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テーマ×アーティスト×テクノロジーのシンクロで新しい体験を届ける「Sony Park展 2025」

    東京・銀座にオープンした「Ginza Sony Park」で、ソニーグループの6つの事業(ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)、音楽、映画、エンタテインメント・テクノロジー&サービス(ET&S)、イメージング&センシング・ソリューション、金融)をテーマにした体験型プログラム「Sony Park展 2025」が開かれています。人気アーティストのクリエイティビティとソニーの最新テクノロジーを掛け合わせた展示は、来園者に新鮮な感動を与えています。

    目次

    アーティストのクリエイティビティを生かした体験型プログラム

    Ginza Sony Parkはソニーのブランド発信拠点として今年1月にグランドオープン。それに合わせて、1月26日から3月30日まで「Sony Park展 2025」 Part 1が開催されました。続いて、4月20日から6月29日まで開催中の Part 2では、G&NS、映画、ET&Sという3事業をテーマに、BABYMONSTER、Creepy Nuts、牛尾憲輔といったアーティストの個性を生かした体験型のプログラムが展開されています。

    ユニークなのは、「ゲームは、社交場だ。」「エンタテインメントテクノロジーは、ストリートだ。」「映画は、森だ。」というように、各事業を抽象化した6つの展示テーマに落とし込んでいることです。また、企画・制作を担当したソニーPCL株式会社 クリエイティブ部門 UXクリエイション部の大矢弓は「6つのテーマが異なるように、6組のアーティストもそれぞれ表現する世界や魅力が異なるので、テーマ、アーティスト、テクノロジーが掛け合わさることで、個々が個性のある体験として昇華できるように意識して企画しました」と語ります。

    数寄屋橋交差点に面した入口にはテープに見立てたオブジェにPart 2のテーマが書かれており、フォトスポットにもなっている

    "音×触覚×映像"で実現する新感覚ゲームセンター

    Ginza Sony Parkは、地上5階、地下3階の建物です。その地下2階に展示されているのは、韓国、タイ、日本出身のメンバーで構成されたガールズグループ BABYMONSTERとコラボした企画「ゲームは、社交場だ。」です。

    この企画では、BABYMONSTERの人気楽曲である「SHEESH」と「DRIP」をモチーフにした、3つの体験を楽しむことができます。そのうちの一つ、'SHEESH' Hunting Gameは、ソニーが開発中の触覚提示技術を用いたハプティックコントローラーで、大きなスクリーンに映し出されたBABYMONSTERのシンボルマークをハンティングするミュージックゲームです。

    ‛SHEESH‛ Hunting Gameをプレイする様子(写真提供:Ginza Sony Park)

    ハプティックコントローラー(写真提供:Ginza Sony Park)

    ハプティックコントローラーの開発を担当したソニー株式会社 技術開発研究所の中川佑輔は「ソニーではさまざまな触覚提示技術の開発を進めており、その中の一つのテーマとして、私たちは今までの技術では実現できなかった強い衝撃感と繊細な振動感を再現する新しい技術の開発を進めています。今回はそれを活用して、ゲームと音にぴったりあった感触になるように工夫しました」と説明します。

    ハプティックコントローラーを持つ中川

    また、「DRIP」の動画に合わせて来園者自身のデジタルアバターが踊る動画を生成できる `DRIP' Dancing Reelは、実は写真シール機から着想を得た体験です。ソニーの3Dキャプチャー技術である「可搬型ボリュメトリックシステム」を活用して、十数秒の撮影を行うことで、来園者の姿を3Dデータ化し、動画を創り出します。

    `DRIP' Dancing Reelでは「DRIP」の楽曲のサビに合わせて自分のアバターがダンスする動画を入手できる(動画提供:Ginza Sony Park)

    このシステムは「可搬型」という名の通り、機材をさまざまな場所に持ち込んで3Dキャプチャーができるのが特徴ですが、Sony Park展では大勢の来園者が次から次へと体験します。「今回のような数のキャプチャーをこなすのは初めての機会だったので、システムが問題なく動き続けるように、テストと改良を繰り返しました」(技術担当のソニーグループ株式会社 事業開発プラットフォーム 技術開発部門 百田竹虎)

    キャプチャー時のポーズを再現する百田

    回遊しながら全身で音楽を浴びる「没入空間」

    3階へ上がると、今年メジャーデビュー8周年を迎えるHIP HOPユニット Creepy Nutsとコラボした展示「エンタテインメントテクノロジーは、ストリートだ。」が待っています。彼らのこれまでの挑戦とストリート魂の歴史が感じられるプログラムです。

