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報道資料
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2017年8月31日

IFA 2017出展について
デジタルイメージング、オーディオ、モバイルなどの新商品を紹介

ソニーは、ドイツ・ベルリンにて現地時間9月1日(金)より開催されるコンスーマーエレクトロニクスショー「IFA 2017」において、最新の商品群などを紹介します。

一般公開に先立ち現地時間8月31日(木)に行った記者会見では、ソニー・ヨーロッパ 社長の粂川滋が、デジタルイメージングやオーディオの新商品などを紹介しました。「ソニーはお客さまの感性に訴える革新的な商品を生み出すことで、お客様にもっとも近いところ、つまり『ラストワンインチ』において、感動をもたらす体験を提供し続けていく。欧州においても高付加価値領域の商品に注力することで、コンスーマーエレクトロニクスの各事業が好調に推移している」と述べました。また、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社EVP、Global Sales & Marketing担当の古海英之も登壇し、Xperia™ Xシリーズのスマートフォン新商品を紹介しました。

記者会見は、以下のURLからストリーミング視聴いただけます。

主な展示内容

デジタルイメージング

RX0

新モデル『RX0』は、ソニーがRXシリーズで実現してきた高画質技術を継承しながら、堅牢性※1※2※3と防水性※3※4を小型ボディに凝縮したカメラです。雨天や水中、砂埃が多い環境、またカメラに衝撃が加わるなど、あらゆる場面で、高画質な静止画・動画を撮影することができます。また、すばやい動きなどを印象的に表現できるスーパースローモーション※5も可能。今までにない新しい視点での撮影を提案する本機は、カメラを手にするすべての人から新しい映像表現を引き出します。
また単体での撮影に加え、複数台を組み合わせることで多視点撮影も可能です。設置自由度の高いワイヤレス接続※6や信頼性の高い有線接続※7による、クリエイターの創造力を刺激する複数台での撮影ソリューションも提案します。
本機は、有効約1530万画素メモリー一体1.0型積層型CMOSイメージセンサーExmor RS™と、高解像な描写を実現するZEISS® Tessar T* 24mm広角レンズを搭載。水深10mの防水性能※3※4や2.0mの落下耐性※1※3、200kgf耐荷重※2※3の堅牢性を備えています。

会場では、欧州の権威ある「EISAアワード 2017-2018」の各賞を受賞した『α9』、『α6500』、『RX10 III』、『RX100 V』、フルサイズ対応レンズGマスター™シリーズ『FE 100mm F2.8 STF GM OSS』および『FE 70-200mm F2.8 GM OSS』など、最新の商品も一堂に展示します。

  • ※1:MIL-STD810G C1 Method 516.7-Shockに準拠した5cmの合板上で、2.0mの高さからの落下試験をクリアしています(当社試験条件による)。
  • ※2:200kgfの荷重試験をクリアしています(当社試験条件による)。
  • ※3:全ての状況において無破損、無故障、防水を保証するものではありません。
  • ※4:JIS/IEC保護等級(IPX8)相当(当社試験条件による)。水深10m/60分までの撮影が可能です。
  • ※5:最高毎秒960フレームまでのスーパースローモーション撮影が可能。また画質優先設定で240fpsを選択した場合、フルHD相当の画質で記録できます。音声は記録できません。Class10以上のマイクロSDXCメモリーカードまたはマイクロSDHCメモリーカードが必要です。
    撮影時はフォーカス、ズームや露出モード、フォーカスエリア、フレームレート等の撮影設定は固定されます。
  • ※6:モバイルアプリケーションPlayMemories Mobileを使用して最大5台、アクセスポイントを活用すればより多い台数の接続・操作が可能です。
    アクセスポイントを活用した接続には、カメラ本体のソフトウェアアップデート(2018年1月予定)が必要です。また、アクセスポイントやスマートフォン、タブレットの仕様、設置場所の電波環境により、接続できる接続台数は変わります。
  • ※7:有線接続のための別売りのカメラコントロールボックスは、現在開発中(2018年1月発売予定)です。名称は、今後変更となる可能性があります。

