報道資料
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2001年2月2日
ソニーは、当社の主力製品のひとつであるビデオカメラ“ハンディカム”シリーズのカラー印刷カートンの段ボール表層部(ライナー)について、全世界仕向けを対象にこれまでの漂白紙から、雑誌古紙再生紙に全面的に切替えてまいります。
これまでソニーは、ビデオデッキの包装において一部の製品を除き、全世界のモデルを発泡スチロールを全く使用しないクッション一体型カートンに切替えた他、14型テレビでブラウン管のテレビというカテゴリーでは国内で初めて、発泡スチロールを用いないパルプモールドクッションを包装に使用したモデルを導入し、ソニーグループの環境行動計画に沿って発泡スチロールの削減やリサイクル材料を導入することで、製品包装の環境配慮を積極的に進めてまいりました。
今回、雑誌古紙再生紙を、ビデオカメラ(2000年度見込で550万台を生産)のカラー印刷カートンの表層部に採用してまいります。
今春発売の国内向けモデルを皮きりに、順次、カラー印刷カートンの表層部については全世界のすべて(2000年度見込では年間約400万台がカラー印刷カートンを使用)のモデルを対象に、雑誌古紙再生紙に切替えてまいります。
また、このカラー印刷カートンに使用するインキについては、VOC(揮発性有機化合物)ゼロ植物油型インキに置き換えてまいります。
このたび採用する雑誌古紙再生紙は、すでに数回にわたってリサイクルされており繊維の長さが短くなっているために強度が保ちにくく、さらにカラー印刷の発色性が優れないなどの理由で、再生紙市場では30%ほどしか再利用されていなかったものです。
しかし、ソニーでは、これを1999年5月から社用封筒に採用、製品の包装についても2000年からミニディスクの10巻入りの紙箱などに採用してまいりました。
雑誌古紙再生紙をカラー印刷カートンの表層部に採用するにあたっては、材料メーカーの協力を得て、古紙から不純物を取り除く際の濾過工程の見直しや、紙そのものを厚手にすることなどで必要な強度を実現し、印刷の発色についても表層部の表面に、白いクレイコートを施すという技術を採用することにより解決しました。
100%雑誌古紙を、ある範疇に全面採用するのはソニーでも初めてであり、他の商品にも随時展開してまいります。
今後もソニーは「中期環境ビジョン」および「Green Management2005」に基づき包装を含め、製品およびサービスの環境への負荷低減を加速してまいります。