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2024年3月18日から22日まで米国カリフォルニア州アナハイムで開催される第39回 CSUN Assistive Technology Conferenceに、ソニーグループ株式会社が出展します。CSUNは、「アクセシビリティ」をキーワードとした最新の製品・サービスや取り組みについて紹介する国際会議で、毎年、障がいのある多くのユーザーはじめ、業界をリードするさまざまな企業や政府・有識者が集まります。
ソニーは、インクルーシブな未来に向けて、誰もが自分らしく、そして、感動を分かち合える世界を目指し、製品、サービス、体験のアクセシビリティを高めています。その一環として2018年から本イベントに参加しております。
2024年は、アクセシビリティに配慮した製品の展示及びソニーが取り組むアクセシビリティに関する活動などを紹介するセッションを予定しています。
PlayStationで遊ぶあらゆるの方のため、最新の技術を用いてアクセシビリティ機能、製品、サービスを進化させ、世界をゲームの力でつなげる努力を日々重ねています。
PlayStation®5(PS5™)では、システムの設定をはじめとした各種画面をより見やすく使いやすくするための設定を、まとめてカスタマイズすることができます。ホーム画面から『設定』を選び、『アクセシビリティ』を選択すると、画面のズーム、色の補正、大きな文字、太い文字、ハイコントラスト、クローズドキャプション、音声読み上げなどの設定をすることができます。
PlayStation®5用「Access™ コントローラー」は、5年にわたるアクセシビリティの専門家や当事者団体との対話を通して改良が重ねられ、誕生しました。多様なニーズに合わせて幅広いカスタマイズに対応することで、あらゆるプレイヤーがゲームを楽しむことができる未来を実現すべく取り組んでいます。
Access コントローラーは「2023年度グッドデザイン賞」において「グッドデザイン金賞」に選出されました。「グッドデザイン金賞」は、2023年度に選ばれたすべてのグッドデザイン賞受賞対象の中で、特に優れたデザインと認められたものに与えられる賞です。
デジタル一眼カメラの醍醐味である高画質による高い表現力を実現するため、一人でも多くのユーザーにαの機能を余すことなく使ってもらいたい。そんな想いから、カメラを愛好する視覚障がいのある社員と議論を重ね、F値、シャッタースピードなど撮影時に必要な情報をどういった順で読み上げるのが最適か決めました。こだわりのアクセシビリティ機能を搭載したαは、年齢や障がいの有無に関わらず、クリエイターの相棒となりサポートし続けます。

世界に2億5千万人いると言われるロービジョン※の方々に撮影する楽しさを届けたい。より多くの人に、感動や記憶に残したいシーンを共有する喜びを感じてほしい。そんな想いからこの網膜投影カメラキットは生まれました。
眼のピント調節能力の影響を受けにくいレーザ網膜投影方式を利用して、ピントの合った画像を網膜の周辺部にまで投影することで、ロービジョン者の“見えづらい”を“見える” に変えます。盲学校などの協力も得て、当事者による評価やインタビューの声も反映し、高倍率ズームなどカメラならではの機能を搭載し、ロービジョン者も、本格的な撮影を楽しむことができます。
網膜投影カメラキットは「2023年度グッドデザイン賞」において「グッドデザイン・ベスト100」に選出されました。「グッドデザイン・ベスト100」は、全受賞案件の中から特に優れた100件に与えられる賞です。
「誰かの介助を求めることなく、自分でテレビをもっと使いこなしたい」という障がい当事者の方の声に基づき、ブラビア®のアクセシビリティ機能は進化を続けています。また、家族や友だちとテレビを共用し、感動をわかち合うための存在であり続けるために、新たな機能も搭載致しました。
Xperiaの最新機種※1には『TalkBack』※2や操作画面の視認性向上などの、視覚、聴覚、操作をアシストするアクセシビリティ機能を搭載しています。また、2021年からはソフトウェアのチームが中心となってソニー・太陽株式会社の障がいがある社員と対話しながら、一部のアプリケーションの改良を行っています。この活動から生まれた写真撮影画面の傾きを音で撮影者に知らせるアクセシビリティ機能を紹介します。
LinkBudsは、リング型ドライバーユニットを搭載し、耳をふさがない構造の完全ワイヤレス型ヘッドホンです。ヘッドホンを装着しても耳をふさがず、周囲の音を自然に聞きながらヘッドホンを通じてあらゆる情報を得たり、音楽などのエンタテインメントを楽しめたりします。
日本国内では、視覚障がい者歩行支援アプリ「Eye Navi(アイナビ)」(株式会社コンピュータサイエンス研究所)※との連携を目指し、当事者の方々にも実地評価を頂きながら開発を進めています。
