Johannes Solhusvik

CMOSイメージセンサー設計
車載向けハイダイナミックレンジ(HDR)CMOSイメージセンサーに関する発明、チップ設計、技術開発のリーダー。開発した3つのHDR技術は、現在では自動車業界の標準であり、大手自動車部品メーカーやOEMがその使用を義務付けられている。また、これらのHDR技術開発により、ソニーグループが業界でのリーディングカンパニーとしての地位を築いていくことに貢献した。2008年に初めて開発した三重露光ハイダイナミックレンジセンサー読み出し方式は、世界のOEMや大手自動車部品メーカーで広く採用された。2つめの2011年開発のデュアル変換ゲイン(DCG) 読み出し方式は、単一露光におけるダイナミックレンジの範囲を拡大し、イメージの重ね合わせで生じる動体撮影時のノイズ(モーションアーティファクト)抑制を実現。この発明は自動車業界のみならず、セキュリティカメラ市場にも影響を与え、現在ではほぼすべてのCISベンダーが使用する業界標準技術となっている。この技術開発により、「2017 Image Sensors Europe Awards」において「Biggest Breakthrough Development」賞を受賞。3つめは、スプリットダイオードHDRピクセル技術の開発で、点滅光(LED照明など)や光の強さが一定でない環境下でのHDR撮影時のフリッカー(ちらつき)抑制を実現。これらのHDR技術はいずれもCMOSイメージセンサー業界で利用され、画質の向上やより安全な自動車の実現を可能にしている。