ソニーの地球みまもり
プラットフォーム

美しい地球を守るために、
災害や環境破壊を未然に防ぐ、
ソニーの技術を生かした持続可能な
未来に向けた
取り組みについて
ご紹介します。

地球みまもりプラットフォームの
コンセプト

私たちが考えたのは、地球上のあらゆる場所をセンシング可能にする仕組みの実現です。異変の予兆を捉え、人々が知ることで、サステナビリティに繋がる行動を人々に促します。そうすることで、持続可能な未来を考え、具体的なアクションをとるための原動力にしたいと考えています。このコンセプトを「MIMAMORI」と呼んでいます。

人類社会と地球社会は相互に影響し合っています。この画の薄い緑は「人類社会」、まわりの濃い緑は我々を取り囲む「地球社会」、地球そのものを表しています。人類社会は、知らず知らずのうちに地球社会に悪い影響を与えてしまっており、それは人類社会の内側からではなかなか気づくことができません。MIMAMORIと呼んでいるコンセプトに基づく「地球みまもりプラットフォーム」が広く利用されれば、様々なフィールド、自然環境の変化を知り、サステナビリティに向け予兆情報を有効に活用できるようになります。

地球みまもりプラットフォームの
コア技術

地球みまもりプラットフォームのカギとなる技術は、変化をとらえるセンシングと超低消費電力のエッジAI、変化を伝える超広域センシングネットワーク、変化を理解する予兆分析です。

センシング技術:
「土壌水分センサー」の例

センシング技術の1つとして、土壌中の水分量を高精度に測定できる「土壌水分センサー」を開発しています。空隙や肥料といった、センシングにおける外乱の影響を受けにくいという特長があります。昨今、気候変動の影響を受け、灌漑なしでは農業が成立しない、更に、灌漑に用いられる地下水すら枯渇する場所が増えています。一方で、農作物は「水」を適切にコントロールすることで、より強く健康に成長し、その作物ごとの高い品質を引き出すことが可能であり、このセンサーが活躍すると考えています。

超広域センシングネットワーク技術:
ELTRESを使った衛星通信システム

ELTRESは伝送できるデータ量は小さいものの、確実に遠くまで電波を届けることができる技術です。これを衛星からも利用可能にすることでサポートエリアを地球全体に広げることができます。私たちは低軌道を周回する小型衛星によって地球上のあらゆる場所をカバーする衛星システムを構築し様々なIoTデバイスやセンサーなどから高頻度に情報を収集するシステムを研究開発しています。

予兆分析技術:
AIにより変化を理解

センシングしたデータにAIを適用することで、環境や観測対象の予兆を掴み課題を解決する。こういったシーンを広げていきたいと考えています。例えば、AI技術で河川の氾濫の予兆を検知できます。過去の水位や周辺の降水量のデータをAIが分析し、水位の変化をモデリングします。これにより、河川の数時間後の水位を高精度に予測でき、河川氾濫の予兆を掴むことができます。

MIMAMORIのField Work

MIMAMORIのコンセプト実現に向けて、様々な場所に出向き、フィールドワークを行っています。

未来に向けて

今後も持続可能な未来に向けて、さらなる技術の開発と統合を進めてまいります。

2022年2月7日