所属:事業開発部門 コーポレートプロジェクト推進部
出身校:跡見学園大学短期大学部英文学科
1997年新卒入社
岩本 奈美
小さい頃からクラシックバレエを習っていました。将来はバレリーナを目指していましたが、プロになれるのは想像以上に狭き門と知り、高校生の時に夢を断念。これまでバレエのことだけを考えて過ごしてきたため将来の目標もなく、短大を卒業してソニーに入社したのは「なんとなく自分に合いそう」と漠然と感じたからでした。この時は、まさかそこから長年にわたってソニーで働くことになるとは夢にも思っていませんでしたね。

バレリーナを志していた時代(小学2年生のバレエ発表会「赤ずきん」)

高校1年生のバレエ発表会「オーロラ姫のグラン・パ・ド・ドゥ」

卒業旅行のハワイにて
ソニー入社から現在に至るまで、さまざまな仕事を経験してきました。コンピュータのディスプレイを販売する部署で販売管理や出荷業務を担当し、ノートPCを販売する部署では欧州のマーケティング担当、光ディスク事業部では新規商品のマーケティング、ストレージメディア事業部では新規商品企画、通信機器を取り扱う関連会社にてIoTサービスの企画、R&Dセンターで事業探索業務など、本当に多種多様な業務に携わってきました。
そうして積み重ねてきた経験とキャリアを生かし、現在はコーポレートプロジェクトのPMO(Project Management Office)業務を担当。ソニーのPurposeやValuesに沿った新規事業立ち上げプロジェクトのチームに入り、技術&顧客価値検証、事業化検証を一緒に進め、事業化まで並走する仕事です。その中で、私は「Realtime Contents Production」関連のプロジェクトで、映画やドラマなど主に映像制作のDX化に関わるプロジェクトを担当しています。

Realtime Contents Production領域のチームメンバーの集合写真

マンチェスターシティのスタジアムにて

優勝旗とともに

パートナーフォーラムのパーティーに出席するところ
プロジェクトの主役はあくまでクリエイターや技術者など、プロジェクトを主導する人たち。私たちPMOの仕事は、プロジェクトが円滑に進むよう支援するチアリーダー、またはメンバー同士の方向性のベクトルを合わせる牧羊犬のようなものだと捉えています。
プロジェクトメンバーと時間をかけて考えてきたことが現実化した瞬間や、そこに携わる人たちが幸せそうなときにやりがいや達成感を覚えます。バーチャルプロダクションのスタジオをつくるプロジェクトでは、物件探しから携わりました。条件に合う物件を見つけるのには本当に苦労しましたが、完成したスタジオで楽しそうに生き生きと仕事をする人たちを見たときは思わず感動しました。
新規事業の立ち上げは、正しいやり方というものが存在せず、プロジェクトごとにアプローチが異なります。タイミングを逃すと立ち上げられない難しさもありますが、私自身、コーポレートプロジェクトでの業務も6年目に入り、どこへ向かうべきかのビジョンや勘のようなものが徐々に身についてきているように感じています。また、ソニーグループ内のさまざまな部署と連携するため、海外の拠点含めいろいろな人と接する機会があります。エグゼクティブと直接会話することもあり、いろいろな立場の人の考えに触れることで視野が広がる仕事だと思います。

現在のPMO業務に限らず、これまで仕事をする中で、「感謝」と「想像力」を大切にしてきました。どんな案件にもたくさんの人が関わっており、自分1人でできることは多くありません。何事もやってもらって当たり前と思わず、同じゴールを目指して進むメンバーへの感謝の気持ちは常に忘れないようにしたいと思います。
また、それだけ多くの人がいれば、意見が食い違うこともありますよね。そうしたときに、どのように伝えれば納得して動いてもらえるか、どこを落としどころにするか、相手の気持ちや立場を想像しながら思いやりを持って話すことを心がけています。そうした姿勢を大事にすることで、1つのプロジェクトが終わった時に、「また一緒に働きたい」と思ってもらえることを個人的な目標にしています。
これからも、部署のミッションである、新たな事業化を目指して着実に邁進していきます。理想としては、ソニーの次の柱の一つになるような事業の立ち上げに関わっていけたらと強く思っています。また、いま目に見えている課題に対するソリューションはもちろん、その先を見越したものを生み出していきたいです。二番煎じで既視感のあるものではなく、ソニーは常に世界を驚かせる企業であってほしいですし、もし自分がその手伝いをできるなら、これほど嬉しいことはありません。
昨今、人々の価値観は変わってきています。モノの所有から、コト消費や体験が重視されるようになっており、個人の好みもどんどん細分化されてきています。今後は、人々の興味は自分の外の世界から自分自身の内面へと移り変わってくると思います。いずれは、そうした一人ひとりの興味や生き方に寄り添える商品やサービスの開発をサポートできたらいいなと思っています。