報道資料
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2010年9月14日
ソニーは、業界で初めて半導体レーザーと光学モジュールを組み換え可能な構造にした集積光学ユニットを採用するブルーレイディスク(BD)用などの記録・再生光ディスクドライブ向け薄型光学ピックアップ『BRILL』を開発、本年9月より量産を開始します。
| 型名 | 量産開始日 | サンプル価格 |
|---|---|---|
| KES-550 | 2010年9月 | 50,000円 |
これまで光学ピックアップは、AV・IT機器など各用途向けに特化した光学系開発およびモデル展開を行ってきた為、開発に多大な費用と時間がかかっていました。しかし昨今、BD機器が、AV・IT市場で共に本格的な立ち上がりを見せつつある中で、光学ピックアップの迅速な開発と商品構成の拡充が重要性を増しています。
今回開発・量産を開始する薄型光学ピックアップ『BRILL』は、新開発のBD集積光学ユニットとDVD/CD集積光学ユニットを両方搭載しています(図A参照)。搭載する集積光学ユニットは、半導体レーザーと光学モジュールの組み換えが可能な構造を採用し、集積光学ユニットの仕様変更を従来よりも短期間で行うことを可能にしました。また、構成部品の共用化を進め、ピックアップの組み立て工程における調整パラメータの削減や組み立て調整設備の共通化を図ることを可能にしました。これにより、様々な用途の機器に対応する光学ピックアップを容易に商品化することを可能にしています。また、本光学ピックアップでは、部品点数を削減しコスト低減も実現しています。(図B参照)
なお、『BRILL』に搭載しているBD・DVD/CD集積光学ユニットは、微細な部品を高精度な製造プロセスで組み立てることにより、熱など環境の影響を受けにくい構造にすることで高い信頼性も実現しています。
当社では、2002年からブルーレイディスク用光学ピックアップの生産を開始し累計7000万台の生産実績があります。
今回販売する『BRILL』の導入により、引き続きブルーレイディスク用光学ピックアップのリーディングカンパニーとして、市場拡大に貢献していきます。
集積光学ユニットをプラットフォーム化し、半導体レーザーと光学ユニットを組み換え可能な構造にすることにより以下を実現
(図A)<『BRILL』に搭載された集積光学ユニット>
(図B)<『BRILL』と従来のモデルとの光路図比較>
| 仕様項目 | BD | DVD | CD | |
|---|---|---|---|---|
| 対物レンズ | NA | 0.85 | 0.65 | 0.53 |
| W.D.(レンズ上面より) | 0.285mm | 0.92mm | 0.56mm | |
| サーボ方式 | フォーカス | SSD法 | SSD法 | SSD法 |
| トラッキング | DPD法 1Beam法 |
DPD法 DPP法 |
DPP法 | |
| 記録/再生 | 記録/再生(注) | 記録/再生(注) | 記録/再生(注) | |
| ピックアップ質量 | Max.15g | |||
| ディスク下面からの寸法 | Max.7.5mm | |||
| 主軸−副軸間距離 | 45mm | |||
ソニー(株) デバイスソリューション事業本部
フォトニックデバイス&モジュール事業部PDM営業部
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