報道資料
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2025年1月14日
クリエイターとファンが享受できる新たな価値と感動体験の提供を目指す
ソニーグループ傘下のブロックチェーン関連会社3社(※)は、この度ブロックチェーンのメインネット"Soneium(ソニューム)"の一般公開と、暗号資産取引サービスのリニューアル版及び、NFT(※1)発行プラットフォームの提供という三つの新たな取り組みを開始します。Web3の基盤インフラであるブロックチェーンからアプリケーションレイヤーまで包括的なソリューションを提供することで、クリエイターのクリエイティビティの拡張やファンコミュニティへのエンゲージメント強化のサポートに取り組みます。
インターネットは世界中で利便性向上に寄与した一方で、膨大な情報やインターネット上の経済圏が中央集権的に管理されるようになり、Web3はその集中した権力を分散させるために発展してきました。一方、Web3技術やサービスの利用者は現在一部のコアユーザーに限定されており、圧倒的な活用事例(キラーユースケース)の創出が待望されています。
今後クリエイターの活動が多様化する中で、Web3におけるコンテンツはよりインタラクティブ性を高め、ファンとクリエイターの接点が増強されることが予想されます。ソニーグループは多様な事業において、クリエイターやそのファンへの価値提供を積極的に行ってきましたが、Web3という新たなインターネットの時代に、包括的なソリューションを通じて、クリエイターやファンがメリットを享受できるユースケースを提供することを目指します。
Sony Block Solutions Labs Pte. Ltd.は、ビジョン"Realize the Open Internet that Transcends Boundaries(境界を超えるオープンなインターネットの実現)"のもと、パブリックブロックチェーン"Soneium(ソニューム)"の開発を2024年8月に発表しました。その後、ソニュームのテストネットである"Soneium Minato(ソニュームミナト)"を一般公開し、誰でもアクセス可能なテスト環境を提供しました。開発者やクリエイターは本番環境に先駆けてネットワークの仕様を体験すると共に、開発したアプリをソニュームミナト上でリリースすることが可能となり、エンドユーザーはWebウォレットからこれらのアプリにアクセスして使用できるようになりました。ソニュームミナトでは、既に多数のアプリ開発が完了しており、2024年9月に開始したインキュベーションプログラム"Soneium Spark(ソニュームスパーク)"で1,700件を超える応募から選考を勝ち抜いた32プロジェクトに加えて、クリエイターによる多数のアプリが存在しています。ゲーム、NFT、ソーシャルアプリなどのエンタテインメント関連や金融関連のアプリが開始され、1400万を超えるアカウント数及び、4700万を超えるトランザクション数(※2)が確認されています。
そして本日、ブロックチェーンの本番環境であるメインネット"Soneium(ソニューム)"を一般公開します。ネットワークの仕様はソニュームミナトを踏襲しているため、ソニュームミナトと同じ開発環境でアプリ開発が可能です。また、メインネットでは、各アプリ内の決済に暗号資産を使用可能になります。開発者やクリエイターは自身のアプリ内の決済を通して収益を上げることができることに加え、エンドユーザーはお気に入りのアプリ上の活動を通じて、クリエイターの応援・支援をするファンコミュニティを築くことができます。
ソニューム上のアプリ内の決済に必要不可欠となるものが、暗号資産です。Web3アプリでは法定通貨ではなく、暗号資産で決済がされることが一般的で、その入手には暗号資産取引サービスを利用する必要があります。暗号資産の取引からソニュームでのアプリ利用の体験までを一気通貫で提供することを目指して、 S.BLOX株式会社は、暗号資産取引サービス"WhaleFin"のリニューアル版である"S.BLOX"を本日リリースします。リニューアルに伴い、UI画面のデザイン刷新に加えて、今後モバイルアプリのリリースや対応通貨の拡充により、使いやすいサービスの提供を予定しています。サービスリニューアル記念として、新規アカウント開設及び暗号資産取引で3,000円相当のBTCをプレゼントするキャンペーンを本日より開始します。加えて、2月に『攻殻機動隊』とのコラボレーション企画として、ソニュームのネットワークを活用したNFT配布キャンペーンの実施を予定しています。