    「LEGION」という作品から着想を得た、群衆のように連なるミラー空間に、メジャーデビュー8周年にちなんだサイズが異なる8台のソニーの高画質LEDディスプレイCrystal LEDと、24台の大音響スピーカーが設置されています。そこを回遊しながら、まるで路上で迫力あふれるライブパフォーマンスに遭遇したような不思議な体験をすることができます。さらに、ソニーの触覚提示技術を活用した「Active Slate」を搭載したベンチに座ると、音楽と振動の融合によって全身で音楽を体感できるようになっています。

    「Creepy Nutsのライブ映像やグラフィカルな映像表現と立体的な音響空間を組み合わせることで、ライブとは違うかたちで、Creepy Nutsの世界に没入できるインスタレーションをめざしました」(大矢)

    Cystal LEDの映像がミラーにも反射した未知の空間でCreepy Nutsの音楽を楽しめる(写真提供:Ginza Sony Park)

    今回の展示の特徴は、ディスプレイやスピーカーなどのデバイスの配置が均一ではないことです。技術を担当したソニーPCL株式会社 クリエイティブ部門 UXクリエイション部の綱島洋は「エリアによって異なる体験を得られるようにデザインしました。自分の好きな視聴ポイントを探りながらフロア全体を回遊してもらい、臨場感あふれる音楽を体験いただきたいです」と語ります。

    Creepy Nutsのライブ映像が映るCrystal LEDの前に立つ綱島

    「映画の森」で味わう未知の音楽体験

    4階にある音楽家の牛尾憲輔と一緒に創った「映画は、森だ。」は、森の木々に見立てた21本の柱にかけられているヘッドホンで、彼がキュレーションした映画のサウンドトラックを聴くことができる展示です。
    来園者は、牛尾憲輔の思考の中にある映画の森に一歩足を踏み入れ、楽曲を通して新たな映画作品に出会うことができます。

    映画の森で木に見立てた柱に腰掛ける大矢

    空間の奥にはミニシアターがあり、牛尾が音楽を担当した2025年9月19日全国公開の新作アニメ劇場版『チェンソーマン レゼ編』のトレーラー作品をソニーのテクノロジーとの組み合わせで楽しめます。「190インチの大型スクリーンで迫力ある映像を見ながら、臨場感豊かな音場を実現するソニーの立体音響技術を活用した『360 Reality Audio』でミックスした音と、ソニーの触覚提示技術を使った繊細な振動を創り出す床がシンクロする仕掛けのある視聴体験を作りました。また、ここで聴ける音源は、牛尾さんご自身にスタジオでのミックス作業に立ち会っていただいて制作したものです」(大矢)

    新作アニメ劇場版『チェンソーマン レゼ編』のトレーラー作品を楽しめるミニシアター(©2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト ©藤本タツキ/集英社 写真提供:Ginza Sony Park)

    テクノロジー×クリエイティビティで「ソニーらしい体験」を創造

    「Sony Park展 2025」の会場には連日、多くの来園者が訪れています。大矢は「アーティストとともに作り上げた体験は、単にテクノロジーを見せるものではなく、『それが人の心をどう動かすか』を大切にしています。Sony Park展をきっかけに、来園者のみなさんの好奇心を少しでも刺激できたらうれしく思います」と笑顔を浮かべます。

    クリエイティビティあふれる展示を支えるテクノロジー。その実現を担った技術者たちは今後の展望について、次のように語っています。

    「今回使用した触覚提示技術は、体験型展示だけでなく、XRやアクセシビリティなど他の分野でも応用が期待されています。ソニーの幅広い製品・サービスで、この新しい技術が活用される未来を期待していただけると嬉しいです」(中川)

    「可搬型ボリュメトリックシステムは、今回の展示と異なる動作や背景、カメラワークでも、自由にカスタマイズして3Dキャプチャーをすることができます。この仕組みを使って、さまざまなアトラクションに用途を広げていきたいと思います」(百田)

    「複数のテクノロジーの掛け合わせとクリエイティビティによって、新しい体験を創り出せます。イマーシブな体験ができる施設はほかにも多数ありますが、ソニーグループだからこそ実現できる体験を生み出せていけたらいいなと考えています」(綱島)

    「Sony Park展 2025」Part 2概要

    期間
    2025年4月20日(日)〜6月29日(日) ※ 6月22日(日)より延長しました
    時間
    11:00-19:00(予定)
    場所
    Ginza Sony Park(東京都中央区銀座5-3-1)
    入場
    事前予約制・無料
    Web
    Sony Park展 2025
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