報道資料
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2019年9月13日
フラッシュバンドや動体歪みのない映像と、優れた色再現性、感度性能を実現
2019年9月13日
2019年11月13日改訂
ソニーは、報道取材現場で幅広く活用されているXDCAM™ショルダーカムコーダーとして、グローバルシャッター機能を含む4K 2/3型3板式CMOSイメージセンサーを搭載した最上位機種『PXW-Z750』を発売します。
本機は4K 2/3型イメージセンサー搭載のショルダーカムコーダーとして初めて、3板式を採用しており、高い色再現および高感度を実現します。また、グローバルシャッター機能の搭載により、フラッシュバンドが発生せず、動きの速い被写体も歪みのない4K高画質の映像で撮影できます。報道取材や番組制作、スポーツ・ライブ収録など幅広い現場で活用いただけます。
商品名 | 型名 | 発売日 | メーカー希望小売価格 |
---|---|---|---|
XDCAMショルダーカムコーダー | 『PXW-Z750』 | 2020年1月※ |
4,200,000円+税 |
※(2019年11月13日改訂)
本機は、光の三原色(R、G、B)それぞれに1センサーを対応させる3板式を採用することで色再現性が向上しています。さまざまな照明環境でも正確な色で収録でき、立体感のある4K映像表現が可能です。また、最新のイメージセンサーおよび信号処理により、高解像度に加えて高感度を実現し、夜間や暗所での撮影でもノイズの少ない映像を収録できます。
なお、2/3型イメージセンサーの採用により、既存のB4レンズ資産も活用でき、B4レンズならではの深い被写界深度での4K/HD撮影や素早いフォーカス操作も可能です。
イメージセンサーにグローバルシャッター機能を搭載しています。これにより、カメラのフラッシュが多くたかれる報道の現場でフレーム上下の明るさが異なって記録されるフラッシュバンド※1、および、スポーツや音楽ライブなどの動きの速い被写体で起きやすい動体歪みが原理的に発生しないため、さまざまな現場で、高品位な映像を撮影できます。
独自開発のコーデックチップを搭載し、高効率圧縮・低ビットレートを実現したXAVC-L422 QFHD 200※2に対応します。10bit / 4:2:2サンプリングにより、HDRの広いダイナミックレンジを維持したまま、データサイズを従来比約1/3に圧縮※3できるため、高画質な映像制作と長時間収録の両立が可能です。
HD収録時※4には最大120fpsでの撮影が可能です。23.98p記録の場合、最大5倍のスローモーション撮影が可能となるため、機動力に優れたショルダースタイルのカムコーダーでありながら、これまでにはない印象的なスローモーション撮影が可能になります。
4K HDR/HD SDRの同時記録が可能で、4K HDRライブ制作のワークフロー「SR Live for HDR」※5にも対応しています。さらに、ポストプロダクションの時間を短縮してHDR映像制作を実現するインスタントHDRワークフロー※6に対応しています。S-Log3とHLG(Hybrid Log-Gamma)の2つの方式を採用することで、HDR運用の自由度を高めています。
従来のHD運用時と同様に、1本の同軸ケーブルで4K/60p映像を伝送できる12G-SDIに対応しており、周辺機器との接続性が向上しています。また、ネットワーク機能を内蔵しているため、現場からの生中継(ストリーミング)やファイル転送ワークフローを本体のみ※7で実現可能です。報道制作向けクラウドサービス「XDCAM air(エックスディーカム・エア)」※8に対応することで、特に即時性が求められる報道用途やチームでの作業の多い制作用途において、効率的な素材管理を実現できます。
ENGおよび屋外でのドラマや映画の撮影での音声収録(ロケーションサウンド)用途に適したデジタルワイヤレスレシーバーを追加し、デジタルワイヤレスマイクロホンシステムDWXシリーズのラインアップを拡充します。『PXW-Z750』などのXDCAMショルダーカムコーダーと組み合わせて使用でき、高品位なオーディオ収録ができます。カムコーダーの電源ON/OFFとの連動や、アサイナブルスイッチからのトランスミッターのパワーセーブモードのコントロールが可能※9な他、カムコーダーのメニュー設定によるトランスミッターの設定変更、さらにビューファインダー上にワイヤレスマイクロホンの使用状況を表示でき、現場での効率的なワークフローをサポートします。
また、レシーバー、トランスミッターのいずれもCODEC MODE4に対応しており、高音質な伝送を実現します。
アダプター方式のインターフェースを採用することで、ソニーの規格に加え、UniSlot®規格にも対応します※10。375kHz間隔の多チャンネル同時運用が可能です。
最大148MHzのワイドバンドに対応し、375kHz間隔のチャンネルの
多チャンネル同時運用が可能です。
『DWT-B30/MH』 (テレビホワイトスペース 中・高周波数帯)
『DWT-B30/G』 (1.2GHz帯)