所属:コーポレート情報セキュリティ部門 Global Security Incident Response Team
出身校:横浜市立大学国際総合科学部国際総合科学科
2023年経験者入社(前職:インターネットサービス事業会社)
成谷 風
私は幼い頃、父の海外赴任で家族と一緒にアメリカで暮らしていたので、英語が自然と身についていました。就職する時も英語を生かしたいと思い、英語が話せる人材を募集していたIT企業に応募。入社後に配属されたのは、情報セキュリティの部署でした。学生時代の専攻は情報セキュリティとは分野がまったく異なる社会学だったので、最初は大変でした。けれど、情報セキュリティが社会で必要とされる重要な仕事だということに気付いて、この領域でキャリアを築いていきたいと考えるようになりました。しかも、日本では情報セキュリティのスキルがあって英語も話せる人材はまだ少数です。私だったら英語を生かして活躍できると思う反面、そのためには、もっと情報セキュリティの技術面を学ぶ必要があるなとも思っていました。
あるとき、ソニーが情報セキュリティでキャリアを積みたい人材を募集しているというインターネット記事を見ました。そこで紹介されていたのは「海外出張トレーニング付き採用プログラム」という人材育成プログラムで、海外拠点で情報セキュリティの技術やスキルが習得できるというもの。実は父もソニー社員で、同じ会社で働くことに抵抗がありましたが、情報セキュリティの技術を身につけるならソニーしかないと思い、転職を決めました。入社して2週間後にはシンガポールで1カ月間、アメリカで1カ月間、研修に参加。その約1年後には、さらに専門的な知識をつけるために、再びシンガポールで1カ月間、研修を受けました。情報セキュリティの先進国で技術を学べるのは大きな魅力。英語を生かして学ぶことができたのも良かったです。
また、ソニーには業務に必要なトレーニングが受けられる社内制度があります。この制度を利用して、私はデジタルデバイスに記録された情報を活用して調査・分析を行うデジタルフォレンジックの資格を取得しました。この資格は、現在の業務に大いに役立っています。日々の業務を通してソフトスキルも磨かれていると感じます。海外チームのメンバーと英語でやり取りしながら、業務をスムーズに行う方法を考えることで、コミュニケーション力や問題解決力が養われていると思います。
現在は情報セキュリティ部門のGSIRT(Global Security Incident Response Team)という組織の日本リージョンで、インシデントが発生したときの対応や、セキュリティ強化のプロジェクト支援を行っています。ネットワークの中で起きていることを見えるようにしていくことが、情報セキュリティの仕事のおもしろさ。わからなかったことが、どんどんわかるようになる過程が楽しいです。インシデントが発生したとき、被害がどこから始まって、どのようにマルウェアがインストールされて…といったストーリーが見えてくると、達成感を感じますね。日々の業務に取り組む上で大切にしていることは、学び続けること。学んでスキルを身につければ、見えなかった部分が見えるようになるし、壁にぶつかった時も、新しいことを学ぶことで乗り越えられます。今の私にとって、学びは業務を進めていく上で大きな力になっています。
普段仕事で頭を動かしているので、体を動かしてバランスをとるように心がけています。オフタイムは、ダンスやヨガをして過ごすことが多いですね。ダンスは没頭できるのでストレス解消にもなっています。学生時代から続けているダンスが今も続けられる環境で働かせてもらえて、会社には感謝しています。
先日行われたダンスレッスンでのワンシーン。ハウスダンスは学生時代からずっと続けています
ソニーに入社して約一年経ちますが、今は自分の成長しか感じません。この成長は、技術的なスキルを学ばせてくれる環境があるからだと思っています。個性豊かで多様な人材がいて、会話の中から学んだこともたくさんあります。ハードスキルとソフトスキルの両面で成長でき、ソニーに転職して良かったなと思っています。
今後は、情報セキュリティについてさらに学びを深め、責任をもって業務に臨めるようになりたいと思っています。将来的には、情報セキュリティの技術や海外メンバーとの会話で困った時、「成谷に頼もう」と思ってもらえるような人になれたら、うれしいです。これまで学んだ技術やスキルと英語力を生かし、人と技術、人と人をつなぐ存在でありたいと思います。