報道資料
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2025年9月1日
ソニーグループ株式会社(以下、ソニー)は、一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が主催しソニーが特別協賛する「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会」(大洗ゴルフ倶楽部, 2025年9月11日-9月14日)において、デジタルトランスフォーメーション(DX)による観戦体験向上のための実証実験を行います。ソニーは2025年度から2027年度までの3年間、JLPGAの「オフィシャルDXパートナー」としてデータ利活用の推進を支援しています。本実証実験は、ゴルフにおけるデータ利活用を加速するために行います。
ゴルフの大会では、広大なコースで多数の選手のプレーが同時に進行し、中継や配信では上位選手のプレーが中心に取り上げられます。本実証実験では、各々のファンが応援する選手の活躍を、パーソナライズしたコンテンツとして提供することで、さらなる観戦体験の向上を目指します。ソニーはオフィシャルDXパートナーとして初の特別協賛となる本大会の場を活用し、アプリのユーザーテストやインフラ技術の検証などを行います。
また、ゴルフファンが楽しめる一般公開の施策として、音声ARサービス「Locatone™(ロケトーン)」や、NFTなどのデジタルコンテンツを活用したゴルフ場と大洗の街を巡る地域周遊施策、スマートフォン向けゴルフゲーム『みんゴル』において、ドローンで測量した地形データを用いてリアルに再現された大会コースの9ホールを仮想的にプレーできる施策も実施します。
ソニーは、より多くの人々がスポーツの感動や楽しさを享受できるよう、本実証実験を通じて得る知見をもとに、今後もゴルフをはじめとするスポーツ領域におけるDX推進に取り組んでまいります。
本実証実験は、ショットデータ等の取得、データを集約・解析するデータマネジメントプラットフォームの構築、そしてデータを活用した新たな観戦体験を提供するスマートフォン用アプリで構成されます。一連の施策によるゴルフ観戦体験の充実やファンエンゲージメントの向上の効果検証を行うため、本大会でクローズドなテストを実施する予定です。これらの施策はオフィシャルDXパートナーシップ締結後の2025年3月から開発を開始し、約半年間で実証段階まで構築しました。
特定ホールにおいて、全選手の全ショットの弾道・位置情報、映像、気象データ等を取得することで、プレーを3Dマップ上で閲覧することができる「SHOT INSIGHT」機能を実現しました。ファンは応援している選手の各ショットをスマートフォン用アプリ上で表示された三次元マップ上で自由に閲覧することができます。
ドローンやカメラで撮影された映像から写実的な3Dモデルを生成する「3D Gaussian Splatting」技術を用いて大洗ゴルフ倶楽部のホールを再現しました。「IMMERSIVE HOLE VIEW」では、スマートフォン用アプリ上で、あたかも現実のコースにいるかのような視点でコースを攻略するコツなどを確認することができます。
生成AIとプレーデータを活用し、全選手のプレー状況を個別に解説するニュース記事やプレー状況のお知らせを自動生成します。また、ファンのニーズに合わせ、パーソナライズ化された選手情報をスマートフォン用アプリに配信します。本機能は「SHOT INSIGHT」にも活用され、各プレーの実況文を自動生成することで、プレーのコンテキストの理解に役立ちます。
現地での観戦体験を向上させるため、ユーザーや選手の位置をリアルタイムで把握できる「PLAYERS MAP」機能をスマートフォン用アプリ上に搭載します。
映像システムには、ソニーの撮影・制作プラットフォーム「Creators' Cloud for Enterprise」を活用し、AIによる自動編集を行います。また、遠隔操作が可能なリモートカメラシステム、ネットワーク上で利用可能なクラウドスイッチャー等を活用した撮影の省人化などの検証も行います。広大なゴルフ場におけるデータや映像の無線伝送を実現するため、コースにソニーワイヤレスコミュニケーションズ株式会社のサービスプラットフォーム「MOREVE(モアビ)」を活用したローカル5Gネットワークを実験的に構築します。