SONY

取り組み

すべての人が感動を分かち合える未来を実現するために、
インクルーシブデザインをはじめとした新しい体験価値を創る取り組みを実施しています。

ソニーにおけるアクセシビリティの取り組み

ソニーは、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」 というPurpose (存在意義) のもと、すべての人が感動を分かち合える未来を実現するためにアクセシビリティを高める取り組みとインクルーシブデザイン※1を推進しています。

  • ※1多様なユーザーを包含・理解することで新たな気づきを得て、一緒にデザインする手法。

米国市場におけるOTC補聴器導入

ソニーエレクトロニクスは、米国市場向けに、セルフフィッティングタイプのOTC(over the counter)補聴器「CRE-C10」と「CRE-E10」を発表しました。

ソニーは、革新性、アクセシビリティ、パーソナライゼーションに重点を置き、補聴器の再定義に取り組みます。100年以上にわたって補聴器技術をリードしてきたWS Audiology Denmark A/S(ダブリューエスオーディオロジー)社との新たなパートナーシップにより開発される製品は、ソニー独自の先進的なサウンド技術、究極の使いやすさ、妥協のない快適性と装着性の組み合わせにより、これまでにない聴覚体験を提供し、ユーザーの生活を向上させていきます。

  • 当該製品は日本国内での取り扱いはありません。

高齢者の生活におけるアクセシビリティ技術活用の試み
~「ソナーレ・アテリア久我山」でXRキャッチボール体験イベントを実施~

ソニーフィナンシャルグループで介護事業を営むソニー・ライフケアは、Life Focusを事業コンセプトに掲げ、ご利用者がいつまでも、安心してご自身に合った生活を送っていただけるような介護をめざしています。ご入居者の豊かな生活を実現する観点で、ソニーグループとの協業の取り組みも積極的に進めています。その一環として、ソニーグループのインハウスデザインチームであるクリエイティブセンターが、視覚障がいのある方々とともにゼロから開発した「XRキャッチボール」を、ソニー・ライフケアが運営する老人ホームのご入居者に体験いただくイベントが開催されました。

多様なお客さまの声から生まれたTV用新型リモコン

ソニーのテレビには、音声読み上げ機能、字幕、文字の拡大など多くのアクセシビリティ機能が搭載されています。またこの先、すべての人にとって直感的かつ快適なテレビ操作を提供できることを目指しています。そのため、開発のプロセスでは、ユーザー調査やユーザビリティテストを行い、当事者の声に耳を傾けながら進めています。2022年発売のTV用新型リモコン※1も、まさにユーザーの声を直接聞き、一緒になって使い心地を確かめながら完成させました。

  • ※1当該リモコンは国内での取り扱いはありません。
    海外モデルではZ9K,A95K各シリーズ, X95Kシリーズ(欧州のみ)に同梱予定。

共創で進化する新しい街歩き体験

3Dオーディオ技術を使い、不慣れな場所をより快適に移動することを支援し、街歩きを楽しめるアプリであるマイクロソフトのMicrosoft Soundscapeと、耳をふさがず、周囲の音も常に聞くことができるソニーの完全ワイヤレス型ヘッドホン『LinkBuds(リンクバッズ)』のコラボレーションにより実現した新しいライフスタイルの提案。 Microsoft Soundscapeチーム Jarnail Chudge氏とソニーのヘッドホン企画チーム 伊藤 博史氏の一連の共創から感じたこと、学んだこと、そしてふたりの考えるインクルーシブデザイン※1について聞きました。※2

  • ※1インクルーシブデザインとは、障がいのある方をはじめとした多様なユーザーを包含し、お互いを理解しながら一緒にデザインする手法。
  • ※2本記事は、2022年2月に発表したLinkBudsとSoundscapeの連携を振り返った二人のキーマンの対談記事です。

