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2004年1月21日

単一電源で動作する携帯電話向けシステムオングラス液晶ディスプレイを商品化

〜 ディスプレイ内に周辺回路などを搭載することで携帯電話の更なる小型化が可能に 〜

 ソニー株式会社は、"システムオングラス" 技術を採用し、単一電源で駆動可能な携帯電話向け低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイパネルを商品化し、2004年1月より受注を開始※します。
なお、商品化にあたって、2.3型および2.9型のパネル開発を完了しています。

  • 発売時期や価格などについては、仕様・数量により異なります。

 "システムオングラス"技術は、液晶駆動回路に加え、入出力回路や電源回路などの液晶駆動に必要な周辺回路をディスプレイパネル内に一体で内蔵することが可能な技術です。部品点数の削減による製品の小型化や軽量化、信頼性の向上などを図ることができるため、液晶ディスプレイパネルにとって重要な技術となりつつあります。
 今回商品化した携帯電話向け"システムオングラス"液晶ディスプレイパネルは、ガラス基板上への回路一体形成を従来の技術より更に進展させ、単一電源で駆動する電源回路や対向電極電位調整回路、低消費電力モード回路などの組み込みを実現、携帯電話用途として最適な液晶モジュールを実現しました。

携帯電話向け
2.3型システムオングラス
液晶ディスプレイACX522
型名 出荷可能時期 サンプル価格
携帯電話向け
2.3型システムオングラス液晶ディスプレイ
「ACX522」
2004年4月 12,000円
携帯電話向け 2.9型システムオングラス液晶ディスプレイ 「ACX525」 2004年4月 18,000円
  • 出荷時期は、下記仕様をベースとしたものであり、仕様・数量によって異なります。

今回開発した"システムオングラス"液晶ディスプレイの主な特長

  • 1)周辺回路の一体化(写真参照)
    TFTの高性能化実現により、ディスプレイ駆動に必要な周辺回路などを、ガラス基板上に一体形成(システムオングラス)しています。一体化した主な回路は、以下の7つです。
      ・ゲートドライバ
      ・高性能オフセットキャンセルアナログバッファ搭載6bitソースドライバ
      ・6bit RGBパラレルインターフェース回路
      ・タイミングジェネレータ
      ・リファレンスドライバ
      ・対向電極(Vcom)ドライバ(ACX522は、調整機能内蔵)
      ・単一電源仕様DC-DCコンバータ
システムオングラス液晶ディスプレイACX522(左)と当社従来同等品(右)
※四角囲み部分の周辺回路(IC)をディスプレイ基板内に一体形成
  • 2)2.3型QVGA(240×RGB×320)/2.9型SlimQVGA(208×RGB×320)で約26万色表示を実現。
    高色純度、高透過率カラーフィルターとバックライトを含めた光学設計の最適化により 広い色再現範囲を実現。
  • 3)部品点数削減、信頼性向上、小型化が可能。
    周辺回路をディスプレイと一体化させる事により、携帯機器の製造においては、部品点数が圧倒的に削減され、組み立て工数の削減と信頼性の向上、小型化などが可能になります。

今回開発した2.3型/2.9型"システムオングラス"液晶ディスプレイの主な仕様

型名
ACX522
ACX525
液晶タイプ 透過・反射併用型低温ポリシリコン液晶
画面サイズ 5.8cm(2.3型) 7.3cm(2.9型)
画素数 240×RGB×320, QVGA 208×RGB×320, SlimQVGA
画素構造 RGBストライプ RGBストライプ
ドットピッチ 48μm(水平方向)
×144μm(垂直方向)
64μm(水平方向)
×192μm(垂直方向)
表示色数 262,144色 262,144色
端子数 40ピン 35ピン
インターフェース RGBデジタル18ビット RGBデジタル18ビット
供給電圧 2.9V単一 2.75V単一
消費電力 25mW (フル表示) 25mW (フル表示)
機能 双方向ソース/ゲートドライバ ・低消費電力モードなどを内蔵 双方向ソース/ゲートドライバ ・低消費電力モードなどを内蔵

 ソニーでは、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ、情報携帯端末(PDA)などに加え、お客様のご要望に応じた"システムオングラス"液晶ディスプレイを携帯電話向けに受注販売することで、更なる低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイビジネスの拡大を目指します。

以 上

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