SONY

報道資料
ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
検索日と情報が異なる可能性がございますので、 あらかじめご了承ください。

2013年9月13日

4K高画質コンテンツ制作環境を構築

- AutodeskがXAVC™フォーマットに対応 -

PMW-F55と PMW-F5
4Kカラーグレーディングファシリティ(イメージ)

 ソニーはフルHDの4倍以上885万画素の高精細、高解像度で深みのある色再現性と滑らかな諧調表現を可能とする高画質4KとHDのビデオフォーマットXAVC™をオープンな技術フォーマットと定め、2012年の開発以来、映像制作機器メーカー各社へ技術仕様の公開や開発支援を通じて幅広く提案をしてきました。

 これによりオンセット・デイリーズ(撮影現場での映像確認機器やシステム)や、ノンリニア編集、カラーグレーディング、インジェスト(映像のポストプロダクションシステムへの取り込み)、コンポジット(編集工程での色調整やVFXとの合成)など、40社のメーカーからXAVCフォーマットへの賛同を得ています。

 そしてこの度、Autodesk(オートデスク)の製品群がソニーのXAVCフォーマットに対応します。
オートデスクの合成・編集・カラーグレーディングソフトウェアは、ハリウッドをはじめとした全世界のポストプロダクションシステムに幅広く導入されており、映画やドラマ、CMなど高画質ハイエンドコンテンツ制作で多くの実績を残しています。
XAVCに対応する製品はAutodesk® Flame® Premium、Autodesk® Flame®、Autodesk® Smoke® Advanced、Autodesk® Flare™ とAutodesk® Lustre®の2014バージョンです。またこれらの製品群はソニーのSRMASTER™フォーマット(RAWファイル)にもすでに対応しています。今回の採用により、ソニーの4Kフォーマットは、業界のほぼ全てのポストプロダクションシステムにおいて扱えるようになり、業界のスタンダードフォーマットとなる環境が構築されます。

 現在、全世界でソニーの4Kカメラによる映画、プライムタイムのドラマや、CMなどハイエンドコンテンツ制作が行われており、AutodeskのXAVC対応は、この動きを加速するものとなります。

 ソニーは、今後もHDでのニュース素材から高画質4Kでの映画やドラマなどハイエンドコンテンツ制作までワークフロー効率化に向けた提案を行い、コンテンツクリエーション領域へプロフェッショナルソリューションの技術を積極的に展開し、市場を創造していきます。

  • 当プレスリリースに記載された社名、製品名は各社の登録商標、または商標です。
このページの先頭へ