報道資料
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2016年11月10日
ソニー株式会社
ソニービジネスソリューション株式会社
ソニーは、4K Exmor® スーパー35㎜CMOSイメージセンサー(総画素数約1160万画素、有効画素数約880万画素)を搭載し、XAVC 4Kでの本体記録に対応するXDCAM™メモリーカムコーダー『FS7 II(マークツー)』ボディ及びズームレンズキット(レンズ付属モデル)を発売します。本機は、4K大判センサーを搭載したカムコーダーとして、映画やCM、ドキュメンタリーなどの映像制作現場で多くのお客様から支持をいただいている現行機種『PXW-FS7』※を進化させた上位モデルです。
型名 | 発売日 | メーカー希望小売価格 |
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XDCAMメモリーカムコーダー 『FS7 II』ボディ(PXW-FS7M2) | 2017年1月10日 | 1,200,000円+税 |
XDCAMメモリーカムコーダー 『FS7 II』ズームレンズキット(PXW-FS7M2K) (ズームレンズ SELP18110G) | 1,580,000円+税 |
本機は、ソニーが独自開発した電子式可変NDフィルターを内蔵し、絞りを固定し被写界深度を一定にしたままでの露出調整が可能で、大判センサーのカメラに求められる映像のぼけ味をより自由に表現できます。
また、レンズを回転せずに着脱できる新開発レバーロックタイプのEマウントを搭載し、業務用の映像制作時の使い勝手を向上させた他、撮影操作部のグリップアームが工具を使うことなく伸縮できるようになるなど『PXW-FS7』でお客様からいただいたご要望を反映し、機能や使い勝手を向上させました。
本機はαマウントシステムに対応しており、Eマウント、Aマウント合わせて70本以上の豊富なαレンズ群を活用でき、『FS7 II』ズームレンズキットにはドキュメンタリー撮影などに最適なEマウント電動ズームレンズ『E PZ 18-110mm F4 G OSS』(SELP18110G)を同梱しています。6.1倍の高倍率で広角から望遠までの広い焦点域をカバーするとともに、メカニカルズーム機構を搭載しタイムラグの無いズーム操作が可能となるなど、動画撮影時の操作性とGレンズ™ならではの高い描写性能を提供します。
電子制御により1/4~1/128まで連続的にNDフィルターの濃度の微調整が可能なため、絞りを固定したままNDフィルターで露出を調整していけば、映像表現において重要な被写界深度を変化させずに、最適な露出を得ることができます。またオートND機能を搭載しており、屋内から屋外など幅広く刻々と照度が変わるような場合でも最適な露出になるように自動でNDフィルターの濃度を変更することもできます。豊かな映像表現力で様々な撮影シーンに対応します。
業務用の映像制作時に求められる使用状況を考慮し、レンズを回転せずに着脱できる新開発のEマウント(レバーロックタイプ)を採用。カメラにリグを装着した状態でのレンズ交換が容易となりました。
『FS7 II』ズームレンズキットには動画ユーザーに好まれるズームリング、フォーカスリング、絞りリングの3連リングを備えたEマウント電動ズームレンズ『E PZ 18-110mm F4 G OSS』(SELP18110G』を同梱します。広角から望遠まで6.1倍の広い焦点域を1本でカバーできるため、レンズ交換作業をできるだけ減らしたいドキュメンタリー撮影などに最適です。Gレンズならではの高い描写性能に加え、ソニー独自のSMO(Smooth Motion Optics)※機構を採用し、フォーカス時の画角変動(ブリージング)やズーム時の軸ずれ/フォーカスずれを最小限に抑制します。さらにメカニカルズーム機構によるタイムラグの無いダイレクトなズーム操作、ズーム回転方向切換や光学手ぶれ補正など、動画撮影に求められる様々な機能、性能を実現しています。
本機の開発にあたり『PXW-FS7』ユーザーから寄せられた多くのご意見・ご要望を収集・分析。業務用機にとって非常に重要な細かな使い勝手を向上させました。工具不要で伸縮可能になったグリップアームや、位置調整が容易になったビューファインダー、取り出しやすくなったXQDカードスロット、外光を遮って液晶パネルを見やすくするためのフードを同梱するなど、細かい改良を重ねることで使い勝手が大きく向上しています。
主な仕様や詳細は、以下のURLからご確認いただけます。
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