ソニーフィナンシャルグループ
ソニー生命保険(株)
エグゼクティブ ライフプランナー

2009年にライフプランナーとしてソニー生命保険株式会社(以下ソニー生命)に入社し、今年で14年目になります。前職では地元のプロ野球球団の運営に従事し、営業・企画として主にファンクラブ等の企画を担当していました。球団の運営は非常に興味深いものでしたが、マーケットの求心力は球団の強さによって変化する特性がありました。そのため、もっと自分自身の個性を生かしお客様の役に立つ仕事をしてみたい、お客様と深く関われるような職種で時にはお客様と他愛もない会話をしつつ、日常の機微に触れ、時には共に涙する、人間味に溢れた仕事をしたいと考えていました。大手の保険会社からヘッドハンティングを受け転職を検討している過程で、ソニー生命のことを知り興味を持ち、あるライフプランナーに会いお話を聞くことができました。その人が熱く語った「業界を変える」「一家にひとりライフプランナーがいることを当たり前にしたい」という思いに感激・共感するとともに、自分の夢に近い土台があるのはソニー生命だと確信し、転職しました。2022年にライフプランナーの最高位資格であるエグゼクティブ ライフプランナーに昇格しましたが、ここまでのキャリアは決して順風満帆だったわけではありません。心のどこかに迷いがあり、仕事の進め方に行き詰まっていた私に、大きな転機が訪れたのは入社2年目に地元仙台で経験した東日本大震災の時でした。

震災で生後間もないお子さんを亡くされたお客様がいらっしゃいました。生まれて数か月で亡くなってしまった命を目の前に、何もできなかった自分の無力さに向きあい、「生きる」を真剣に考え、お客様にも「生きる」を真剣に考えてもらいたいと思ったことが大きな転機となりました。「生きる」を真剣に考えたことは、自分自身に職業への強い使命感、成長へのモチベーション、そして自信を与えてくれました。そのおかげで、ライフプランナーとしてお客様の人生に寄り添う覚悟が持てた、つまりライフプランナーという仕事を真の意味で理解することができました。お客様一人ひとりの人生にはさまざまな要因により、生きることに対する多様なリスクがあります。だからこそ我々ライフプランナーが万が一の場合も含めて、「生きる」ことを真剣に伝える事が大切なのです。お客様へ単に保険商品を売るのではなく、丁寧なコンサルティングや緻密な人生設計に基づいて、お客様の人生を生死両面でサポートする。青臭く聞こえるかもしれませんが、それが職務の上での誇りです。

現在Million Dollar Round Table*(以下MDRT)ソニー会の理事として、メンバー同士で互いを高め合うためのさまざまな取り組みを行い、ライフプランナーのサポートにあたっています。ライフプランナーはアントレプレナーシップを発揮できる職業で、各々の力量が大きく左右する職種でもあるため、自分の経験だけに頼ると壁に突き当たることも少なくありません。そこで「相互研鑽」というソニー生命の社風が成長の上で重要となります。「相互研鑽」とは個人が蓄積する知識や経験などをお互いに教え合うと同時に学ぶ場を指します。私個人の成長の場になったと感じているのは、MDRTや公益社団法人生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会の存在です。他社の方々と企業同士の垣根なく学び教え合うだけではありません。社内でもこのような場の成熟度が個人の能力を引き上げる土台として欠かせないと考え、支援してくれています。

ソニー生命には創業当初より、新しいことにチャレンジしようとするベンチャー気質の高い風土と自由闊達な雰囲気が根付いています。「生命保険業界を変えたい」という創業者の思いで誕生したソニー生命は他の生命保険会社と大きく異なる社風が育まれています。そのひとつが徹底的な現場主義であり、「ライフプランナーバリュー」というコンセプトで表現されています。お客様に対し保険商品だけではなく、ライフプランナーこそが価値であるという考えのもと、社内ではライフプランナーの意見がさまざまな施策に反映されています。現場には「ファイナルスリーフィート」という言葉があります。これは「お客様とライフプランナーが1m以内の距離で話し合う中に大切な物語が起きる」という考え方です。ライフプランナーは常にお客様のことだけを考えて行動することに徹します。私たちライフプランナーが安心してお客様への貢献だけを考えて行動できるのは、ソニー生命のこうした社風があるからだと思っています。またソニーフィナンシャルグループ株式会社傘下の生命保険会社として、グループシナジーを生かした多様な取り組みもまた、大きな強みとなっています。

今後さらに技術が進化し、AIの活用などにより、ライフプランナーの業務においても人間が行う領域は減っていくかもしれません。しかし、お客様が何に困り悩んでいるのか、必要なものはなにか、不安や思いを聞き、寄り添うということは人間だからこそできる仕事であり、今後も残っていくと思います。お客様との面談を終えてご自宅を去る時には、すがすがしさにも似た充実感を感じる事があります。お褒めの言葉ばかりを頂ける、甘い仕事ではありませんが、その中でもお客様が見せる笑顔や涙、感情に寄り添える瞬間は、ライフプランナー冥利に尽きます。お客様に貢献し続けられるように、私自身も成長し続けたいです。

所属や役職、業務内容はインタビュー当時のものです。