報道資料
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2012年8月30日
〜収録からご家庭への配信・再生まで、より高品位なコンサート映像を提供する取り組みも開始〜
ソニー株式会社(以下、ソニー)は、世界的な権威を誇るベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(以下、ベルリン・フィル) およびベルリン・フィル・メディア社とともに、オーディオ商品の高音質化、並びにコンサート映像のオンライン配信サービスの更なる高画質化・高音質化を目的として、協業を開始しました。
今回の契約により3社は、ホームシアターなどのオーディオ商品の高音質化に向けて、コンサートホール音場やアーティストが意図するパフォーマンスの家庭での再現など、高画質映像とともに最高の音質を追求するうえでの技術開発を進めていきます。
ベルリン・フィル・メディア社は、2008年12月設立以来、ベルリン・フィルハーモニーで開催された過去のコンサート映像や、年間約30回行われる演奏会をご家庭にいながらにしてリアルタイムで鑑賞できる映像オンライン配信サービス「デジタル・コンサートホール(以下、DCH)」を運営しています。同社はコンサートホールの音響特性やアーティストの感性を熟知しており、そのノウハウを駆使してDCHのコンテンツ収録・配信を行なっています。今回の契約を通じ、ソニーが、技術力を結集した業務用機器と技術サポートを新たに提供することで、従来よりも高画質となるフルHD(1080i)の映像配信サービスを実現します。また3社は、DCHのさらなる高画質化、高音質化に向けたコンテンツ制作と配信技術の開発にも取り組んでいきます。
本協業は、ソニーが高画質映像とともに最高の音を追求していくための取り組みの一つです。
<具体的な協業施策>
なお、ドイツ・ベルリンにて現地時間8月31日(金)から開催される世界最大級のコンスーマーエレクトロニクスショー「IFA」では、4K映像の撮影に対応したソニーのカメラとこれまでに培ってきた当社の撮影技術を活かしてベルリン・フィルハーモニック・ホールで収録した4K映像コンテンツをご用意しました。世界的な権威を誇るオーケストラのパフォーマンスを、高品位な映像・音質でご体験いただけます。
ソニーの業務執行役員 SVP・ホームエンタテインメント&サウンド事業本部長・今村昌志は、今回の提携について次のように語っています:「故 ヘルベルト・フォン・カラヤン氏と故 大賀典雄がコンパクトディスクを初めて世に送り出した時代から、ベルリン・フィルとソニーは音楽への共通の愛情に根差したパートナーシップを結んできました。一方は優れた音楽を卓越した表現力で奏でることを、一方は音響や映像技術のイノベーションを、それぞれの基軸として培ってきたユニークかつプロフェッショナルな力を合わせ、さらに発展させていくことで、世界中のみなさまの心を震わすエンターテンメント体験を創造していけるよう尽力して参ります。」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ソロ・チェロ奏者、メディア部門代表のオラフ・マニンガー氏は、「ソニーは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団にとって理想的なパートナーです。我々とソニーは、クラシック音楽の再生には傑出したオーディオ・ビジュアル技術が欠かせないという共通の信念を抱いています。デジタル・コンサートホールも、まさにその技術的構想のもとに開発されました。我々は、この道をさらにソニーと共に歩み、ベルリン・フィルの演奏を最高のクオリティで世界中の聴衆に楽しんでいただくことを、心から楽しみにしています。」と述べています。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者のサー・サイモン・ラトルは、「我々は、ソニーとの関係がさらに発展することを大変喜んでいます。今回ソニーの協力により、新しい機器が提供されるだけでなく、最高のスピー ドとクオリティが実現されますが、さらにデジタル・コンサートホールは、ソニーの機器そのもののなかに組み込まれることになるのです。このことにより、我々の音楽は、さらに速く、グレードアップされた質で、より多くの人々のもとに届くようになります。ソニーは我々が推進している “人々とのコミュニケーション”を援助するわけですが、それは我々にとって、最も重要なことであり、夢なのです。」と語っています。