報道資料
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2018年9月14日
2018年9月14日
2018年11月21日改訂
ソニー株式会社
ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社
ソニービジネスソリューション株式会社
ソニーは、オランダ・アムステルダムで、現地時間9月14日(金)から開催される国際放送機器展
「IBC(International Broadcasting Convention)2018」に出展します。
「Beyond Definition※1」をテーマに、次世代放送を見据えた最新製品群及び、高画質かつ高効率な映像制作ソリューションを幅広く提案します。会場では、横約6.8m×縦約2.7m、5K×2K構成のCrystal LEDディスプレイシステムにて8K 120p HDRや4K HDRで撮影した映像を上映し、これまでにない高画質と没入感による映像体験を提案します。
マルチフォーマットポータブルカメラ『HDC-3500』『HDC-3100』、マルチパーパスカメラ『HDC-P50』【新商品】
歪みの少ないない※高速撮影を実現するグローバルシャッター機能を世界で初めて※2備えた新開発の2/3型3板式4Kイメージセンサー搭載のマルチフォーマットポータブルカメラ『HDC-3500』と、同イメージセンサーを搭載し、小型軽量で設置場所の自由度が高いマルチパーパスカメラ『HDC-P50』を発売します。
併せて、新開発の2/3型3板式HDイメージセンサーにグローバルシャッター機能を搭載し、高感度・高画質撮影が可能なHDポータブルカメラ『HDC-3100』も発売します。
『BVM-X300』の画質性能、深い黒と正確な色再現を継承しながら、独自仕様のパネルと新開発のディスプレイ信号処理技術の組み合わせにより、4K HDR制作に適した全白1,000nitsと100万:1の高コントラストを同時に実現します。本機は、長年ソニーが業務用モニター開発で培った映像評価の基準となる画質と、高い信頼性を結集させた新技術である「TRIMASTER HX(トライマスター HX)」を搭載しています。
映画制作用カメラ『VENICE』※3の撮影の自由度がさらに広がるエクステンションシステム『CBK-3610XS』を新たに展開します。エクステンションケーブルを介し、センサーブロック部分を本体から最長5.5m離して撮影することが可能です。これまで困難であった狭い場所での撮影など、映像表現の幅が広がります。本システムは、ジェームズ・キャメロン監督の次回作、「アバター」シリーズ続編の撮影にて使用されることが決定しています。
映像信号(音声、メタデータ、同期信号、制御)などをリアルタイムにIP伝送するIP Liveプロダクションシステムは世界各国で30システム以上の採用が広がっています。国内では静岡放送様、三重テレビ放送様のスタジオサブに続き、奈良テレビ放送様でもスタジオサブ・中継車での採用が決まりました。今年7月、IP Liveプロダクションシステムがサポートする信号伝送方式のひとつ、ネットワーク・メディア・インターフェイス(NMI)が、国内の通信・放送分野の標準化団体である一般社団法人 電波産業会ARIBの標準規格「ARIB STD-B73 1.0」として採択されました。今後ますます採用の加速が期待されています。 ブースでは、IP Liveプロダクションシステムに対応した4Kスタジオを構築し、遠隔地に構築したHDスタジオとあわせて、リモートインテグレーション(REMI:REMote Integration)のデモンストレーションを実施します。また、複数設備(今回は2つのスタジオ)を一元管理する統合管理システムを参考展示します。
ソニーは、スポーツ中継や音楽ライブなどのライブ映像制作領域において、4K HDR/HD HDR/HD SDRの映像を同時かつ効率的に制作することが可能なソリューション“SR Live for HDR※4”を推進しています。ブースでは、国内外で多数のHDR制作に活用されているマルチフォーマットポータブルカメラ『HDC-4300』、HDRプロダクションコンバーターユニット『HDRC-4000』の2機種を中心に展示します。
ソニーが推進するクラウド時代の効率的な制作ワークフローについて、欧米で展開しているクラウドを活用したメディア業界向けソフトウェアベースのソリューションを多数展示します。