オーディオ・テレビ/スマートホーム

『WF-1000X』の着用イメージ

昨年のIFAで発表し、好評を博したワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット『MDR-1000X』の後継機を発表しました。『MDR-1000X』と同じヘッドバンド型『WH-1000XM2』に加え、新たにネックバンド型の『WI-1000X』、左右独立型の『WF-1000X』の1000Xシリーズ3機種を発売します。これらの3機種は、各スタイルのBluetooth®対応ワイヤレスヘッドホンで業界最高クラス※8のノイズキャンセリング性能を実現しています。また、ユーザーの行動を認識し、状態に合わせてノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能を切り替える「アダプティブサウンドコントロール」を世界で初めて※9搭載。着脱の手間を軽減し、思う存分、高音質の音楽に浸ることのできるヘッドホンを3つのスタイルから選べます。このほか、さまざまなファッションやライフスタイルにも調和するカラーに一新したヘッドホンh.ear(ヒア)シリーズも展開します。最新のXperia™やウォークマン®とも色を合わせているため、組み合わせて楽しめます。

テレビは、4K有機ELブラビア®『A1シリーズ』において、新たに77V型の欧州での発売を発表。4K高画質プロセッサー「X1™Extreme(エックスワン エクストリーム)」、画面自体を振動させて音を出力する独自の音響システム「アコースティック サーフェス」が実現する新たな視聴体験を紹介します。
また、同様にX1 Extreme搭載の4K液晶ブラビア『XE94/XE93シリーズ』、PlayStation®4 Pro(PS4®Pro)などによる4K HDRワールドの広がりをお伝えする展示に加え、4K Ultra HD Blu-ray™プレーヤー『UBP-X800』とサウンドバー『HT-ST5000』による4K HDRと最新の音声フォーマット「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)」での臨場感あふれる映像とサラウンドの体験ができます。

さらに、ソニーとして初のGoogleアシスタント搭載ワイヤレススピーカー『LF-S50G』を、米国、イギリス、ドイツ、フランスから発売することを発表しました。部屋のどこにいても高音質な音楽を楽しめる360度に広がるサウンドや、音量や曲送りをスピーカーに直接触れずに手を近くでかざすなどして簡単に操作できる「ジェスチャーコントロール」、キッチンにも安心して置けるJIS防水保護等級IPX3※10の防滴性能など、音質と使いやすさにこだわりました。また、ブラビア※11にも、新たにGoogleアシスタントを年内に搭載します※12。『LF-S50G』やブラビアのリモコンに話しかけるだけで、音楽や動画コンテンツの再生をはじめ、ニュースなどの情報取得、さらにソニーのGoogleアシスタント対応のWi-Fi対応オーディオ機器※13、照明などのIoTデバイスの操作も可能です。
会場では、ソニーの高品位なAV機器群を中心とした機器連携により広がる、スマートホームのデモンストレーションを行います。『LF-S50G』やブラビアと、ソニーの機器や他社の対応周辺機器と連携した使用例を紹介。キッチンやリビングルームでの、マルチルーム音楽再生や、ブラビアでのレシピやレストラン情報表示などのユーザー体験例を示します。

『LF-S50G』
(左からブラック、ブルー、ホワイト)
  • ※8 :左右独立型、ヘッドバンド型、ネックバンド型の各スタイルのノイズキャンセリングヘッドホン市場において。2017年8月31日時点、ソニー調べ。JEITA基準に則る。
  • ※9 :2017年8月31日時点、ソニー調べ
  • ※10 :IPX3とは、鉛直から60度までの角度によって噴霧した水の影響を受けないことを確認したものです。
  • ※11 :2016年(一部)、2017年のAndroid TV機能搭載ブラビア。
  • ※12 :2017年中にアップデート予定。
  • ※13 :Chromecast built-in対応のワイヤレススピーカー、ホームシアターシステム、マルチチャンネルインテグレートアンプの操作が可能。

Xperia™ スマートフォン

ソニーモバイルは、フラッグシップレンジのスマートフォン『Xperia XZ1(エクスペリア エックスゼットワン)』と『Xperia XZ1 Compact(エクスペリア エックスゼットワン コンパクト)』に加え、ミッドレンジの『Xperia XA1 Plus(エクスペリア エックスエーワン プラス)』の3機種を発表しました。今秋以降、世界の各市場で導入します。※14

