報道資料
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2008年5月9日
〜第二弾:舞台「FROGS〜フロッグス」映画館上映版を6月より配給〜
ソニー株式会社は、ミュージカルなどの舞台芸術やスポーツイベントなどをデジタル映像化し、作品・イベントの権利所有者と共同で全国の映画館に向けて、デジタルライブコンテンツの製作・配給を行うサービス“Livespire(ライブスパイア)”を本格的に開始します。
“Livespire”は、「ライブイベント」を意味する“Live”と「鼓舞する・刺激する」を意味する“Inspire”を組み合わせた造語で、「ライブイベントが与える感動・刺激・快感を楽しむ」という意味を込めた、新しい映像エンタテインメントを提供するサービスです。
このサービスの第一弾として、明日(5月10日)より、株式会社東急レクリエーションが運営する「109シネマズ」にて、音楽座ミュージカル「メトロに乗って」の上映を開始します。当社が製作・配給する映像により、ミュージカルなどの作品を迫力のある大スクリーンに舞台の細部まで映し出し、お客様へ舞台芸術の新たな楽しみ方を提供します。
上映の第二弾には、株式会社アミューズと株式会社ネルケプランニングが、今年3月に天王洲銀河劇場で上演した舞台『FROGS〜フロッグス』の上映を予定しており、本年6月から関東近郊の映画館向けの配給をかわきりに、全国へと展開する予定です。 今回収録した舞台『FROGS〜フロッグス』映画館上映版の制作では、映画館の大画面で上映できる高画質映像を得るため、当社製“CineAlta”カメラ「HDC-F950」※など計8台を使って、ソニーPCL株式会社が撮影・編集を行いました。
当社は、デジタルシネマ市場に向け、“CineAlta(シネアルタ)”カメラや昨年受注を開始した「デジタルシネマ上映用トータルシステムパッケージ」など、撮影から上映にいたるまで最新の技術を搭載した製品を提供してきました。 今回、“Livespire”を開始することで、ハードウェアとソフトウェアの両面においてリソースを投入し、国内デジタルシネマ市場の活性化に向けた取り組みを強化します。 また、本事業をソニーによる新たな文化事業と位置付け、国内の文化・芸術分野の発展に貢献できるよう、貴重な芸術作品の発掘、配給に努めてまいります。
なお本年度、“Livespire”では5作品以上の配給を目標とし、映画館上映にオリジナルのイベントを超える観客動員を目指します。また、デジタルシネマの普及にあわせて配給作品数、観客動員数ともに拡大していく計画です。
上映場所: