報道資料
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2012年3月13日
・4月2日 第一期募集開始
・小学生〜高校生の部活動や地域のスポーツ・文化活動などを支援
公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
ソニー株式会社
公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(理事長:上野昌也、理事・事務局長:渋谷弘延、以下、SCJ)とソニー株式会社(以下、ソニー)は、東日本大震災の被災地の子どもたちの支援のために協働で設立したRESTART JAPANファンドの活動の一環として、次世代を担う子どもたちの夢やチャレンジをサポートする “夢実現プロジェクト”を4月2日から開始することを発表しました。本プロジェクトへの賛同企業からの支援として、アディダス ジャパン株式会社より、スポーツに関わる活動に対し、資金援助及びスポーツ関連の物品供与等を行うサポートが表明されています。
震災から1年が過ぎ、被災地では住環境などの生活基盤の回復が少しずつ進み、子どもたちの日々の生活も回復に向かっています。しかしながら、部活動や放課後の時間に目を向けると、練習の場所や備品の不足、また屋外での活動に制約があるなどの理由で、依然として充分な活動が出来ない学校や団体が多くあります。こうしたニーズが見落とされることのないよう、また、時間の経過によって支援の機運が風化されることのないよう、長期的な支援が求められています。
“夢実現プロジェクト”は、震災の影響で中断されてしまった学校や地域のスポーツ・文化活動の再開、また新たな活動のスタートを後押しすることで、子どもたちが日常生活における楽しさを取り戻し、将来に向けた展望を持つ助けとなることを目指し、活動団体への助成、支援を行うものです。子どもたちの活動がより活発になることで、地域のおとなたちや保護者間のつながりを強め、被災地におけるコミュニティの再生に貢献することも目指しています。
本プロジェクトでは、4月2日から28日まで、岩手・宮城・福島県内の下記対象地域内で、地域に根差して子どもたちが定期的に練習、活動を行っている学校や、地域の子ども向けコミュニティ活動(スポーツ・芸術・音楽・教育・サイエンス・伝統芸能等)を行っている団体を対象に助成金(1団体あたり上限50万円)の第一期募集を開始します。助成内容は、主に大会や練習試合等への遠征費(参加費、交通費、宿泊費等)や、震災により破損・流失した備品等の購入費、練習・試合用ユニフォームなどの購入費や実際の備品の提供などを含みます。
SCJおよびソニーは、今後も、夢実現プロジェクトをはじめとするRESTART JAPAN ファンドの活動主旨に賛同し、ともに協働プロジェクトを推進していただける企業・団体・個人が増えることで、一人でも多くの子どもたちの夢が実現されるよう、活動を拡げてまいります。
2011年6月、SCJとソニーは、東日本大震災後の復興支援、特に次世代を担う子どもたちの支援のための基金として、「RESTART JAPANファンド」を設立しました。 「RESTART JAPANファンド」では、被災地での支援活動を基盤として、東日本大震災で被災した子どもたちの保護とケア、教育、創造的活動を重点とした「RESTART JAPAN支援プロジェクト」を展開しています。
このファンドの主旨に賛同し、ともに協働プロジェクトを推進していただける賛同企業・団体の支援の輪も着実に広がっています。
公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン内 <平日10:00〜18:00>
RESTART JAPAN 「夢実現プロジェクト」協働事務局 TEL.03-6859-6869