SSPAとは?
ソニーは、社会貢献活動の一環として、海外の高校生を対象にした交流プログラム「Sony Student Project Abroad (略称:SSPA)」を実施しています。 これまで、1990年から10年にわたっては米国の高校生を、また2006年からは中国の高校生を対象にして、毎年開催してきました。
「小さなレンズを通して 大きな発見を—文化交流から学ぶ環境保護」をテーマとし、7月21日〜28日の8日間、北京・西安・武漢・南京の4都市から選抜された高校生30名を日本に招聘しました。
ソニーの最新技術の見学や、ものづくり体験、日本の高校や家庭での交流などを通して、環境配慮や文化理解への意識を深めてもらいました。
中国からやってきた30名の高校生。彼らが発見したものとは?
8日間を振り返ってサポートします。
初日
来日。歓迎会にてソニー副社長兼中国総代表の高篠静雄に迎えられ、これから始まる日本での滞在に期待が高まった様子
ソニーDay
まずは、ソニーの代表的な商品約250点が展示されるソニー歴史資料館を見学。
次に、ソニーコンピュータサイエンス研究所を訪れ、中国人を含む研究者から脳科学研究などに関するレクチャーを受けた。その後、リアルタイムでの画像認識・処理技術を持つ「サイバーコード」や、あらゆるコンピュータの動的つながりにより情報コントロールが可能となる「インタラクション通信」、触覚ヒューマンインタフェース技術「タッチエンジン」に関するデモンストレーションを体験。
ものづくりDay
日本の高校生と初めての対面。お互いに自己紹介した後は、「非接触ICカード技術について学ぼう—科学技術と私たちのくらし」という題でソニーが開発した非接触ICカード技術方式"FeliCa"の体験学習を行った。さらに、「非接触ICカード技術はどんなところで使えば便利になるのか?」という議題でアイデアを出し合った。
その後は、グループごとにお台場「メディアージュ」へ移動。お店で、中国の高校生にとっては初めての、"FeliCa"技術を利用した電子マネー「Edy」による支払いを体験した。
続いて、サイエンスミュージアム「ソニー・エクスプローラサイエンス」にて、「手作りCDプレーヤー」キットを利用したワークショップを実施。ボール紙や木の棒、ネジ、セロテープ、ハサミ、サインペンなど、普段のオーディオ機器からは思いもつかないような部品を利用して、世界にたった一つのオリジナルCDプレーヤーを制作。実際に音が鳴ったときには、高校生たちから感激の拍手が沸き起こった。
ワークショップ終了後、ミュージアム内を見学した。
現代文化Day
三鷹の森 ジブリ美術館を見学した後、「鉄腕バーディー DECODE」「ペルソナ〜トリニティ・ソウル〜」「おおきく振りかぶって」などの作品を制作するソニーミュージックグループのアニメ制作プロダクションA-1Picturesを訪問。アニメ制作の現場を見学すると共に、実際の作画も体験し、日本が世界に誇るハイクオリティのアニメがどうやって制作されるのかを学んだ。
伝統文化Day
ホスト校の関東国際高等学校で、日中両国の高校生が、自分たちの文化に関するプレゼンテーションを行った。中国人高校生が楽器や踊りを披露したほか、剣道や茶道の体験、浴衣の着付け、日本語学習など、多彩な交流活動が行われた。 別れのシーンではお互い連絡先を交換したり、涙ながらに抱き合ったりと、感動的なシーンが多数見られた。
文化理解Day
日本の家庭生活や、夏祭りの夜店などを、ホストファミリーと一緒に楽しむなど、観光旅行では味わえない貴重な経験と交流ができた様子。
環境Day
ソニー本社にて、山際康之准教授(東京造形大学)による環境レクチャーを受講。また、植物原料プラスチックで作られた "ウォークマン"を分解して、環境に配慮した設計について学ぶとともに、次世代・未来のエコ製品について皆でアイデアを出し合った。
午後は、ソニーの役員を含む関係者へ、中国の学生ならではの視点で、今回のプログラム全体を通じての発見や感想を発表した。
その後、夕方にはソニー会長 兼 CEOのハワード・ストリンガーや社長 兼 エレクトロニクスCEOの中鉢良治、ホストファミリーも交えての歓送会を実施。
滞在期間中に撮影されたビデオの上映や、学生による水墨画のパフォーマンスなどが行われ、会を盛り上げた。最後には、参加者一同が別れを惜しみ、お互いへの感謝の言葉と涙で会場が包まれた。
帰国後、各地で、学生が保護者や学校関係者および現地のメディアに向けて、日本で目にした先進的な技術や日常生活での環境配慮を発表し、また実際におにぎりを作るなど、日本文化を来場者に紹介した。