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宇宙航空研究開発機構(JAXA)より感謝状を受領
— トリポーラスを繊維に応用した「Triporous:Space QOL Series」の研究開発が評価 —
ソニーグループ株式会社(以下、ソニー)は、スタイレム瀧定大阪株式会社(以下、スタイレム)と協働で取り組んできた、トリポーラスを繊維に応用した衣類・生活用品「Triporous:Space QOL Series」に関する研究開発について、国際研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)より感謝状を拝受しましたので、お知らせいたします。
本感謝状は、JAXAが実施する「第2回 宇宙生活/地上生活に共通する課題テーマ・解決策のアイデア募集」において、宇宙特有の環境下における生活の質(QOL)向上と、地上生活における社会課題解決の両立を目指した、ソニーおよびスタイレムの継続的な取り組みが評価されたものです。
背景と取り組みについて
ソニーは、米の籾殻を原料とする多孔質カーボン素材「トリポーラス(Triporous™)」を開発し、さまざまな分野への応用を進めてきました。アパレル分野においては、スタイレムとの協働を通じて、トリポーラスを繊維に応用したウェア素材や生活用品の開発・提案を行い、人々の暮らしの快適性向上と環境配慮の両立に取り組んでいます。
こうした取り組みの一環として、宇宙特有の閉鎖環境や限られたリソースの中での生活におけるQOL向上、ならびにその成果を地上生活へと還元することを目的に、ソニーはスタイレムと協働で「Triporous:Space QOL Series」を企画し、JAXAのアイデア募集に応募しました。
ISS搭載に向けた成果
2021年11月、「Triporous:Space QOL Series」は、国際宇宙ステーション(ISS)搭載を目指すアイデアとして選定されました。その後、宇宙環境での実用性を考慮しながら開発を進め、2022年7月には、シリーズのアイテムの一つであるリラクシングウェアが、JAXAによる審査を経てISS搭載可能と判断されました。
さらに、継続して開発を行ってきたインナーウェアについても新たにISSへ搭載され、宇宙飛行士の長期滞在時における生活のQOL向上に寄与し、ミッションの達成に貢献しました。