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2001年10月29日

業界最高レベルの開口率66.1%を実現した高温ポリシリコンTFT液晶パネルを開発

高輝度データプロジェクター向けにLCX029Dシリーズ(0.9型XGA)を商品化

ソニーは、微細加工技術などの製造プロセスを改善することにより、最大2700 ANSI lmの高輝度化を実現するデータプロジェクター用0.9型XGA対応の高温ポリシリコンTFT液晶パネルLCX029Dシリーズを発売します。
 プレゼンテーションなどに使用されるデータプロジェクターは、パソコンからのデータを直接入力し、表示できる利便性から需要が拡大しており、より一層の投射輝度の向上が求められています。今回発売のLCX029Dシリーズは、データプロジェクターの更なる高輝度化に貢献します。

型名 サンプル出荷時期 サンプル価格(税別)
0.9型XGA高温ポリシリコン
TFT液晶パネル
『LCX029Dシリーズ』
マイクロレンズ有
マイクロレンズ無
2002年1月 59,000円
47,000円

主な特長

  1. 業界最高レベルの開口率
    微細加工技術、配線の多層構造の導入により、液晶の開口部を拡大し、当社従来品比約1.2倍の開口率66.1%を実現しました。 これにより透過率を向上させ、高輝度化を可能にしました。
  2. 耐光量アップ
    駆動回路トランジスタ構造の変更及び遮光レイアウトを変更する事により、耐光量を当社従来品比で約1.8倍改善し、最大2700 ANSI lmに対応する高出力ランプの利用を可能にしました。
  3. 放熱型金属フレーム採用
    独自開発の金属フレーム(従来:樹脂フレーム)を採用する事により放熱性能を向上し、パネルの温度上昇を低減しました。

主な仕様

『LCX029Dシリーズ』
(マイクロレンズ有)
『LCX029Dシリーズ』
(マイクロレンズ無)
画面サイズ 対角2.3cm (0.9型)
表示方式 XGA
ドット数 1024(H) × 768(V)
アスペクト比 4:3
画素ピッチ 18μm
開口率 66.1%
コントラスト比 400:1
耐光量(最大) 2700 ANSI lm 2000 ANSI lm
フレーム構造 放熱型金属フレーム
外形寸法 28.2mm(W) × 30.2mm(H) × 5.4mm(T)

今回商品化するLCX029Dシリーズは、2001年10月から稼動のソニーセミコンダクタ九州株式会社熊本テクノロジーセンターにて、2002年4月から量産を開始します。 なお、今回の LCX029Dシリーズが熊本テクノロジーセンターで生産される、最初の製品となります。
 ソニーは今後、本製品の新製造プロセスをもとに、0.7型~1.3型サイズ、SVGA~XGAなどの幅広いラインナップをとり揃え、お客様の様々な需要に対応、市場のニーズに応えてまいります。