ソニュームに対応したアプリの一つとして、SNFT株式会社は、2025年2月以降順次、Fan Marketing Platformをサービスリリースします。NFT施策を実行する企業向けに提供するプラットフォームで、NFTを活用したファンエンゲージメント施策の実行から分析までワンストップで支援します。企業はこのサービスを活用してキャンペーン等においてNFTを簡単に発行し、そのNFTを通してエンドユーザーとの新しい顧客接点を創出すると共に、NFTを取得したファンに特別な体験やコンテンツを提供することで、ファン・ユーザーのエンゲージメントを深めることが可能です。通常、NFTの受け取りにはWeb3ウォレットサービスをユーザー側で別途準備する必要がありますが、本サービスではソーシャルログインを活用したWeb上のウォレット機能を備えているため、初心者でも簡単に受け取りをすることが可能です。
ソニーグループはこれらのWeb3サービスを活用し、クリエイターとファンに新たな価値提供をする目的で、グループ内のエンタテインメント関連の企業と実証実験を予定しています。Fan Marketing Platformを使用して、ソニュームのネットワーク上でNFTを発行する施策を企画しており、Web3技術を活用した各IPのファンへの価値提供とエンゲージメント拡大を目指します。各企画は2025年1月中旬から2月にかけて順次開始予定です。
〜 対象作品の限定チャネルへのアクセス権のプレゼント(日本国内) 〜
Prime Videoで対象作品を購入した方を対象に限定コンテンツへのアクセス権を無料でプレゼントするキャンペーンを実施します。エンドユーザーは、購入した対象作品の視聴に加えて、限定チャネル上のデジタルコレクションや特典映像の視聴及びダウンロードにより、対象作品をより楽しむことができます。
〜 ミュージック&Web3コミュニティ 『Sunny B. 1991』へのNFT配布 〜
同社が運営・支援するミュージック&Web3コミュニティである 『Sunny B. 1991』の二周年を記念して、コミュニティメンバーのみを対象に限定NFTを配布する実証実験を行います。過去に同社がコミュニティメンバーに配布したNFTの所有枚数に応じて、NFTを配布します。NFTのデザインや名称の検討はコミュニティメンバーも参加して決定されます。
〜 アーティストのファン創出におけるNFTの活用(日本国内) 〜
アーティストの新たな顧客接点やファンの創出を目的として、Web3技術を活用した顧客への新しい価値提供に取り組む予定です。その先駆けとして、ガールズグループ『SANDAL TELEPHONE』のライブイベントと連携した限定NFTの配布キャンペーンを実施予定です。
Sony Block Solutions Labsは、Startale Group Pte. Ltd.との合弁会社で、ブロックチェーン技術を使った新たなネットワークインフラを構築することを目的として設立されたソニーグループのグループ企業です。2023年9月にブロックチェーンの企画開発を発表し、2024年8月にSony Network Communications Labs Pte. Ltd. から社名変更しました。
2023年8月にQuetta Web株式会社(ソニーグループ株式会社100%出資の子会社)が買収して、暗号資産取引サービスを運営しています。2024年7月にAmber Japan株式会社から社名変更しました。
ブロックチェーン等の最新技術を活用したデジタルコレクションを提供する会社です。
ソニュームは、イーサリアムのレイヤー2ソリューションとして機能し、既存のイーサリアムレイヤー1上にネットワークを構築してデータ処理を担うことで、レイヤー1で生じるデータ処理速度の低下や手数料の増加といった課題を解決します。また、Optimism Foundationの開発するOp Stackを活用することで、スケーラブルでEVM互換の開発者フレンドリーなブロックチェーンを構築しています。
・記載されている会社および商品名、サービス名は、各社の商標または登録商標です。