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報道資料
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2014年1月8日

空間を活用した新たな映像体験を提案する 4K超短焦点プロジェクターを開発

~リビングの壁際に置くだけで、壁面に最大147インチの大画面映像を投影可能~

 ソニーは、普段何も存在しないリビング空間の壁に、大画面・高精細な映像を出現させて新たな体験を提供すべく、壁際に設置するだけで最大147インチの高解像度映像を投影可能な、4K超短焦点プロジェクターを開発しました。
 壁に出現した大画面は、実際の風景がそこに広がっているかのような感覚を生み出せることに加え、映画やスポーツ映像、ゲームなどを楽しめるエンタテインメント・ウィンドウにもなります。

 このプロジェクターの設置には特殊な工事は不要です。壁際に置くことで、人の影の映り込みを気にすることなく、没入感ある大画面映像を楽しめます。
 また、本体は、従来の映像機器の形状の概念を超え、あたかも一つの家具のように存在し、リビング空間に自然に溶け込むようにデザインしています。
 さらに、このプロジェクターは4K対応のため、ソニー独自の4Kコンテンツサービス「VideoUnlimited 4K」 の映像や4K対応ハンディカム™で撮影した4K映像と、高精細な静止画像も壁一面に投影して楽しめます。

  • 2014年1月時点、米国国内のみでサービス提供をしています。

 近年、急速な情報電子技術の進化にともない、映像や音声から得られる臨場感が格段に向上しました。また、通信帯域の拡大により、高品位なエンターテインメントコンテンツを、いつでもどこでも楽しめる環境が整いつつあります。ソニーは、この臨場感と利便性をさらに発展させ、場所や機器の制約を超えて、より自然に、より自由に、生活の一部としてエンターテインメントコンテンツを楽しめる環境を考え、空間そのものが新しい体験を創出することを目指します。

 この4K超短焦点プロジェクターは2014年夏までに商品化し、米国にて約3万~4万ドル程度の価格での販売を想定しています。

 なお、この開発試作機は、米国ネバダ州ラスベガスにて現地時間1月7日(火)より開催される「2014 International CES」(国際家電ショー)にて、技術参考展示します。

(写真上:正面)

主な仕様(予定)

<プロジェクター本体>
投写方式 3原色液晶シャッター投写方式
表示素子 ソニー製0.74型4KSXRD、26,542,080画素(<4096×2160>×3)
投写レンズ ズーム:電動(約1.6倍)
フォーカス調整:電動
画面サイズ 66インチ~147インチ
光源 レーザーダイオード
有効光束(明るさ) 2000ルーメン
表示可能解像度 (ビデオ信号入力時*1) 480/60p, 576/50p, 720/60p, 720/50p,
1080/60i, 1080/50i, 1080/60p, 1080/50p, 1080/24p,
3840×2160/24p, 3840×2160/25p, 3840×2160/30p,
3840×2160/50p*2, 3840×2160/60p*2, 4096×2160/24p,
4096×2160/25p,
4096×2160/30p, 4096×2160/50p*2, 4096×2160/60p*2
(コンピューター信号入力時) 最高入力解像度 1920×1200ドット
入出力端子 (ビデオ/オーディオ/制御用)
  • HDMI入力×4
  • スピーカー端子×2
  • リモート: RS-232C, D-sub 9ピン
  • LAN: RJ45, 10BASE-T/100BASE-TX
  • IR IN: ミニジャック
  • USB: タイプA、 DC5V、 最大 500 mA
電源 AC100V, 4.0A, 50/60Hz
外形寸法 (W×H×D) 1,100×265×535mm
その他機能 4K X-Reality PRO、 トリルミナス®ディスプレイ、オートカラーキャリブレーション、モーションフロー、3D対応 (Full HD入力時)、 無線3Dトランスミッター、ピクチャーポジションメモリー
  • *1: 60p,30p,24p: 59.94/60Hz, 30Hz/29.97Hz, 24Hz/23.98Hz 含む
  • *2: YCbCr 4:2:0 / 8bit
<スピーカーユニット>
外形寸法 (W×H×D) 200×265×535mm
<キャビネット>
外形寸法 (W×H×D) 600×265×535mm
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