報道資料
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2014年10月23日
株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所
株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所(本社:東京都品川区、代表取締役社長、所長:北野宏明、以下「ソニーCSL」)は、パソコンやモバイル端末から参加でき、国や地域を超えて、子どもから大人まで幅広い年代がコンテストを通じて楽しみながら学習できる、ネット上のグローバルな算数大会「世界算数(英語名称:Global Math Challenge)」を開催します。本大会は日本語、英語、中国語での提供を予定しており、第一弾として日本語の設問で構成された大会を11月30日(日)に予定しています。その後、英語および中国語をベースとした大会を今年度中に開催し、様々な国や地域の参加者が、共にコンテストを通じて学習意欲を高め合うことを目指します。
本大会で出される設問は、子ども向けの算数大会において高い実績を持つ算数オリンピック委員会が監修し本大会に提供するものです。小学生を主な対象とした良質な設問により、算数能力の評価試験として楽しく学習能力を試す機会を提供します。参加者は、年齢に応じた受験コースを選ぶことで、自分に適切な難易度の設問で構成された試験を受けることができます。また年齢を問わずエントリーできるオープンコースも準備しており、大人の方々にも論理的思考力を試すゲーム感覚のコンテストとして、幅広い年代が受けることができます。
さらに、エントリーの際、有料(2,400円、税込)のスタンダードプランを選ぶことで、参加者の解いた設問の合計得点に基づいたランキングのほか、自分の強み・弱みなどを分析したレポート、設問回答の解説などが確認でき、今後の学習向上に向けた取り組みに繋げられます。(※無料のトライアルプランでも、全ての設問にチャレンジし、合計得点を確認できます。)
ソニーCSLでは、本大会への登録エントリーと参加のために必要となるパソコンやモバイル端末向けのアプリケーション「Global Math Challenge」を開発しました。参加希望者は、10月23日(木)より本サイトにアクセスし、大会への登録エントリーができます。
「Global Math Challenge」は、ソニーCSLが独自開発したプラットフォーム上で動作するアプリケーションです。このプラットフォームは、算数以外にも、様々な科目への拡張と展開を考慮して設計されているため、今後も様々なコンテンツパートナーと連携しながら、国や地域を超えたネット上のグローバルなコンテストを開催していきます。
ソニーCSLでは、ネットワークサービスの研究を迅速に行い事業化まで進めることを目的としたネットワークサービスプロジェクトを2012年に立ち上げました。そのうちの一つであるソーシャルラーニングサービスの開発においては、今回の算数大会「世界算数(Global Math Challenge)」もその成果のひとつです。今後も、幅広い対象者へ向けた良質な学習コンテンツのプロバイダーとなるよう、様々なサービスを通じた新しい学習体験を提案していきます。
「Global Math Challenge」の受験方法を含む詳細はこちら
https://global-math.com/challenges/latest/about
数学者である広中平祐氏の提唱で、子どもたちに算数の面白さを知ってもらい有意な人材を発現することを目的に1992年に設立された任意団体。設立年以降、子どもを対象とする日本の算数のコンテスト「算数オリンピック」を、年に一度、日本と中国で企画・運営している。