所属:モビリティ事業部門 S.RIDE事業室(S.RIDE株式会社出向)
出身校:立教大学経営学部国際経営学科
2023年経験者入社(前職:会社役員)
府川 勇介
私は大学時代、経営学を専攻していました。グループワークでの授業が中心でしたが、もっと実践的に学びたいと思うようになり、大学3年生からは人材系のスタートアップの長期インターンシップに参加し、SNSマーケティングを体験しました。
6カ月間のインターンシップを終えたあと、自分の力を試したくなり、以前から興味があった日本の伝統工芸や和雑貨に関する情報をSNSで発信し始めました。フォロワー数は3カ月間で5,000人を突破。それがきっかけとなり、後の社長となる友人と話が弾み、一緒に起業することになりました。当時はまだ大学に在学中でしたが、大学4年の4月から1年間休学し、その年の6月に創業しました。
事業内容は訪日観光者向けの撮影サービスに始まり、さまざまな事業を経て、最終的には国内旅行者向けの旅行計画アプリにたどり着きました。私はそのアプリの企画全般(ヒアリング、デザイン、仕様検討など)を担当していましたが、日が経つにつれて、もっと大きな組織でプロダクトマネジメントを経験してみたいと考えるようになり、転職活動を始めました。
今までの経験を生かして旅行系のアプリ開発ができる企業を探す中で、S.RIDE株式会社がプロダクトマネージャーを募集していることを知りました。タクシー配車アプリのS.RIDEは広い意味では旅行系のアプリ。今までの経験を生かした仕事ができそうだと感じ、ここで自分の実力を試してみたいと思いました。また、写真や動画が好きでソニー製のカメラを使っていたことも惹かれた理由の一つでした。私は迷わずS.RIDEに応募し、入社することになりました。
S.RIDEでは企画マーケティングの部署で、S.RIDEアプリやドライバーアプリの企画を担当しています。企画の役割は、新機能の仕様やデザインを取りまとめてエンジニアに開発を依頼することです。その中で私は、全ての案件にサポートとして加わり、ソニーのデザイン部門と連携しながらUIデザインの制作に携わっています。大型案件では、企画担当が一人では処理し切れない改修案件が生まれるため、それらをフォローしています。加えて、S.RIDEアプリのサブスクプラン「S.RIDEプレミアム」のプロモーションも担当しています。
企画の仕事の醍醐味は、自分の頭の中にある「こんな機能があったらいいな」というイメージを、エンジニアやデザイナーの手を介してアプリに落とし込んでいけること。自分が考えたものが実際にアプリストアにリリースされて、世の中に出ていくことにやりがいを感じています。リリース後にアプリストアで高く評価された時は、やっぱりうれしいですね。また、ソフトウェアはハードウェア以上に、スピード感を持って不具合などの改善ができるところも、この仕事のおもしろさだと思っています。
S.RIDEでは開発案件や優先順位がガラッと変わることもありますが、私が驚いたのは、すぐに思考を切り替えて対応できる優秀なメンバーが多いことです。ミーティングではさまざまな議論が飛び交うのですが、一度議論したことをみんなちゃんと覚えていて、抜け漏れなく進行していくのがすごいと思いました。一人ひとりが自律した上で仕事をしている環境は新鮮に感じましたし、良い意味で油断できないなと思いました。
S.RIDEへ入社する時には、大企業らしい厳しい規則やルールなどがあって、これまで自分が働いてきた環境とのギャップを覚悟していました。ところが、実際に入社してみると良い意味で大企業らしさがなく、自分にとって非常に働きやすいと感じました。例えば、リモートワーク や時差出勤が認められているので 、通勤時の混雑を避けてストレスなく仕事ができます。これは「成果が出せれば働き方は自由」ということだと理解していますが、その分、しっかりと業務への責任を果たさなければと思っています。
また、デザイン的な仕事も任せていただく機会があるのは、元々趣味で写真や動画をやっていたことが影響しているかもしれません。週末はソニーのカメラを持って、家族や友だちと旅行に出かけることが多いですね。写真加工や動画編集している時の気づきが、企画やクリエイティブを考える時にも生かされています。
海外旅行にもソニーのカメラを持っていって撮影を楽しんでいます
写真や動画を編集するのもオフタイムの楽しみ。仕事にも役立っています
私は今年で30歳になりますが、今が人生の節目だと思っています。これまでは0から1へと経験を培ってきました。これからはその経験を生かして、ビジネスを1から10へと大きくすることに関わっていきたいです。タクシーアプリでは後発のS.RIDEがこれからシェアを拡大していく上で、私がスタートアップで培った経験や知見を生かしていきたいと思います。
私は、ソニーがソフトウェアでのビジネスにチャレンジしていることに魅力を感じて、S.RIDEを志望しました。そんな思いもあって、個人的にはソニーがもっとソフトウェアサービスを提供していけたらいいのにと思っています。ソニーはさまざまな事業を展開していますが、中でもソニーの強みであるエンターテインメント✕ソフトウェアの事業が増えていくと、世の中がもっと楽しくなるのではと想像しながらワクワクしています。ソフトウェア領域をS.RIDEが牽引し、自分も関わっていけたらうれしいです。