報道資料
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2014年12月12日
〜ソニーの無線セキュリティ技術を活かし、スマートロックの製造販売とサービスを展開〜
WiL, LLC
ソニー株式会社
WiL, LLC(以下、WiL:Co-Founder & CEO 伊佐山元)とソニー株式会社(以下、ソニー:代表執行役 社長 兼 CEO 平井一夫)は、スマートロック製品の開発・製造・販売及び、その運営サービスを提供する合弁会社設立の契約を本日締結いたしました。新会社となる「Qrio株式会社」は本年12月中の設立を予定しています。
大手企業のオープンイノベーションを促進するWiLと、新規事業の創出を推進するソニーが共同出資する新会社は、今後市場の拡大が予測されるスマートホーム領域において、ソニーが保有する無線セキュリティ技術、公開鍵認証技術などを活かしたスマートロックを開発、製造し、来年度より、個人および法人に向けて販売開始する予定です。
スマートロックとは、無線セキュリティ技術を活用しスマートフォン等モバイル機器のアプリから住宅等の鍵の施錠、開錠ができる電子鍵のことです。住宅等のオーナーがアプリ上で認証するゲストは、スマートフォン等を介して鍵を開閉することが可能になります。スマートロックの活用により、物理的に鍵を貸与しなくても、ご家族やご友人の間、また不動産業者間などでスマートフォンを鍵代わりとして施錠、開錠ができるため、鍵の受け渡しなどの手間を省くことができるようになります。
WiL Fund I, LPは、WiL, LLC(米国カルフォルニア州本社)が運営するベンチャー投資育成のファンドで、主に日米のベンチャー企業への投資や、大企業との連携による新規事業の育成等を手がけております。また、大企業とベンチャーのコラボレーションをプロデュースすることを通じて、オープンイノベーションを加速させ、起業家精神を普及する活動も展開しております。ファンド規模は400億円を超え、産業革新機構、ANA、ソニー、日産自動車、NTT、JVC Kenwood、大和証券、みずほ銀行、セブン銀行を始め、各界を代表する事業会社の出資を受けております。