報道資料
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2007年9月20日
〜再生専用ディスクを個別に分別可能〜
ソニー株式会社(以下ソニー)および(株)ソニー・ディスクアンドデジタルソリューションズ(以下SDAD)はDVD-Video/ROM一枚一枚に個別IDを記録する技術、ポストスクライブドID™(Postscribed ID™)for DVDを開発しました。
ソニーおよびSDADは、2002年にCD-ROMを対象に大量生産される再生専用型光ディスク1枚ごとに、クライアントの希望するフォーマットにて個別IDを書き込むことが出来るPostscribed ID™(以下PID)を世界で初めて開発、導入しました。その後、インターネットの普及にともない、これを利用し、ディスクとネットワークが融合したアプリケーションを様々なマーケットにおいて展開して参りましたが、高画質映像コンテンツやプログラム容量の肥大化により、DVDにおいてもディスク一枚ごとのID書き込み実現への強い要望をいただいてきました。 この度、ソニーおよびSDADは独自の技術でDVDフォーマットのもつ強力なエラー訂正を考慮しながら、DVDフォーマットに準拠し、市販のDVDドライブでファームウエアや特殊なソフトウエアのインストールを行うことなく、ディスク1枚ごとに追記した個別IDを読み取ることができることを実現しました。これによりCD-ROMで提供していたサービスがDVD-ROMにおいても可能となります。
従来のCD-ROMを対象にしたPIDの技術は特殊反射膜に予め準備された固定のピットの配列領域に対して、ピット間のランドを追記するデータ情報に従い、精密にコントロールされたレーザーにて穴をあけ、ピットデータ配列を変えることにより、データを追記していたのに対し、PID for DVDは予め準備したランド領域に対して直接データを書き込むことでデータを追記しています。
これはDVDのもつ強力なエラー訂正技術に対し、エラー訂正を含めたデータ追記を行うことで解決し、同時にDVDフォーマット (DVD Specification for Read Only Disc)への準拠も実現しています。この個別IDを記録するためのEFM+信号による直接記録方式は、書き込み時にプリレコードされたデータ領域への影響の回避や、データ追記技術(ライトストラテジー)の適用、特殊反射膜の開発等の高度な技術にて実現しています。
| 記録フォーマット | DVD規格(DVD Specification for Read Only Disc)に準拠 |
| 対応ディスク | DVD-Video/DVD-ROM |
| 追記データフォーマット | 任意のバイナリーデータ |
| 追記データ長 | 6/32/64/512 bytesの4種類 |
| DVDユーザーデータ容量制限 | 4.2GB※ |
| 対応OS | Windows2000/XP/Vista、Macintosh OSX(10.2以降) |
※DVD9(Dual layer)への対応は現在開発中です。
ソニーPCL株式会社(日本)
(株)ソニー・ディスクアンドデジタルソリューションズ内
ポストスクライブドIDオペレーションアンドテクニカルサービス