楽配信市場を創造することができると確信しています。』
  • Al Smith(Senior Vice President, Sony Music Entertainment Inc.)のコメント
    『我々は、音楽業界における市場トライアルでの経験を通し、IBMの「EMMS」が、デジタルダウンロードサービスを実現する優れたシステムであると考えています。ソニーミュージックは、IBMとソニーの技術の組み合わせが、安全でかつ、ユーザーフレンドリーな電子音楽配信市場の創造に大きく寄与するものと確信しています。』
  • 丸山 茂雄( (株)ソニー・ミュージック エンタテインメント(SMEJ)社長&COO)のコメント
    『日本は世界で第2位の音楽マーケットです。日本におけるトップレコード会社としてSMEJは、電子音楽配信が、当社の膨大なカタログをプロモートする新しい手法になるものと信じています。
    IBMとソニーが協力して、音楽産業に対して全く新しい電子音楽配信モデルを提示することになるのは喜ばしいことです。というのも、我々は高度な著作権管理システムで守られた現実的なビジネスの機会を求めているからです。』
  • 進藤 秀一(NTT移動通信網株式会社(NTTドコモ)、常務取締役)のコメント
    『NTTドコモは、モバイルコミュニケーション端末による新しいサービスを追求しており、MMD(Mobile Music Distribution)サービスが、多くの若者が携帯電話やPHSを所有する日本においてキラーアプリケーションの1つとなると確信しています。IBMとソニーによる共同作業に協力し、この新しい市場を創造することを期待しています。』
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