報道資料
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2010年4月12日
ソニーは、4月12日(月)~15日(木)に、米国・ラスベガスで開催される国際放送機器展 “NAB (National Associations of Broadcasters) 2010”において、『make.believe -Solutions to Believe In-』をテーマに、「ワークフロー」と「3D」、「4K」を中心に、様々な映像制作ソリューションを展示します。
ブースの一般公開に先立ち、米国法人Sony Electronics Inc.が、現地時間4月11日(日)14:30に開催した報道関係者向け発表会では、今回のNABにおける発表、出展のポイントとして、以下の内容をご紹介しました。
・ 「メディアバックボーンコンダクター」、「メディアバックボーンアンサンブル」
・ マルチフォーマットインジェストステーション“ELLCAMI(エルカミ)”『MPE-L1000』
・ マルチフォーマットトランスコードステーション“ELLCAMI(エルカミ)”『MPE-T1000』
・ マルチイメージプロセッサー『MPE-200』※1
・ 業務用3D対応モニター『LMD-4251TD』(42型)、『LMD-2451TD』(24型)
・ 光ファイバーアダプター 『HDFA-200』
・ 7.4型業務用有機ELモニター『PVM-740』
・ 7.4型有機ELカラービューファインダー『HDVF-EL70』『HDVF-EL75』
・ 5型HD液晶カラービューファインダー『HDVF-C550W』
・ 5型液晶カラービューファインダー『DXF-C50W』
・ “HDCAM-SR”カムコーダー『SRW-9000PL』
・ “HDCAM-SR”デジタルレコーダー『SRW-5800』(新機能追加)
・ “HDCAM-SR”デジタルプレーヤー『SRW-5100』(新機能追加)
・ “XDCAM-EX”カムコーダー『PMW-320K』『PMW-320L』
・ “SxS”カードアダプター『PDBK-MK1』
・ マスターセットアップユニット『MSU-1000』『MSU-1500』
・ リモートコントロールパネル『RCP-1501』『RCP-1001』
・ マルチフォーマットプロダクションスイッチャー『MVS-8000X』
・ マルチフォーマットスイッチャー『DFS-900M』
映像の取り込みから、編集、送出、アーカイブまでの制作ワークフローにおける各プロセスを繋ぎ、社内業務システムとの連携を可能にする「メディアバックボーン」を展示します。各プロセスのシステムを繋ぐソフトウェア「メディアバックボーンコンダクター」、および新製品のマルチフォーマットトランスコード/インジェストステーション「ELLCAMI(エルカミ)」と共に、映像素材の取り込みと保存を効率的に管理する「メディアバックボーンアンサンブル」により、ファイルベース時代における映像制作の効率化を促進するソリューションを提案します。
米国にてAll Mobile Video社より受注した3D対応中継車の他、マルチパーパスカメラ『HDC-P1』やデジタルシネマカメラ『F35』をカメラリグに装着し、光ファイバーアダプター『HDFA-200』でカメラコントロールユニット(CCU)と繋いだ3D対応カメラシステム、3D映像を2台のカメラで撮影する際に生じる映像のずれを調整するマルチイメージプロセッサー『MPE-200』、3Gbps伝送、3D制作に対応するマルチフォーマットプロダクションスイッチャー『MVS-8000X』、業務用3D対応モニター『LMD-4251TD』、『LMD-2451TD』等による3D制作ソリューションを出展します。
また、高輝度280型2D/3Dディスプレイを参考展示します。
フルHDの4倍を超える4K(4096×2160画素)の制作ワークフローに、マルチフォーマットトランスコード/インジェストステーション「ELLCAMI」が加わります。「ELLCAMI」を用いて、大容量の4Kコンテンツをはじめとした各種映像フォーマットを高速でトランスコード(フォーマット変換)することが可能になります。
また、“HDCAM-SR”デジタルレコーダー『SRW-5800』では、2倍速記録・再生への対応(“HDCAM-SR”デジタルプレーヤー『SRW-5100』は再生のみ対応)、圧縮フォーマットMPEG4 SStP (Simple Studio Profile)でのMXFファイルへの対応(『SRW-5800』にファイル転送プロセッサーボード『HKSR-5804』を装着した場合)が可能になります。
青紫色レーザー技術を採用したプロフェッショナルディスクシステム“XDCAM”シリーズ、およびExpressCardTM規格に準拠した「“SxS(エス・バイ・エス)”メモリーカード」対応の“XDCAM EX”シリーズは、2003年の“XDCAM”シリーズの発売以来、合わせて全世界で約130,000台(2010年3月末)を出荷しました。
プロフェッショナルディスクの更なる多層化、それに対応した次世代ドライブによる“XDCAM” HDの今後のロードマップを紹介します。他にも、ディスクとメモリーのハイブリッド運用を促進する“XDCAM”レコーダーの試作品の参考展示、WiFiアダプター『CBK-WA01』によるワークフローソリューション“XDCAM Pilot”、“XDCAM EX”シリーズの新しい肩のせタイプのカムコーダー『PMW-320K』や“XDCAM EX”のカムコーダーをスタジオカメラとして使用することを可能にするHDカメラアダプターおよびHDカメラエクステンションユニット、加えて、“NXCAM”などを展示します。
業務用液晶モニターは、2001年の発売以来、全世界で270,000台を出荷しました。
今回、新たに有機ELパネルを採用し、自発光方式ならではの忠実な黒を再現する7.4型業務用有機ELモニター『PVM-740』や42型および24型の業務用3D対応モニター『LMD-4251TD』『LMD-2451TD』を展示します。
その他、幅広いカメララインアップ、スイッチャー、デジタルワイヤレスマイクロホンなどのオーディオ製品群も展示します。
また、ソニーブースに隣接するBooth No. C10515では、Sony Creative Software Inc.がノンリニア編集ソフトウェア『Vegas Pro9』を出展し、デモンストレーションを行っています。