報道資料
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2019年4月18日
6月にはGinza Sony Parkとソニーイメージングギャラリーで作品展を開催
年間最優秀賞 受賞作品
今年で12回目を迎える「Sony World Photography Awards (ソニーワールドフォトグラフィーアワード)2019」の授賞式が、4月17日(水)に英国・ロンドンで開催され、年間最優秀賞をはじめとする各賞が発表されました。
本コンテストは世界最大規模の写真コンテストで、World Photography Organisation(会長スコット・グレイ氏)が主催しています。毎回新しい才能を見出し、さらなるステップアップの機会を提供しています。
ソニーは、2007年よりスポンサーとして支援しており、今後もこの支援を通じて創造性の高い作品を広く世界に広める場を提供し、写真文化の継続的な発展に貢献していきます。
「Sony World Photography Awards 2019」は、プロフェッショナル(10カテゴリー)、一般公募(10カテゴリー)、ユース、学生の4部門で構成されています。世界195の国と地域のプロフェッショナルおよびアマチュアフォトグラファーから約32万7千点の応募があり、その中から各部門の最優秀賞と、プロフェッショナル部門の各カテゴリー受賞作品が発表されました。さらに、一般公募作品※1の中から応募者の出身国ごとに独自の選考を行うナショナルアワードも発表され、94名が受賞しました。これら4部門に加え、特別功労賞(Outstanding Contribution to Photography)がこれまで写真文化発展に顕著な功績のあった写真家に贈られますが、今年はロンドンを中心に活動するアーティストNadav Kander氏に謹呈されました。
2019年度受賞作品展は、4月18日(木)から5月6日(月)まで英国・ロンドンのサマーセットハウスにて開催します。日本国内では、6月1日(土)から23日(日)までの23日間、 Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)にて受賞作品展を開催します。あわせてソニーイメージングギャラリー 銀座では、6月7日(金)から20日(木)まで学生部門の作品にフォーカスした展示を行います。
またソニーは、2016年より継続的なフォトグラファーへの支援としてソニーグラント※1のプログラムを運営しています。学生部門最終候補者の中から選ばれた学生にはソニー学生グラント(奨学金:3,500 USドル)を、プロフェッショナル部門入賞者からの選出者にはソニープロフェッショナルグラント(奨励金:7,000 USドル)を提供しています。昨年のソニーグラント受賞者が本プログラムを活用して制作した作品も、ロンドンおよびGinza Sony Parkにて開催の受賞作品展で展示します。
全10カテゴリー (建築、テーマ、クリエイティブ、発見、ドキュメンタリー、風景、ナチュラルワールド、ポートレート、静物、スポーツ)から、それぞれ最優秀フォトグラファーを選出し、その中から全部門を通じて最高の栄誉である年間最優秀賞が選定されます。また、今回は日本人フォトグラファーの上野 公平氏 がスポーツカテゴリーの第2位に選ばれました。
年間最優秀賞 - 2019 Sony World Photography Awards Photographer of the Year
カテゴリー:ドキュメンタリー、受賞者:Federico Borella氏(イタリア)、作品名:Five Degrees
賞金/賞品:25,000USドル、ソニー製デジタル一眼カメラ一式ほか
スポーツカテゴリー第2位 - 2nd place in the Professional Sport category
受賞者:上野 公平(日本)、作品名:Awareness
受賞した上野氏のコメント
「作品は、2018年にバリ島で開催された『AAS Freediving Depth Championship』で撮影したものです。 フリーダイビングという誤解されがちなスポーツの『本当の姿』を少しでも多くの人に知ってもらい、興味を持っていただければと思って作りました。息を止めているにも関わらず、ゆっくり、穏やかに気持ち良さそうに潜るアスリートたちの落ち着いた表情や姿勢、恐怖や不安に負けないメンタル性、信頼性、意識感。海の中でしか見えない視点や風景、潜ってみないと味わえない感覚。海に包まれ、吸い込まれていくような不思議な世界。こういったフリーダイビングの素晴らしいところ、外から見ているだけでは伝わりにくい神秘的なところも写真に収め、より多くの人に伝えることができればと心掛けて追求してきました。」
全10カテゴリー (建築、文化、クリエイティブ、モーション、風景、ナチュラルワールド、ポートレート、静物、ストリートフォト、旅行) からそれぞれ1位が選出され、その中から一般公募部門最優秀賞が選定されます。
一般公募部門最優秀賞 - Open Photographer of the Year
カテゴリー:モーション、受賞者:Christy Lee Rogers氏(米国)、作品名:Harmony
賞金/賞品:5,000 USドル、ソニー製デジタル一眼カメラ一式ほか
一般公募部門に応募した日本人フォトグラファーから選出される「日本部門賞」(審査員:ハービー・山口氏)も決定しました。
日本部門賞 – Japan National Award
賞品:ソニー製デジタルカメラ一式
第1位 石戸 俊夫氏
作品名:Victory
第2位 髙村 涼介 氏
作品名:Kyoto, Jul 2018
第3位 萩原 賢一郎 氏
作品名:wild meal
12歳から19歳(2019年1月4日時点)のフォトグラファーを対象とした部門で、ひとつのテーマに沿って制作された作品を審査します。今回のテーマは「Diversity」(多様性)で、全世界から約1万2千点の応募がありました。
ユース部門最優秀賞
受賞者:Zelle Westfall氏(米国)、作品名:About
賞品:ソニー製デジタル一眼カメラ一式
写真を学ぶ学生を対象とした部門で、テーマに沿った制作を行います。今年の決勝テーマは「belong」 (所属)です。世界中の300を超える学校から応募があり、最優秀賞を受賞した学生が在籍する学校への支援として 30,000 ユーロ相当のソニー製デジタル一眼カメラ一式が授与されます。
学生部門最優秀賞
受賞者:Sergi Villanueva氏(スペイン、Universidad Jaume I)、作品名:La Terreta
賞品:ソニー製デジタル一眼カメラ一式
各部門の受賞作品の詳細は、World Photography Organisationの公式サイトよりご覧いただけます。
また、次回の「Sony World Photography Awards 2020」は2019年6月1日から応募受付を開始し、同年12月から翌2020年1月にかけて順次締め切る予定です。詳細は、準備が整い次第同公式サイトにてご案内する予定です。