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2003年9月24日

モバイル機器での地上デジタル1セグメント放送受信を可能にする小型デジタルチューナーモジュールを発売

ソニー株式会社は、地上デジタルテレビ放送※1や地上デジタルラジオ放送※2の1セグメント放送を受信する小型デジタルチューナーモジュール『BTD-ZJ611』を2003年12月上旬よりサンプル出荷します。携帯電話やPDAをはじめとするさまざまなモバイル機器への応用を可能にする約20mm×16mm×2mmの業界最小サイズ、150mW以下の業界最小消費電力を実現しています※3。

型名 サンプル出荷開始時期 サンプル価格(税別)
地上デジタル1セグメント放送受信用
デジタルチューナーモジュール『BTD-ZJ611』
2003年12月上旬 50,000円

地上デジタル放送の特長の一つとして、約430kHzの帯域(地上デジタルテレビ放送の場合、伝送帯域の1/13)を使用し、モバイル機器などでの移動受信に適した方式の放送を行う 「1セグメント放送」(2005年放送開始予定)に注目が集まっており、多くのモバイル機器での利用が期待されています。今回発売する『BTD-ZJ611』は、最新の高周波・復調回路技術および独自の実装技術を結集し、1セグメント放送の受信に対応した業界最小サイズ、最小消費電力のデジタルチューナーモジュールです。

  • ※12003年12月以降、三大広域圏(関東・中京・近畿)で開始予定
  • ※22003年10月以降、関東・近畿で開始予定
  • ※32003年9月24日現在、ソニー調べ

『BTD-ZJ611』の主な特長

  • 1. 業界最小サイズ
    ソニーがアナログ放送用チューナーで培った小型化技術に加え、low-IFアーキテクチャ※4を採用することにより、約20mm×16mm×2mmの業界最小サイズを実現しました。これにより、様々なモバイル機器への搭載が可能となっています。
  • 2. 業界最小の低消費電力
    low-IFアーキテクチャの採用などにより、RF(高周波)部の回路電流を大幅に削減できたこと、および消費電力の低減を重視した復調アルゴリズムを新開発したことにより、150mW以下の業界最小消費電力を実現しました。これにより、バッテリーによる駆動が中心となるモバイル機器への搭載を容易にし、長時間の放送視聴を可能とします。

『BTD-ZJ611』主な仕様

項目 仕様
対応規格 国内地上デジタルテレビ放送および
国内地上デジタル音声放送1セグメント放送
入力チャンネル UHF:13~62ch、VHF:7ch
復調出力 MPEG2トランスポートストリーム
電源 1.5V/2.8V~3.3V
消費電力 150mW以下
外形寸法 約20mm×16mm×2mm
  • ※4Low-IF Architecture。アンテナから入力されたRF信号を、ある特定の低い周波数(= Low-IF)に変換して処理を行う回路構成方式。比較的大きな部品であった外部フィルタが不要となるほか、イメージ妨害信号の除去、信号増幅が容易となり、また全周波数帯に対してチューナー内部の回路を共通化できる、というメリットが生じる。