『Xperia XZ1』は最新のMotion Eye™ カメラシステムを搭載。また、HDRに対応した約5.2インチのフルHDディスプレイを搭載し、ハイレゾオーディオにも対応しています。ソニーモバイル独自開発の新機能3D クリエーターは、素早く手軽に立体の被写体をスキャンし、3Dデータを作成します。3DアバターとしてカメラのARエフェクトで利用したり、ライブ壁紙に設定できるほか、3Dステッカーを作成してSNSで共有したり、3Dプリンターを用いれば立体造形物として出力することも可能です。さらに、Qualcomm社製チップセット Snapdragon™ 835を搭載し、高速回線通信※15に対応します。

『Xperia XZ1』

約4.6インチディスプレイ搭載の『Xperia XZ1 Compact』は、コンパクトサイズながらSnapdragon™ 835やMotion Eyeカメラシステム、ハイレゾオーディオ、3D クリエーターなど最新の技術を搭載します。フロントカメラには画角120度の超広角レンズを採用しました。
『Xperia XA1 Plus』は有効画素数約2300万画素のカメラや約5.5インチのフルHDディスプレイ、高音質なオーディオ再生機能などの高機能を搭載。さらに、3430mAhの大容量バッテリーを搭載します。

  • ※14 :導入モデル、時期は地域により異なります。
  • ※15 :通信速度は地域、通信事業者によって異なります。

4Kホームシアタープロジェクター

ソニー独自開発のディスプレイデバイス ネイティブ4K SXRDパネル※16を採用した、4K HDR対応のホームシアタープロジェクターのラインナップを拡充し、新機種3モデルを発売します。レーザー光源システム搭載の『VPL-VW760ES』は、高精細で高コントラストの映像を再現し、迫力ある4K HDR映像を、暗い箇所から明るい箇所まで鮮明に表現します。また、省スペースに設置可能です※17
さまざまな映像コンテンツに合わせた画質調整ができる『VPL-VW360ES』や、お求めやすい価格ながら4K HDRの映像美を存分に楽しめる本格的なモデル『VPL-VW260ES』も展開します。

  • ※16 :ネイティブ4K SXRDパネル:「有効885万画素(水平4,096×垂直2,160画素)」を持つパネルのこと。
  • ※17 :『VPL-VW760ES』の外形寸法(幅×高さ×奥行mm):560×223×496(突起部含まず)

新規事業創出プログラム

新規事業創出プログラム(Seed Acceleration Program、以下SAP)から生まれたトイ・プラットフォーム「toio」などの各種商品や、SAPヨーロッパ※18の第1号事業化案件となるスマートオフィスソリューション「Nimway」(ニムウェイ)を紹介します。「Nimway」は、ソニー独自の屋内位置情報認識技術を活用し、事前に登録したBluetooth®対応のスマートフォンを持つユーザーが会議室フロアに設置されたディスプレイに近づくだけで、次の会議室の場所を一目でわかるように表示します。またスマートフォンのアプリを通して会議室の空き状況や同僚の居場所なども知らせることができます。オフィス業務の効率化と従業員の生産性向上を支援するサービスで、今後欧州各国で展開していきます。

  • ※18 :新たなビジネスコンセプトのスピーディーな事業化を促し、さらなるイノベーションを創り出していくことを目的に、2014年4月に日本でスタートしたソニーの新規事業創出プログラム(Seed Acceleration Program)の欧州版。スウェーデン・ルンドを拠点に2016年4月にスタート。2017年8月末時点まで2回のオーディションを実施。

ゲーム&ネットワークサービス

「プレイステーション 4」の魅力を高め、ゲーム体験をさらに豊かにするバーチャルリアリティシステム「PlayStation®VR」(以下PS VR)を出展いたします。ソニーブースでは、武器型コントローラー「PS VR シューティングコントローラー」を用いて、未知の惑星で襲ってくる生命体と戦いながら脱出を目指す、リアル体感型シューティングゲーム『Farpoint』をはじめ、さまざまなVRコンテンツをお楽しみいただけます。

  • 記載されている商品名などはソニーおよび各社の登録商標あるいは商標です。
  • Google、Google アシスタント、Android TV、Chromecastは、Google Inc. の商標です。
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