このアプリケーションは日本でのみ利用可能です。
Float Runは、耳の前にスピーカーが浮く「オフイヤー」デザインを採用し、耳の中に何も入れない快適な装着感と高音質の両立を実現しました。周囲の音や自分の声を自然に聞きながら、通話や音楽などのエンタテインメントを楽しめます。また誰にでもフィットしやすく圧迫感が少ないデザインで、ランニング等のスポーツ時や長時間の使用でも快適に装着することができます。
2022年の米国FDA(Food and Drug Administration)による規制変更に伴い、医療機器である補聴器の販売が、専門家を有する販売事業者を通じた従来の販路だけでなく、新たにコンスーマー販路(OTC)にも広がっています。
ソニーでは開発前からインタビューを通してユーザーの声に耳を傾け、WSオーディオロジー社とのパートナーシップのもと共同で開発、発売した極小サイズで目立ちにくい『CRE-C10』と、これまでの補聴器とは異なる外観で新しい装用スタイルを提案する『CRE-E10』を出展します。
CSUN2024では、以下のセッションを予定しています。
ソニーグループ株式会社 執行役 専務 神戸 司郎とソニー・エレクトロニクス ノースアメリカ 社長 兼 COO ニール・マノウィッツから、ソニーがめざすアクセシビリティについてメッセージをお伝えします。また、ソニーと障がい者団体との連携や協業から、アクセシビリティに配慮した最新の製品まで、ソニーのアクセシビリティに関する取り組みを紹介します。
ソニーのイメージング領域から、多様なユーザーがクリエイティビティを発揮するための商品や取り組みを紹介します。音声読み上げ機能やメニュー画面拡大機能などのアクセシビリティ機能を搭載したデジタル一眼カメラα™や網膜投影カメラキット「DSH-HX99 RNV kit」などを紹介。また、Lighthouse for the Blindのアクセシブル・ユーザー・エクスペリエンス・サービス・ディレクター ショーン・ドーティー氏とロービジョンYouTuber ジェームス・ラス氏をむかえ、すべてのクリエイターにとって使いやすいコンテンツ制作環境の重要性についてパネルディスカッションを実施します。
ソニーのホームエンタテイメント領域から、「ひとりでできる」「なんでもできる」「いっしょに楽しめる」をコンセプトにした取り組みをテレビとサウンドバーの接続におけるインクルーシブデザインの事例(ケーブル接続時に端子の位置が触ってわかる凸点をつける)を通して紹介します。本セッションでは、インクルーシブデザインが障がいがあるユーザーだけではなく、多様なユーザーにとって使いやすい解決策に導いてくれる点についても紹介します。
このセッションでは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントのアクセシビリティチームからPlayStation 5用Access コントローラーを含む最新のアクセシビリティに関する取り組みを紹介します。プレイヤーの多様なニーズに合わせてカスタマイズできるアクセシビリティコントローラーキットであるAccess コントローラーは、アクセシビリティコミュニティーの意見を取り入れながら、あらゆる方が、より簡単に、快適に、そして長い時間ゲームをお楽しみいただけるように設計されています。また誰もがゲームを楽しめるPlayStation 5本体やPlayStation Studiosゲームの幅広いアクセシビリティ機能についても共有します。
約4,500人が来場した2024年のCSUNでは、ソニーのブースにも多くの方が訪れました。アクセシビリティに配慮したソニー製品を体験した来場者からは、さまざまな好意的なフィードバックをいただきました。今年は昨年比1.5倍の展示ブース面積を確保し、Access™コントローラーやFloat Run(フロートラン)を始めとする8製品を展示、多くの来場者に実際に製品を体験いただきました。各製品のブースでは、来場者それぞれのライフスタイルにあわせたおすすめの製品や機能を紹介し、それを聞いた来場者の中には、家族や友人のためにと出展製品情報が掲載されたパンフレットを持ち帰る方も大勢いました。
出展物だけでなく、ブースの展示方法もアクセシビリティに配慮しています。展示台には、白杖などの杖置きを設置、パンフレットにはQRコードを掲載し、視覚障がいのある来場者がご自身のスマートフォンで読み上げたり、後で製品情報について情報を得られたりできるようにしました。
また、障がいのある社員も説明員として参加し、同じニーズを持つ来場者と説明員がアクセシビリティについて熱く語らう場面も見られました。視覚、聴覚や上肢・下肢などさまざまな障がいがある来場者や来場者のご家族に製品を体験してもらい、新たな気づきや改善につながる貴重な意見、そして励みとなる感想を多く頂戴したことは本イベント出展の大きな収穫となりました。