インクルーシブデザインを通して「みんなの笑顔」の実現へ

すべての人が感動を分かち合える未来に向け、さまざまなアプローチを試みるプロジェクトの一環として、ソニーグループのインハウスのデザインチームであるクリエイティブセンターが、視覚障がいのある人たちとともにゼロから開発したのが、XRキャッチボールという遊び。一体それはどんなものなのか? その遊びを生みだすまでのプロセスは、チームに何をもたらしたのか? このプロジェクトに参画した中川テルヒロさん、白井崇陽さん、そしてソニーグループ クリエイティブセンターの反畑一平さんに話を聞きました。

ソニーのLinkBudsとMicrosoftのSoundscapeが連携し、街歩きをより豊かな体験に

立体音響を使って移動を支援し、街歩きを楽しくできるアプリMicrosoft Soundscapeと、周囲の音も常に聞くことができるソニーの完全ワイヤレス型ヘッドホン LinkBuds(リンクバッズ)とのコラボレーションによる音声ナビゲーションで、自然な街歩きを体験できます。

視覚障がいのある方にLinkBudsとSoundscapeを組み合わせて実際に使ってもらったところ、生活を豊かにできるといった、非常にポジティブな声をいただいています。初めて訪れる土地だけではなく、慣れ親しんだ場所での新しい発見が、街歩きをより豊かなものに変えて世界を広げます。

LinkBudsは、ソニーの完全ワイヤレス型ヘッドホンです。新開発のリングドライバーユニットにより、周囲の音を自然に聞きながら音楽を楽しんだりゲームをしたりすることが可能です。また、LinkBuds内蔵のコンパス/ジャイロセンサーでユーザーの頭の向きを認識するヘッドトラッキング機能を搭載しています。これにより、Soundscapeからの建物名などの音声読み上げや目的地からの音声ビーコンをそれらのある方向から聞くことができ、直感的に周囲の情報を知ることができます。

LinkBudsとSoundscapeの組み合わせにより、スマートフォンは手に持たず、音声ナビゲーションと周囲の音の両方を聞きながら、自然な街歩きができます。

  • 本製品とSoundscapeアプリを連携して使用される場合も、引き続き周囲の環境に十分注意をしてご使用ください。
    Microsoft Soundscape は、疾病の診断、治療、予防のために設計、意図、または利用可能とされたものではなく、移動の補助や医療機器として使用するために設計、意図、または利用可能とされたものでもありません。また、専門的な医療上の助言、診断、治療、または判断に代わるものとして設計、意図されたものではありませんので、専門的な医療上の助言、診断、治療、または判断に置き換えたり、それらに代わるものとして使用されるべきものではありません。

金融事業のアクセシビリティ

生命保険・損害保険・銀行を中心とした金融事業では、「心豊かに暮らせる社会を目指し、人に寄り添う力とテクノロジーの力で、一人ひとりの安心と夢を支える金融グループになる」というビジョンを掲げ、アクセシビリティを高めるための活動にも積極的に取り組んでいます。

SXSWでのインクルーシブデザインへの取り組み

2019年3月にテキサス州オースティンで開催された世界最大規模のクリエイティブ・ビジネス・フェスティバル「SXSW(サウス バイ サウスウエスト)」に、「インクルーシブデザイン」への取り組みとして「CAVE without a LIGHT」を出展しました。

技術の力で「障がい」をなくす -義足の開発への取り組み-

ソニーコンピュータサイエンス研究所(Sony CSL)の研究者である遠藤謙は義足をテーマに3つの研究に取り組んでいます。1つ目は、足首部や膝部にモーターを搭載して人間の歩行により近い状態を再現する「ロボット義足」、2つ目は、途上国に圧倒的に多い下肢障がい者に義足を届けるため、自身もインドに赴き安価な製品の現地開発をめざす「途上国向け義足」、3つ目は、アスリートをサポートする「競技用義足」です。
陸上競技の短距離種目で、競技用義足を付けた選手が障がいのない選手と互角かそれ以上に速く走る、この取り組みは障がい者スポーツの評価を一新するかもしれません。身体的な障がいをテクノロジーで補い、さらには障がいの有無に関わらず自分の力以上に能力を高められる装置がこの研究から生まれる。そうすれば、技術の力で、障がいのあるなしの境がほとんどなくなるかもしれない、そんなビジョンを持ち遠藤は日々研究を続けています。